インドネシア旅日記

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インドネシアで、旅行者がいかないような場所への旅行が好きなので、旅行記を書いていきます。このページが僕のブログのメインです。
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朝日と共に起きて、紅茶を飲んでいるとホテル(写真)のオーナー夫妻がやってきた。外国人が泊まっているという連絡を受けて待っていたらしい。
オーナーの自己紹介では、本業はこの地域を管轄している県産業局の局長で投資の誘致をしているとのこと。退職を2年後に控えているので、老後の生活費のためにホテルを開業したとのことである。外国人が投資に来たのではないかと思って、話が聞きたいとのことである。
残念ながらここに投資に来たのではないんです。ちょっと出張に行ったつもりが道が悪くてこの町を通っただけですと返事をした。オーナーによるとこの辺では中国が砂鉄の採取工場や木材加工場を建てるという話が多くあるということである。
先を急ぐので7時にはホテルを出発する。途中で真珠の養殖場を見学していくことにする。15馬力のエンジンをつけた船に乗って海に出てみる。かなり遅い。泳いだほうが速いのではないかと思うくらい遅い。
昼過ぎにコラカ(写真)という割と大きな町(規模的に言うと東京都板橋区新高島平駅前商店街くらい)に到着する。この町ではいくつか食堂があり、ジャワ料理の店に入る。で、他に選択肢があるにもかかわらず、なぜか鳥のから揚げを頼んでしまう。牛のスープ(写真)までついて約200円。これは破格の安さである。
インドネシアに来て10年近くが立つが、ここまで安い・早い・美味い・多いを感じた店は初めてである。
食事の後は一気にケンダリへ。ここまで来れば道がいいので一安心。途中で山をいくつも越える。空気は清涼で水も透き通っている川がいくつもある。近いうちに避暑に来ようと心に決める。15時ごろにようやくケンダリ市郊外の通ったことのある道に出る。本当にほっとする。
16時にはケンダリ市の事務所に到着し、思わず運転手と握手。長かった出張が無事に終わったのである。

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夜も11時を越えて、お腹がすき始める。運転手は夜遅くまで開いているという食堂を知っているということで、とりあえずそこを目指す。
しかし開いていない。ランプの灯すらついておらず、完全に寝静まっているようだ。
この店をあきらめて車を進める。12時を過ぎた段階で食堂の看板が見えてきた。隙間から覗くと明かりが見える。テレビの音も聞こえてくる。
「腹減ったぞー、飯食わせてくれー!!!」と叫びながら、扉を叩きまくる。店の叔父さんと交渉すると鳥のから揚げくらいだったらとの回答。何でもいいから飯を食わせてくれといい、ズカズカと奥に入る。この食堂は奥の部分は海に突き出したテラスになっており、そこで食べさせてもらう。
昼間だったらかなり眺めがよいのだろう。運転手は疲れ果てているせいか、終始無言であった。
食堂内のテレビからは韓流ドラマが流れている。「アリラン、アリラン、アラーリーヨー」という音楽が流れ始め、疲れた体に更なる疲労をもたらす。
鶏肉が足りなかったので、1人分は魚のアジを揚げたよと言いながらアジを置く親父。早速、それを食べる(写真)。
食後、ホテルの情報を店の親父に聞いてみるとあと20kmほど行ったところにラススアという町があり、そこには民宿があるという。とりあえずその民宿を目指し出発。もう眠くてしょうがない。
ラススアの町に入って民宿の位置を聞きながらうろつく。目指す民宿の前にはトラックがたくさん駐車されており、嫌な予感がする。
案の定、満室であった。もう一軒民宿があるからという情報を貰い訪ねてみると、こちらも満室。
この民宿の女将さんによると、もう一軒「ホテル」があるので行ってみたらどうかとのこと。
1kmほど行ったところだというのでとりあえず車を進める。5km行ってもホテルらしきものはない。あきらめて野宿をしようとして空き地を探すとホテルが前方に見えてきた。早速従業員に聞くと、部屋は空いている(写真)という。直ぐに荷物を入れてそのまま泥のように眠る。
夜中に激しい腹痛で目が覚める。これはかなりひどい下痢になりそうだという痛みである。トイレに行くと出ない。痛いのだけど、出ない。水をがぶ飲みしてみるが出ない。何をしても出ない。連日の鳥のから揚げで野菜不足になり、繊維が足りなくなってしまったようだ。野菜不足に気をつけようとしみじみ思う。

