女優・ 成海璃子(19)がNHK大河ドラマ「平清盛」(日曜・後8時)に主要キャスト31人中、31番目の“大トリ”として第19回放送分(5月13日)から登場する。自身初の大河出演だが、純愛を貫き、後白河上皇( 松田翔太)に嫁ぐ平滋子(たいらのしげこ=のちの建春門院)役。成海のイメージとは180度違う「大酒飲みの美女」という役柄で、視聴率低迷にあえぐドラマの起爆剤を目指す。
現在、19歳。未成年の成海が“大酒飲みのシンデレラ”平滋子役で大河ドラマデビューを飾る。
滋子は清盛( 松山ケンイチ)の妻・時子(深田恭子)の妹。幼い頃から絶世の美女として知られ、純粋な愛情で惹(ひ)かれ合った後白河上皇(松田翔太)に嫁ぎ、平家側と朝廷側との間に良好な関係をもたらす“お姫様”だ。後の高倉天皇を産み、その後、35歳で早逝する。平家の盛衰のカギを握る、重要な人物として知られている。
成海の時代劇出演は2010年のNHK「咲くやこの花」に次いで2度目。今回は初めて平安時代ものに挑むが、天然パーマのような髪形、物事に対してハッキリと言う異色の女性として描かれている。
酒豪役について「まったくイメージができない。でも、ノリのいい後白河上皇とお酒を付き合う女の人なので、ノリよくいきます」と、戸惑いを感じながらも意気込んでいる。撮影は2月から始まったが「その時代の人に見えなきゃ、と…。現代劇とは違うので、すごく緊張して撮影しています」と語った。
実は成海は1970年代のロック、ヒップホップなどの音楽好き。平安時代の流行歌である「今様(いまよう)」を披露するシーンもありそうだ。自宅ではギターを手に弾き語りを楽しんでいるだけに「(今様は)楽しみです。自分で音楽をやるのもいいな、って思っています」という。「物事をはっきり言う役は私に合っていると思う。楽しんでできれば…」と自然体で挑むつもりだ。
「平清盛」はリアリティーを追求した映像に、視聴者から「画面が暗い」など批判があり、今月22日放送回では清盛(松山ケンイチ)の父・平忠盛(中井貴一)が死去する重要な回にもかかわらず、視聴率11・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)にとどまるなど苦戦している。29日からは第2部がスタート。映像を明るくするなどテコ入れを図るが、成海の“酔いどれ姫”好演で視聴率をググッと押し上げたいところだ。
◆成海 璃子(なるみ・りこ)1992年8月18日、神奈川県生まれ。19歳。2000年、テレビ朝日系「トリック1」でドラマデビュー。07年の「神童」で映画初主演。その他に「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」「少女たちの羅針盤」「LOVE まさお君が行く!」(6月23日公開)などに出演。身長163センチ。血液型O。
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