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理化学研究所は20日、STAP細胞論文で研究不正が確定した小保方晴子氏(31)に、研究費のうち論文投稿料の約60万円を返還請求すると発表した。請求に強制力はなく、小保方氏が応じるかは不明という。研究不正を理由とする返還請求は理研では初めて。
米ハーバード大と共同で出願していたSTAP細胞に関連する国際特許は、理研の持ち分を放棄する。理研はSTAP細胞の正体をES細胞の混入と判断しているが、故意の混入と立証できないとして、刑事告訴はしないと決めた。
野依良治理事長は「社会の信頼を取り戻すべく、できる限り努力を続ける」とのコメントを発表した。
東京都内で有信睦弘理事らが記者会見。小保方氏のほかの研究費について、実際に実験などをしており不正に使われたとはいえず、請求の対象を不正な論文の投稿料に限定したと説明した。
STAP問題では、検証実験や調査費用に3000万円近くかかっているが、規定などを理由に理研が負担する。
理研の外部有識者による「運営・改革モニタリング委員会」の委員長を務める野間口有・三菱電機相談役らも記者会見し、理研の改革の状況を検証した報告書を公表した。STAP問題に対する理研の調査について「社会の疑念に適切に対応できなかった」などと批判したが、理研が策定した改革案は適切に取り組まれていると評価した。
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社会
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自民党の三原じゅん子参院議員(50)は18日、戦時中の日本が用いた標語でもある「八紘一宇(はっこういちう)」という言葉を使い、16日の参院予算委で「日本が建国以来大切にしてきた価値観」と述べたことについて、自身のブログで真意を説明した。
三原氏は「侵略を正当化したいなどとも思っていません」と記述。「八紘一宇」は戦時中ではなく、神武天皇即位の際の詔を起源とする言葉であるとし「日本書紀に書かれているような『みんなで仲良くし、ともに発展していく』和の精神」と説明。
批判の声も出ているが、「私の質疑が一つのきっかけになって、忘れられようとしている日本の『建国の理念』と『天皇陛下の祈り』について広く知っていただくとともに、皆様に考えていただける機会になってほしいと思っております」とした。
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米IT大手「マイクロソフト」共同創業者で世界的な富豪として知られるポール・アレン氏(62)が3日、太平洋戦争で撃沈された戦艦「武蔵」の船体を、フィリピン中部シブヤン海の海底で発見したと自身のツイッターで発表した。武蔵の船体は戦後70年間、一度も確認されておらず、専門機関は「本当に武蔵ならば世紀の大発見」としている。
アレン氏はツイッターに「1944年に撃沈された戦艦武蔵を、私の『オクトパス』でシブヤン海の水深1000メートルで発見した」とつぶやいた。「オクトパス」とは、潜水艇を搭載した同氏所有の巨大ヨット。アレン氏は発見の証拠として、2枚の写真を掲載した。
船首とみられる画像を「菊の紋章と巨大なイカリ」と説明。サンゴが付着したように見えるバルブの画像には「開」「主弁取手」との漢字が確認できる。同氏は船尾にあった艦載機射出機や主砲の砲塔が設置されていた部分の映像も今後公開すると明らかにしている。
旧海軍OBらで構成し、調査研究などを行っている公益財団法人「水交会」によると、武蔵の船体は戦後70年にわたって一度も確認されておらず、同事務局は「本当に武蔵ならば、世紀の大発見」とし「生存された方が写真を確認すれば、本物かどうか判断できるかもしれません」と話している。
世界最大級の戦艦として40年に進水した武蔵は44年10月24日、連合国軍のレイテ島上陸部隊への出撃途中、米軍機の攻撃を受けて沈没。約2400人の乗組員のうち約1000人が死亡した。