日も暮れてしまい、真っ暗な中を街道をひた走る。だんだんと道も悪くなり始め、前日の夜の恐怖感が蘇ってくる。
運転手としては徹夜で走って明け方にはケンダリの町に帰りたいようだ。
まあ、どっちでもいいやと思い、とりあえず前に進んでいくように指示を出す。
フロントガラスに油がついているらしく、曇り始める。助手席の僕は3分おきにガラスを拭かなくてはならないという地道な作業を繰り返す。
最初はティッシュで拭いていたのだが、キリがない。昔、金魚を飼育していたときにガラスを新聞紙で拭いて掃除したことを思い出す。
新聞紙に切り替えると5分は持つようになった。それすらも面倒くさくなり解決法を考えていると目の前に日用品を売る屋台が見えてきた。
その屋台でママレモンを買いガラスを洗うと、曇らなくなった。運転手はママレモンの使用は良くないと言って反対していたが、結果を見ると嬉しそうだ。
やはり考えるということは大事である。

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INCOの私道を外れ、一般公道のトランススラウェシ街道に戻る。一気に道のコンディションが悪くなり、そしてアップダウンが続くようになる。
かなりきつい山を越え、東南スラウェシ州に入ると夕日が沈むボネ湾(写真)が前方に広がっていた。運転手も疲れてきているらしく、岩壁から染み出ている岩清水で顔を洗うように言うともっといい場所があると言うことである。運転手に任せて道を進んでいくと、峠の茶店が見えてきた。ここで休憩をとることにする。
コンデンスミルク入りコーヒーを頼み、ちょっとくつろぐ。お茶を持ってきたのは「鄙には稀なる」可愛げのある女性。なかなかいいところだと運転手を軽くほめてみる。
道の脇にかなり開放的な水浴び場(写真)があったので、水を浴びることにする。考えてみると3日間風呂にも入っていない。愛用のDOVEのシャンプーを持ち込み水浴び開始。
岩清水が直接流れ込んでいて、かなり水が冷たい。冷たい水を頭からかぶると本当に気持ちが良い。運転手達も水浴びをするということで、茶店でコーヒーを飲んでいると、水浴び場が空くのを待っている女性がタオル一枚巻いた姿で隣に立っている。なんか緊張するなと視線を外して待つ僕。
運転手の水浴びが終わると出発。車の中で運転手が「実はあの女性は売春をしているんだよ。」と衝撃的なことを言う。
長距離トラックの運転手用の私娼窟のような場所だったらしい。知らぬこととはいえ、そんなところで水を浴びてしまい複雑な気分になる。

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湖に到着しカーフェリーを探してみるが、何処にもそのようなものはなさそうだ。住民に聞いてみると「直ぐ来るから安心しろ」と言う。
湖のほとりで待っていると遠くから小さな船が近づいてきた。なんとこれがフェリーだった。小さな船に木を渡しただけの代物である。
絶対大丈夫と言うので値段交渉をすると20万ルピア(約2500円)。インドネシアで「絶対大丈夫」と言われて何度騙されたかと思いながら車を載せて出航。これがなかなか気持ちがいい。水は透き通りかなり風光明媚である。船長の話ではこの湖には珍しい熱帯魚がいて、白人が買い付けに来ることもあるのだとか。
対岸のソロアコの町の裏手には大きな煙突があり、白煙がモクモクとあがっている。この時点でソロアコはINCOというニッケル会社の企業城下町だということを思い出した。ソロアコの町に上陸すると景気がいいみたいで活気がある。また、道が非常にきれいで感動的である。
銀行の支店やキャタピラー社の支店の看板も立っている。
町からでてマリリという町に向かう街道を通る。この道はINCOの私道なのかナンバープレートをつけていない車とか、道路標識が英語になっていたり不思議な雰囲気である。道の状態はジャカルタの高速道路よりも良いくらいだ。
運転手もここからは通った経験があるらしく、自信に満ち溢れたハンドル捌きである。

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