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ジュラシック・ワールド/炎の王国(2018年/アメリカ/J・Aバヨナ監督)
75点
※ネタバレ無し

個人的には傑作レベルとも言える前作「ジュラシック・ワールド」の続編です。
小四と小二の娘と観ましたが、怖がりつつもとても楽しめたようでした。

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ひ〜っ!
ジュラシックシリーズって結局はアクションホラーだよね

<ストーリー>
ジュラシック・ワールド事件から三年。イスラ・ヌブラル島が活火山化したことにより放置されていた教中流たちに危機が迫っていた。マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)の意見を参考に政府が恐竜救済を行わない決定をする一方、クレア(ブライス・ダラス・ハワード)率いる恐竜保護団体は、大富豪ロックウッド(ジェームズ・クロムウェル)とその腹心ミルズ(レイフ・スポール)の援助の下、恐竜救出に乗り出す。
かつての恋人オーウェン(クリス・プラット)と共にイスラ・ヌブラル島に降り立ち、オーウェンが育てブルーと呼ばれるヴェロキラプトルを見つけた一行だったが、ミルズ指揮下の傭兵たちにブルーは強奪される。彼らの真の狙いは恐竜の高額売買だったのだ・・・

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再び、恐怖のイスラ・ヌブラル島へ・・・よせばいいのに

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渋っていたオーウェンもブルー恋しさに参加

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結局こういう目に合うw

前作は従来「博士」だった主人公を「マッチョヒーロー」に変え、アイデア満載の出し惜しみの無いガチンコ恐竜アクション巨編でした。本作は主人公&ヒロインをそのままに地続きの続編。彼らが恐怖のイスラ・ヌブラル島へと再び赴き阿鼻叫喚となるのは当然として、その後の展開はかなりこちらの予想を裏切るものでした。趣向を変えてきたと言ってもいいかな。
う〜ん、もっと言えば予告編詐欺・・・みたいな?w

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ウフフ・・アハハ・・・のブルーちゃんとの愛しき日々

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お馴染みとなった「待て」のポーズ

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ついに愛しのブルーちゃんと再会・・・しかし、

活火山化したイスラ・ヌブラルから恐竜たちを助け出すという流れからすれば、後半は人間社会で恐竜が暴れる「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」的展開は概ね想像できたところです。しかし何といってもモノが恐竜ですから、大都市だの人間社会に近い自然だのそういった舞台を予想したいたんですよね。
実際、予告編ではライオンと向かい合って哭いているTレックスだの、サーファーに噛みつかんばかりに迫っているモササウルスだのが流れていて、そういう展開になるものと思い込んでいたんですね。
ところがところが。なんと後半は狭い(とっても貴族が住むような超立派な)お屋敷の中を恐竜が駆けまわるというシチュエーション。
まるでモンスターゴシックホラーのような味わいなんですよ。そう来るか〜と。

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今回の子供キャラはこのかわいい女の子メイジー(イザベラ・サーモン)
実は物語のキーマンです

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メイジーの寝室に忍び寄る恐竜・・・キャーッ!
ホラー映画の原点回帰です

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大屋敷の屋根の上で月に吼える!
ゴシックホラーのような絵面です

暗く寂しい寝室、一人ベッドで眠る子供、窓に映る不気味な影、思わず布団をかぶってドキドキドキドキ・・・
子供にとっては身近で興奮するシチュエーションなんでしょうね。事実、うちの子供たちもキャーっとばかりにもんどりうっては指の隙間からスクリーンを凝視していました。
しかし・・・あくまでも私的感想なのですが、それって「ジュラシックシリーズ」としてはどうなんでしょう。

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目の前で雄叫びを上げるTレックス!
逃げ場無し!

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私が一番好きな恐竜(厳密には海竜)モササウルスさん

もっと活躍してほしかったなあ


元々「ジュラシックシリーズ」の本質はアクションホラーだと私は思っています。「モンスター」を「恐竜」に置き換え、広大な草原、鬱蒼としたジャングル、あるいは文明社会の利器を蹴散らして巨大恐竜が襲い掛かってくることで凡百のアクションホラーとは異なる一級品の大作映画になっていたんですよ。
ところが本作後半では逆に「恐竜」が「モンスター」に戻り、舞台もゴシックホラー的お屋敷へと先祖返りしていました。
おそらく趣向を変えた「狙い」だったのでしょうけれど、やっぱり私は「ジュラシックシリーズ」を観ている以上、「恐竜」だからこその巨大で圧倒的な暴力の嵐を観たかったというのが本音ですね。

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前作よりかわいらしさを増したクレア

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しかも前作より勇ましい!

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でもこのカップルは非常時しか上手くいかないんだろうなあw

またアクションホラー要素以外の点で本作はまとまりを欠いているかなと思われる点もあります。
本作は三部作の二部に当たることから、最終作への橋渡し的作品でもあるんですね。おそらくは次作こそ恐竜たちが人間社会に入り込んでしまうパニックを描くことになるのでしょう。その意味で本作では恐竜と人間の関係性、遺伝子操作という核に匹敵する手に余る技術を得た人間の行く末に触れていますが・・・う〜ん、なんだか
ンときませんね。
一人の少女の存在と、マルコム博士の発言からそれを表現していますが、旧シリーズでは数学者の立場から理知的な発言をしていたマルコム博士が、まるで運命論者か預言者のように人間社会の破滅を語るのにはちょい違和感を覚えました。

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屋敷の中で恐竜を競売
もう破たんが目に見えてますw

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檻の中でも虎視眈々・・・もとい、
インドラプトル視眈々(語呂悪すぎw)

以上のようなマイナス点もありますが、それでも本作は一級品の娯楽大作であることに間違いはありません。やはり暴君竜たちの暴れっぷりにはゾクゾクしますよ。
主役のクリス・プラットは一作目と全く変わらない様子で手慣れてオーウェンを演じていましたし、ブライス・ダラス・ハワードは前作より少しだけかわいらしくなって好感度が上がりました。
私的には何よりジェフ・ゴールドブラムの復活がうれしいですね。加えて吹替えを大塚芳忠さんが演じてくれていたのがさらにうれしいところ。

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あわわわわ・・・

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あわわわわ・・・

役者さんではありませんが、もうすっかりブルーが本シリーズのアイドル的存在になった感がありますね。
オーウェン以外には相変わらず凶悪そのものの危険生物なんだけど、赤ちゃん時代は愛玩動物のようだし、オーウェンのピンチには一目散に駆けつけて巨大な恐竜に敢然と立ち向かったりして・・・・う〜ん、萌えw
爆発から脱兎のごとくスタスタ逃げる姿もなんだか妙にコミカルでかわいらしいんですよね。
次作の展開がどうあれ、ブルーちゃん(ついにちゃん付けw)にはまた活躍してもらいたいですね。絶対に死なせちゃダメ。子供たちも悲しむからね。

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ブルーちゃんの笑顔
ニッw

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