大みそか放送の「第65回NHK紅白歌合戦」(31日・後7時15分)のリハーサルが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。紅組出場の5人組アイドル「ももいろクローバーZ」の有安杏果(19)がインフルエンザを発症したため本番の出場をキャンセル。有安を除く4人で出演することになった。
ももクロのメンバーはこの日午前、「三度目の正直」と胸に書かれたTシャツで熱のこもったパフォーマンスを披露したが、3回目の出場でまさかの事態が起こった。
ステージには有安の名前カードを首からさげたスタッフが代役としてステージに立ち、5人編成でリハーサルを行ったが、午後になって有安の欠席を決定。本番は4人態勢で臨むことになった。
NHKと所属事務所は夕方に有安の出演取りやめを発表した。有安は29日のリハーサルには参加したが、同日夜に発熱したため、この日朝、病院で診察したところ、インフルエンザの陽性反応が出たという。自宅療養しているが、医師の判断により、紅白出場を取りやめ、治療に専念することになった。
「ももかぁ〜」の愛称でイメージカラーがグリーンの有安は、小さい体に似合わぬパワフルな歌声とダンスで存在感を発揮する「ちょっぴりおバカな、小さな巨人」(メンバー紹介のキャッチフレーズ)。13年1月にはのどの治療のため約1か月間、声を出せない状態になったことがあったが、それ以外は大きなアクシデントはなかった。
ももクロは本番では「My Dear Fellow with Mononofu JAPAN」を歌う。同曲を本拠地ヤンキースタジアムの登場曲に使用している米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手が応援に駆けつけ、ライブで録音したファン9万人のコーラスに乗せたパフォーマンスを披露することになってるが、制作サイドは「今の時点(午後6時半)で曲目、演出に変更の予定はない」としている。
◆欠場 リハーサルまで参加しながら本番を欠席したのは、第2回(52年)の松島詩子が交通事故で、第7回(56年)には雪村いづみの急性胃けいれんの例があるが、近年では異例。第63回(12年)はSKE48の出口陽がステージをこなした後、体調不良でAKB48の応援ステージを欠席している。
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