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ある会合で知り合ったココロエ一級建築士事務所の片岡さんが尾道を案内して下さった。 片岡さんが理事として活動しているNPO法人尾道空き家再生プロジェクトで再生を検討している物件を見て欲しいというので、食いしん坊の私は尾道ラーメンを奢ってもらいことを条件にいそいそ出かけた。 片岡さんは小柄で可憐でとても真面目な女性だ。「これまで色々な人にお会いしたが、こんなに伝統構法に熱心な人は会ったことがない」と真顔で言う。 ん?って事は私は変わり者ってことか? そうかもしれん…ま、いいか。 再生したいと思っている物件は、見事な「既存不適格」だ。 長年の雨漏りのお陰で内部にまで損傷がある。建物が不整形な上に、建っているのが崖の上だ。 構造補強にはかなりの労力、それも専門的な技術を必要とする。 ということは、とりもなおさずかなりの費用を要するということだ。 しかし、魅力的な建物だ。 私としても、何とか再生して貰いたい。 そのための手助けになるなら、お手伝いしたいと思う。 それにしても「既存不適格」といういかにも法律用語らしい不名誉な名称は気に入らない。 建った後で勝手に法律を替えて「アンタはダメ」というのは理不尽だ。 確かにこの物件は床が抜けたり壁が壊れているのでこのまま使う事はできない。 構造的にも劣化が進んでいてかなり心配だ。 でも、ちゃんと修復をしてやれば尾道の町と瀬戸内海が見下ろせる素敵な建物になるだろう。 そうだ!玉島の長屋改修をしているKちゃんや、吹屋の空き家を買い取って自分で改造して町を元気にしようとしている大工のYクンや、岡山の学生達に尾道の人達を紹介しよう! きっと小さな面が繋がって、大きな面を生むだろう。 若い力に期待!
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どうなるのか、楽しみです。
2011/4/20(水) 午前 11:23 [ あきらパパ ]
期待してます。それにしても、「既存不適格」とは、心無い法律ですね。「後期高齢者」に似たものを感じます。
BSで「東京物語」を見ました。素晴らしい街、尾道にふさわしい再生プロジェクトに期待します。
2011/4/20(水) 午後 7:10
あきらパパ、楽しみにしてね〜
GW明けに実測調査のお手伝いに行きます。
また、報告させてもらいます。
2011/4/20(水) 午後 11:30
Blackさん、名称が気にくわないでしょ?
今回の震災で震度7強を観測した陸前高田に住む知人が住んでいる古い民家は驚くほど揺れたそうです。それでも地震がおさまると元の形に戻り、土壁に1か所ヒビが入ったくらいで、毎日続く余震でも揺れるだけで新たな損傷は今のところ見当たらないと言っていました。彼は「ウチは既存不適格住宅と判断されるが、そうは呼ばせない」と憤っていました。
2011/4/20(水) 午後 11:36