倉敷長屋日記

福田の家、荒壁つきました

長屋改修

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]

この指、と〜まれ!

イメージ 1

長屋の前の洋装店のお姉さんの呼び止められた。

「ちょっと、聞きたいんだけど…お食事処か居酒屋に間違って入って来た人って居る?」

お姉さんが言うには、お昼時に長屋を覗き込んでいるサラリーマン風の男性を何度か見かけたそうだ。
この看板と暖簾が飲食店を思わせるらしい。

確かに…外が暗くなってきたので暖簾を下ろそうと玄関へ降りた時、外で
「え〜、設計事務所って書いてあるよ〜、事務所じゃん」
という若い女の子達のはしゃぐ声が聞こえた事がある。
ここで出て行くのは気まずいなぁ〜と、声が遠ざかるまで玄関に座って待った(トホホ)

ほぼ隔日の割合で、どこかしこの営業さんが来所する。

「兼業でカフェされたらどーですかぁ〜」
「じゃぁ、メニューと金額を書いておくわ。本業より忙しくなったりして(ウッシッシ)」
「大通りから一本路地を入っているから、穴場っぽくっていいですよ〜」
「営業さんの時間つぶしには"もってこい"な訳ね〜 皆さんからガッポリ頂きますか(ガッハッハ)」

などと"取らぬタヌキのなんとやら"に浮かれて、戯言で遊ぶ(←岡山弁で「おもしろぅ言う」と表現する)

先週、洋装店のお姉さんが「中見せて」と言うので、ご案内した。
お姉さんは中に入るなり、

「ねぇ、ここでライブしない?」
「いいよ〜 収容人数は少ないけど、土壁だから音響効果はいいし」
「じゃぁ、決まり!夫に話しするわ」

洋装店のお姉さんの夫君は、本業は電気工事屋さんだが、夜はジャズマンに変身する。
先日も倉敷Aでインド音楽のライブをやって、私も聴きに行ったところだ。

土壁や木のいいところは、音を程よく吸音してくれるところだ。
コンクリート壁は反音するが、土壁や木は吸音材となり、音が柔らかくなる。

明日は、引越しの時に荷物を運んで下さったHEPの皆さんと"トーフ・パーティー"をする予定だ。
さっき、HEPのM氏が"絶品豆腐"を持って来て下さった。
ついでに、長屋の近くに住む友女達のTさん(引越しの時も駆けつけてくれた)、同級生の警察官や大学学長(お二人共、私は面識はない)も連れて来るという(大歓迎!)

こうして、1515はカフェにライブハウスに宴会場と「みんなの何でもスペース」として本領を発揮し始めた。

うひょ〜、おもしろくなってきたぞ!

《追記》

オカラそのものも頂いたのだが…

Bajane(以下B)「これって、オカラの材料?」
M「そーじゃ、オカラじゃ」
B「私に作れと?」
M「それくらい作れるじゃろ!」
B「作った事ない…」
M「お隣のおばさんに作り方を教われ!」

ってー事で、お隣のおばちゃんちへおすそ分けのお豆腐とオカラとお揚げを提げて行った。
おばちゃんに「作り方教えてくれん?明日宴会すんのよ…」と言うと
おばちゃんは「アンタんちのも一緒に作ったるから、持っといで」(待っとりました!そのお言葉)

あー良かった。
めでたし、めでたし。

開く コメント(32)

1515

イメージ 1

やっと長屋が1階部分だけ使用可能になったので、今日は『1515』と勝手に名付けた部屋で打ち合わせをした。(1階はワンルームなんだけどなぁ)
1515』は長屋の番地が15-15なので、その語呂が気に入って“じゅうご・じゅうご”と命名した。

今朝TVであの安藤忠雄が設計した東京ミッドタウンのデザインリサーチセンター(何をする場所だか、田舎モンの私にはさっぱりワカランぞぉ〜)で安藤忠雄+三宅一生+深澤直人の対談を放映していた。
そのセンターの名前が『21_21』(“トゥワン・トゥワン”)だそうだ。

まるで私がパクったみたいじゃん!ヤな感じ

でもまぁ…良く考えると(考えるまでもないか…)あの世界の安藤忠雄が設計した大プロジェクトと、“貰い物・拾い物・安物”でケチケチ根性満載の長屋を同列に考えるのは、身の程知らずでおこがましいと言うモンだ。
ハハハ…

ちなみに、この3mのテーブルは大工さんが刻みに失敗した梁を雇い実でくっつけたもの(¥0
ベンチは散髪屋の改造をした時に廃棄処分になる運命だったのを、頂いて張り直したもの(¥0
テーブルの脚はホームセンターで購入した下水枡(確か1個¥1,000くらいだったと思う)

ホームレスのダンボールハウスのインテリアの方が余程お金が掛かった作りになっているかもしれない。

そういえば、深澤直人さんがデザインしたauのinfo.barを倉敷で一等早く予約したお調子者はこの私だ。
発売日当日に入手した後は、例によって会う人会う人に見せびらかしたので、きっと相当顰蹙を買ったに違いない。(最も、そんな事にメゲる私ではない!)