武蔵と同じ「大和型戦艦」には「大和」「信濃」がある。45年4月に沈没した大和は85年8月、日本の調査団によって東シナ海の海底で真っ二つの状態で発見された。大和であることが断定される決め手となったのは、船首部分の菊の紋章だった。戦艦から空母に設計を変更した「信濃」は44年11月、未完成の状態で回航していた和歌山県沖で撃沈されている。
アレン氏は、75年にビル・ゲイツ氏(59)とともにマイクロソフトを創業。米誌フォーブスが2日に発表したばかりの世界長者番付では、資産175億ドル(約2兆1000億円)で51位にランクインした億万長者だ。
過去には宇宙開発会社を設立したり、ET(地球外生命体)探しの電波望遠鏡のために専門機関へ数十億円の寄付をするなど、未知なるものへ高い関心を持っていることでも知られる。 |
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創業者で前社長の大塚勝久会長(71)と、その長女で現社長の久美子氏(47)の父娘による主導権争いの対立が起きている大塚家具で、久美子社長が26日、都内で会見した。勝久会長が前日に緊急会見を行い、久美子社長に株式返還を求める訴えを起こしたことを明らかにしたことに対し、「事実誤認」と一蹴し、反論。今後も自らが中心となって会社を率いていくことを主張した。
実の父である勝久会長に「社長に任命したのが失敗だった」とまで言われた久美子社長が、会見で反論した。
この日の会見は、あくまでも社の「中期経営計画に関する戦略説明会」とされていたが、集まった取材陣の注目は、当然のごとく勝久会長との“お家騒動”。久美子社長も十分承知していたようで、冒頭に「大株主の勝久氏の会見について触れさせて下さい」と、自ら切り出した。
勝久会長は25日の会見で、久美子社長が資産管理団体を違法な手段で支配したとして、株式返還を求める訴えを東京地裁に起こしたことを明かした。それに関しては「(会長の)事実認識に、そもそも誤りがある。この件を上場会社のコンプライアンス問題として巻き込んだことに、驚きを禁じ得ません」と公表したことに疑問を呈した。
ただ、「何が認識の違いなのか」について詳細な言及はなかった。久美子社長の手に渡った株式は全体の約10%とされており、3月27日に開かれる株主総会に向けた勝久会長と久美子社長との“委任状争奪戦”に、大きな影響を及ぼす。それだけに、言葉足らずの態度には、「きちんと話すべきでは」との声が飛んだ。
勝久会長が「久美子社長の在任中に業績が悪化した」とした点については「勝久氏が社長だった(14年7月〜15年1月の)約半年の間に2度、業績の下方修正をしている」と指摘。むしろ勝久会長の方に経営者失格とのレッテルを貼った。さらに、勝久会長の前日の会見に幹部社員が列席するという“パフォーマンス”にも、「(会長の)演出に社員を巻き込んで申し訳ない」と頭を下げた。
この日は、久美子社長の47歳の誕生日。本来ならば公にしたくない身内の争いについて突っ込まれるという、散々なバースデーになった、かと思いきや「たくさんの方に経営戦略を聞いていただけて、うれしく思います。思わぬ誕生日プレゼントをもらった気分です」。父を向こうに回し一歩も引かない久美子社長は、小柄な体ながら、肝っ玉の大きさを見せていた。
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京都五花街のひとつ、宮川町の歌舞練場(京都市東山区)で20日、春公演「京おどり」の衣装合わせがあり、芸妓(げいこ)や舞妓(まいこ)がパンフレット用の写真撮影に臨み、華やかな春の衣装を披露した。
今年の演目は「花街咲芝居錦絵(さとにさくしばいのにしきえ)」全9場。歌舞伎の創始者とされる出雲の阿国を中心に、京都で歌舞伎が広まっていく様子を踊りで表現する。
芸舞妓らはこの日午前10時すぎ、春の桜や若葉を思わせる柔らかい色彩の衣装をまとい、舞台に登場。細かなしぐさや衣装の見栄えに気を配りながら、真剣なまなざしでカメラと向き合った。
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