倉敷長屋日記

福田の家、荒壁つきました

倉敷風情

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ガンバレ、伊東香織!

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き、き、来た〜っ!

あー、ビックリした…

昨日、市長選に立候補している伊東香織氏に「倉敷市を木造特区に」とメールを出したところ、(詳しくは昨日の拙blog)ご本人からお返事を頂いたのだ。

昨日は一週間の倉敷市長選挙戦の初日だった。
朝の出陣式に始まり、夜まで市内各所を精力的に廻ったのだと思う。
事務所に帰ってメールに目を通し、お返事を下さったのだと思うと、その真摯な姿勢に頭が下がる。

確かに…ご本人だという保証はない。
事務局の方が対処下さったのかもしれないが、ダラダラと書いた私の文章の要点を確実に把握しなければ書けない簡潔なお返事だったので、意図は確実に伝わったと思う。

伊東香織氏に是非とも倉敷市長になっていただきたい。

正直、これまでは市長選挙に全く興味はなかった。
過去の県や市との空しいバトルで、伝統構法の扱いを県や市に期待しても無駄だと諦めていた。
意識は一気に国土交通省や中央へ向いてしまっていたのだ。

単純だと笑われるかもしれないが、一人戦で空回りしていた私には、このメールで光が見えてきた気がする。
伝統的建造物保存地区を有し、それがアイデンティティーとして存在する倉敷市で伝統構法を建てられないのはオカシイという素朴な疑問に、伊東氏はいくらかの興味を示して下さったのだ。

文中「木の建造物のことについて教えていただけますように」とあった。

喜んではせ参じます!
倉敷から日本の木造建築の復権を目指そうではありませんか!

周りは迷惑かもしれないが(笑)今日から会う人毎に、伊東香織氏の応援をお願いするつもりだ。
「選挙前の候補者なんて、そんなモンだよ」と笑われるかもしれないが、私の動物的な勘が「伊東香織氏は信頼するに足る指導者だ」と確信している。

ガンバレ、伊東香織!

倉敷市長選本日告示

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久しぶりにくらしき三斎市のお手伝いに駆けつけた。
ここしばらく日曜も午前中から打ち合わせが入っていたので、お手伝いができなかったのだ。

どうやら、倉敷に風が吹いて来たようだ。

話題の中心は作日の拙blogにも書いたが倉敷市長戦だ。
サポーターブースで作業をしながら、J設計事務所のTさんと話をしていたら、伊東氏の出陣式に出席すると言う。
だいたい設計事務所の所長が選挙の応援をするというと、公共工事目当ての場合が多い。だから現職かそうでない場合は「勝てる」候補者しか応援しない。もし現職が当選したら、在職中「謀反者」として公共工事から干される可能性があるからだ。

その点、私のように公共工事無関係者はお気楽でいい。
自分の判断だけで応援・投票できる。

そうこうしていたら、伊東香織氏ご本人が三斎市に現れた。

黄色い塊(黄色がシンボルカラーらしい)がドドーっと押し寄せると、女性達(伊東氏のお母さん世代と思われる)の「香織さぁ〜ん!」「頑張って〜!」という、これまた一際黄色い声があがった。
驚いてその方向を見ると、伊東氏ご本人が三斎市出店者や参加者と握手をしている。

大柄な方なのでよく目立つ。
写真で見るより若く、とても力強い。もちろん賢そうだ。
オーラというのか…纏っている空気が既に風格があり、ファンが多いのも頷ける。
これは期待せずには居られない。

ミーハー根性満載の私だが、カッコイイだけで投票するのはいかがなモンかと、長屋へ帰ってマニュフェストをチェックした。

そこには建設業者が喜びそうな胡散臭い謳い文句はなかった。
防災関係では土木業者が喜ぶかもしれないが、利権の臭いは感じない。
どちらかというと生活密着の地味なマニュフェストだが、「妊婦検診無料化」「小6までの学童保育」「小学2年生の30人学級導入」「ゴミ排出量15%削減、リサイクル率50%」とか具体的でわかりやすい。

もっと詳しく読もうと10の約束を見たところ、「倉敷の伝統ある文化・芸術、まちなみ・景観の美しさは世界的レベルの大きな魅力です」とある。

単細胞な私の頭の中に電灯が灯った。

そうだ!一度、県の課長に提案してケンモホロロだった「木造特区」をお願いしてみよう!
日頃は頭と口が直結しているのだが、頭と指を直結させて伊東氏に「木造特区」のお願いメールを書いた。

読んで下さるか、まして気に留めて下さるかはわからない。
けど、何もしないで文句だけ言っているよりマシだ。

さっき、Mちゃんから実大実験の件で電話があった。
「“倉敷市長選挙”でGoogle検索したら“倉敷長屋日記”が中国新聞より上だったんでビックリした」そうだ。

え〜っ…何より本人が驚くわ!
お調子モンの私は、ますます調子に乗ってしまうではないか!
今日のタイトルも「倉敷市長選本日告示」にしよ(笑)

*写真は伊東香織氏のマニュフェスト(公式HPから転載)

倉敷市長選明日告示

昨日はJ子ちゃんとYちゃんの合同誕生祝いを長屋で行った。
なんてことはない、特別な催しではなく、ただ食べて+飲んで+しゃべる、いつもながらの集まりに大義名分を付けただけだけど(笑)