そうそう、その東京ミッドタウンのサイトで梯剛之のクラッシックチャリティーコンサート記事を見つけた。

2年前の昨日、私が所属している団体の設立50周年記念事業として梯剛之さんのピアノコンサートを開催した。
梯剛之さんの演奏はCDでは聴いた事があったが生で聴くのは初めてで、とても盲目とは思えない、とても美しく清らかな演奏だった。
普段ジャズ一辺倒の私はMICHEL PETRUCCIANIの“澄んだ陽”のようなピアノが大好きだが、梯剛之さんの演奏は“激しい静”と言うべき音色だった。ファンになってしまった私は、会場で早速新しいCDをお買い上げした。

指揮者の小泉和裕さんによると「梯さんがとても乗っていたので、近年で最高の演奏」だったそうだ。
本当に力強く美しい音色で、暗譜とは思えない完璧なフル演奏だった。

そして、私はそのコンサートの実行委員をしていたご蔭で、小泉和裕さんへの花束贈呈(ブッ!)を務めさせていただいた。その事は今も私の誇り(ただの自慢?)である。
その上、役得を利用しミーハー根性丸出しで、お買い上げしたCDに厚かましくも梯さんの直筆サインを頂いたのはいうまでもない。(お宝CDなのだ)




写真は麦の穂

私は色とりどりの花が苦手で、花屋へ行っても枝モノや穂モノを買う事が多い。
白い花だけは好きなので、カサブランカやカラーは時々買うが、可憐な花は苦手だ。

だからと言う訳ではないが、内装に花柄を使う事もない。
どうも、甘いものは食べ物しか受け付けない。(ケーキや饅頭はバカほど食べる)
甘ぁ〜い顔した男の人も苦手で、結果、友達は“おっさん臭い”ヤツばっかだ…

そんな私でさえ、この春はオーガンジーやシフォンといった“甘ぁ〜い”服が欲しいと思っている。
友達が歌舞伎町で遭遇した「セーラー服着たお下げのおっさん」みたいに見えなきゃええけど…

開く コメント(26)

開く トラックバック(2)

アトリエ

イメージ 1

イメージ 2

美山から帰ってきてからブログの更新もそこそこに、長屋の改修工事を文字通り必死こいてやった。

二重家賃に財布がヒイヒイと悲鳴を上げ、泣く泣く前の事務所を先週大家さんにお返ししたので、私の居場所は長屋だけしかなくなったからだ。いわば“お尻に火が付いた”って訳で、本当に熱かった(泣)

日頃現場で口しか動かさないのに、身の程知らずに工具を持った結末はといえば…
手は塗料のタトウが入り、鋸使えば木の替わりに指を切り、定番の黒無地のタートルネックもペインティングでカラフルになり、出ていた釘でダウンジャケットを破き羽毛がフワフワ気持ち良さそうに泳ぐという悲惨な有様だった。

が、今日は“お隣のYちゃん&Kちゃん”が助っ人に来てくれたお陰で一気に完成が見えてきたので、チビチビと更新する予定だ。

一番最初に出来上がったのがアトリエ(仕事部屋というには余りにも狭い)
一軒借家を借りているくせに、結局この3帖だけが私の仕事部屋と呼べるスペースだ。
何だか割が合わない気がする…ま、自分で決めたのだから文句は言えまい。

この3帖は以前は台所だったが、道に面している事、玄関に隣接している事、南面で一番明るい事から、昼夜を問わず最も永い時間使うアトリエに改造した。


壁はピンナップできる必要があるので、当初前の事務所で使っていた杉板を張る予定だったが、壁の状態が悪い(ガタガタ+ボロボロで壁から外の光が容赦なく入ってくる)のでコンパネ下地紙クロス張りにした。
この壁紙は紙をよって編んでいる。滅多にクロスを使わない私が気に入った数少ない壁紙だ。


デスクは打ち合わせテーブルとして使っていた栓の厚み60个琉賈臠弔鬟ットして、首と腕の部分をカットしたゴミ袋を被って根性でサンダーを掛け、塗装を施した。このゴミ袋マントを大工さんに自慢したら「あのぅ…顔が凄い事になっているんですけど…」とマヌケ加減を指摘された。負けず嫌いの私は「アホ!頭から被ったら死ぬじゃん!」と苦しい言い訳をしたが、鏡を見る勇気はなかった。きっと凄い事になっていたんだろう。(見なくて良かった!)


椅子は貰いモンと拾いモンで構成されたこの事務所の中で、PCの次に高価なHermanMillerのAeron Chairsだ。この椅子は独立した時に清水買いしてずーっと愛用している。事務所に居る時はほとんど椅子に座っているので何と言っても疲れないのがいい。あまりに座り心地が良くて時々居眠りするくらいだ。(いつでも、どこでも眠れるのは私の特技だ!)

