高校野球
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◆第59回全国高校軟式野球選手権大会第6日 ▽準決勝 中京3―0崇徳=延長50回=(31日・明石トーカロ球場)
28日から続く中京(東海・岐阜)と崇徳(西中国・広島)の準決勝は31日、兵庫県・明石市の明石トーカロ球場で延長46回から再開され、50回の末に中京が3―0で崇徳を破った。
50回表無死二、三塁で中京の後藤敦也主将(3年)が右翼線に2点二塁打を放ち、小池翔也(3年)の投ゴロで加点した。
3日続けてサスペンデッドゲーム(一時停止試合)になった一戦は、中京の松井大河(3年)と崇徳の石岡樹輝弥(じゅきや、3年)の両先発が続投し、ともに50回を投げ切った。勝者はダブルヘッダーで三浦学苑(南関東・神奈川)との決勝に臨む。 |
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第96回全国高校野球選手権大会は、台風接近による悪天候のため、9日に予定されていた開会式とその後の3試合が中止となり、11日に順延となった。
この日は開会式の後、龍谷大平安(京都)―春日部共栄(埼玉)、坂出商(香川)―敦賀気比(福井)、日大鶴ケ丘(西東京)―富山商の1回戦3試合が予定されていた。
大会本部によると、開会式が中止となるのは1920年の第6回大会、60年の第42回大会以来3度目で、開幕日から2日連続で全試合中止となるのは初めて。
すべての日程が2日ずつずれ込み、11日以降、順調に試合が消化されれば、決勝は25日に実施される。 |
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◆第86回センバツ高校野球最終日 ▽決勝 履正社2─6龍谷大平安(2日・甲子園)
童心に帰っていた。原田監督は歓喜の教え子たちに拍手を送り、見つめていた。「もうファン心理でしたね。平安のファンとして、本当にうれしいです。よくやった。素晴らしい」。お立ち台では、興奮で声のトーンが上がっていた。
10歳の時、金網越しに練習を見にいくほど平安のユニホームに憧れた。好きすぎて友人と作った野球チームの名は「京都平安」。白地のユニホームで胸のところに「HEIAN」とマジックで書き込んだ。76年、同校に進学。甲子園出場はできなかったが、社会人を経て低迷期の93年に監督に就任。礼儀もなっていない選手が多かった。「お前は俺の後輩や」と話し合い、選手を指導した。決勝前夜には、がんを患った先輩から電話があった。「俺の生きている間に日本一になってくれ」と言われ、あふれ出る涙を強さに変えた。
三塁側のアルプス席前で初めて3度、宙に舞った。「胴上げは夢でした。体、重かったかな?」。選手より激しい筋トレをし、ユニホームの下の大胸筋は盛り上がっている。幼少時に見ていた平安の選手は胸を張り、いつも強そうだった。「本当に格好良かった」とその記憶が鍛えることを辞めさせない。誰よりも「HEIAN」を愛する男が頂点に立った。(
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