Jちゃんお手製の生春巻がとても美味しくて、なんだかんだとしゃべりながら6時間も愉快な時間を過ごした。

話題は芸能ネタから政治経済まで、これといったテーマもなく巾広〜く、収拾がつかないくらい止め処なく膨らんだが、4/20告示4/27投票の倉敷市長選の話題が出た。
と、偉そうに書いているが、J子ちゃんに言われるまで市長選の事は知らなかった事をここに白状する(恥)
J子ちゃんと同い年の女性が立候補するというので興味も沸いたし、知らないでは余りに恥ずかしいので早速調べてみた。

倉敷市長選 20日告示

 任期満了に伴う倉敷市長選は20日に告示され、27日の投票日に向けて1週間の選挙戦が始まる。「平成の大合併」後、初の市長選で、中国地方3番目の47万都市となった市のまちづくりの方向性などめぐり、舌戦が繰り広げられる。

 立候補を予定しているのは、現職で再選を目指す古市健三氏(60)=同市児島稗田町、ともに新人で同市元収入役の伊東香織氏(41)=同市稲荷町、前市議会議長の秋山正氏(53)=同市西阿知町=の3人で、いずれも無所属。

 古市氏は行財政改革に取り組んだ1期4年の実績を強調し「改革を止めていいのか」と主張。総務省官僚を辞して臨む伊東氏は市の潜在能力を発揮し「くらしき力で市政刷新」をアピール。秋山氏は現市政に批判的なスタンスを貫き、「市民の生活や暮らしを守る」と訴えている。

山陽新聞「2008 倉敷市長選」特集(2008年4月19日掲載)

特徴的なのは、立候補予定者全員が無所属であることだ。
中でも伊東香織氏は女性でかつ41歳と市長候補にしてはかなり若い。
おまけにもの凄い学歴・職歴の持ち主だ。
東京大学法学部卒業・ハーバード大学法律大学院 修士課程修了という学歴を持ち、元総務省官僚(昨年11月退官)であり、平成15年には総務省からの出向で倉敷市総務局長を、平成16年には収入役を務めている。

しかし「伊東香織」の名前を地元にとどろかせたのは、その学歴や職歴の華々しさではなく、平成16年に倉敷市を襲った大規模台風災害で、PKO事務局勤務時代の経験を活かし、被災地域への自衛隊災害派遣の実現など災害対策だったそうだ。
岡山は元々天災が少ない地域だ。それは暮らしやすさに繋がるが、ひとたび大規模な災害に襲われると慣れていない分だけ戸惑いも大きい。
あの「水が下から吹き上げる」「未だかつて覚えがない」と言われた大規模台風災害の時、迅速・的確な対応で地元住民の信頼をガッと得たらしい。
そのおかげで、今も被災者は伊東氏に心から感謝をしているそうだ。今回の市長選も、特に被害が甚大だった玉島地区は、伊東市長実現に盛り上がっているという話だ。
たまたま午前中に玉島の建設会社の監督と打ち合わせがあったので聞いてみたところ、概ねそういう事だった。

最近の選挙にしては珍しく、やたら楽しみになってきたゾ!

キャリア官僚として実務を積んだ若い女性が、47万地方都市の市長なんてカッコイイではないか。
無所属というのがまたいい。
だが、伊東氏の一番の魅力は、想定外の災害時に迅速かつ的確に対処した実行力だと思う。
素晴らしい政策も「絵に描いた餅」では役に立たない。
チボリ問題や商店街の空洞化を含む様々な課題を抱える今の倉敷に必要なのは、迅速で的確な実行力だ。

伊東氏が市長になったあかつきには、私は他県の方と話をする時には、自分の事のように自慢しまくるだろう。
なんといっても、例の参院選ではワイドショーで一躍有名になってしまったあのH氏のおかげで恥ずかしい思いをした後だけに(「あのH氏の岡山ですよね〜」と何度も言われたのだ)その期待は嫌でも膨らむ。

明日から一週間、選挙戦が始まる。
日頃は選挙戦というと「ウルサイなぁ…」としか思えないのだが、今回はワクワクしている。
一週間後が楽しみだ。

ところで、私の所に投票券が届いた覚えがない(だから、知らなかったのだ=空しいいい訳)
DMか何かに混じってしまったのだと思うが、いくらなんでも…市民失格なんて事はないよね?

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美山の炭焼きさんご夫妻へのお土産にする倉敷ガラスのビアカップを買いに、センター街へ行った。
このお店の佇まいは前から気になっていたので、紬が似合う上品な女性の店主に「いいお宅ですね。」と声を掛けたところ「この家は大原(孫三郎)さんのお宅だった建物で、大原美術館が建てられる時に、今の美術館から移築してきたのですよ。」と教えて下さった。

大原家?あの大原家の建物だったのか!
どうりで立派なはずだ。

「ですから軒先の瓦には大原家の家紋が彫ってあります。3棟横並びに移築されたのですが、他の2棟は上から張物をしているので、そうとはわかりませんがね…。」
借家として借りているそうだ。大原家の建物を借りられると言うからには、この店主もきっと大原家に縁のある方なのだろう。

倉敷が戦災を免れた訳は大原美術館の所蔵品にあると言われている。
大原孫三郎がヨーロッパで児島虎次郎に収集させた、エル・グレコ、ゴーギャン、モネ、マティス等の芸術品達が倉敷の町を守ったと伝え聞く。

真偽の程は知らないが、この逸話が好きだ。
戦争に影響を及ぼした芸術の力を信じたい。

そして戦災を免れたこの建物が、今も現役で大切に使われているお陰で「どこにでもある地方都市の商店街」の空気を浄化している気がする。

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