あーやっと環境が整った。溜りに溜まった仕事を猛ダッシュでやんなくちゃ…

開く コメント(13)

おてんこもりっ!

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

午前中は前の事務所の草刈をする予定だったが、大工のOさん(まだ30歳チョイだと思うが棟梁も務められる期待の大工さん)と打ち合わせのため長屋へ行った。

そのうち、友達のKちゃん(設備会社勤務)にお願いしていた空調設備屋さんが来て、仕事部屋のAC取付と既存のAC移設をしてくれた。
自分の部屋にACはないが、仕事部屋は一日中PCを使うのでこの文明の利器は不可欠だ。

いつまでたってもACを付けない私に向って母が「今時、生活保護を受けている人でもACくらい持っているわよ!熱中症で死んだ人だって居るのよ!貧乏臭くてみっともないから付けたらどうなの?」と言うが、世間様の為に付ける気はない。

確かに熱帯地域と化した日本の夏は寝苦しいが、死ぬほどでもない。現に私は元気で生きている。冬も寒いが凍死する事もない。毛布三枚重ねの業でそこそこ温かく、スヤスヤと眠れる。おかげで私は友達から「地球が滅亡しそうなくらい異常気象になっても、きっと生きながらえる」野生児と呼ばれている。ガハハ

そして、お昼からはNルーフの職人さんが例の鐘馗様を玄関上に設置してくれた。
これで私の厄払いは万全だ。これからはきっと「いい事」が津波のように押し掛けるに違いない!
おまけに綾部の鯱を頂けるらしい。もうこうなったら怖いものなぞ、ありゃしない。
槍でも鉄砲でも持って来いっつーんだ!

材料と格子を持って来てくれる事になっていたY木材の配達が遅いとOさんと喋っていたら、グッタイミンでトラックが到着。やっぱ、悪口言ってなきゃダメねぇ(笑)

この格子はY所長が秘蔵してると自慢していたのを聞いて、私が勝手に「事務所移転祝」として略奪した。格子だって暗〜い倉庫で眠っているより、私の事務所のファサード(っつー代物か!)で晴れ舞台を踏む方がいいに決まっている。

しまった!そうこうしているうちに肝心の草取りをする時間がなくなった。
あわてて前の事務所へ行って、強風の中草取りをしたが…当然片付かない。
明日も草取り?トホホのホ…

写真は「白蟻に喰われた部分を根継ぎした隅柱」「玄関上の鐘馗様」「看板用板」←手持ちの板(私は工務店の倉庫で欲しい物を見つけると、しつこくねだってgetする名人なのだ。現場のゴミコンテナを漁るのも趣味にしている)「ACが設置された仕事部屋」

開く コメント(18)

白蟻に無残に喰われた柱の補強工事が始まった。

補強工事は大家さんが大工さんに頼んでくれたので、私の出番は全然ない。(当たり前かぁ)
長屋に居ても邪魔なので、前の事務所の最後の仕事『草取り』をすることにした。

草取りは私の苦手な作業だ。苦手ゆえ、前の事務所を借りる時には大家さんに「草取りはほとんどできないかもしれません」と事前にお断りをしてあった。
優しい大家さんが「うちでするからいいですよ」と言って下さったのをいい事に、本当に一度もしなかった。(変に素直)最後くらいは自分で綺麗にしてお返しせねば、女が廃るっつーモンだ。(今まで放ったからしのくせに、よー言うわ)

なにはともあれ、道具がなければ始まらない。
という事で、草取り用の鎌を前から気になっていた金物屋さんに買いに行った。


自転車でチョロチョロしている時に発見(前からあったはず)したのだ。
特に妻の看板がふるっている。


店の前で主人と思しき人に、身振り手振りで草刈の格好を見せて「あのぅ、こうやるモンが欲しいのですが…」と訴えると
「草刈か?耕すのか?」と聞かれ「草刈です!」と言ったら、目の前にあったサンプル(と思った)の鎌を差し出された。「これじゃなきゃ、草は刈れん」


ほぉ〜、これが『草刈鎌』らしい。

それにしても、このお店、ちょっとそそられる佇まい。
店の中には“上がり”があって、客と思われるお爺ちゃんが寛いでいた。
「この鎌はよぉ切れるで」と話しかけてくれる。私も寛いで行きたい誘惑に駆られたが、ぼうぼう草が待っている。

我ながら手際の悪い草刈作業で…体中が痛いのなんの(泣)
おまけに全部は(敷地200坪!)できなかった。
と、いう事で必然的に、明日の午前中も草刈作業に決定…

さっき長屋へ来て、菓子折り片手にご近所へ挨拶周りを済ませた。
補強柱に塗布された防蟻剤のおかげで頭が痛い。
体も頭もボロボロです。

開く コメント(12)

開く トラックバック(1)

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事