TAEKO デザイン日記

パンの童話・アート、ベトナム紀行、井の頭公園ウォッチング、コーギー犬

ベークアート童話「猫のミーシャ」

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ミーシャの旅、楽しんでいただいているでしょうか。
少し、長く続き過ぎているのかな、と反省していますが、
ストーリーが膨らみ、
ブログの毎日の更新、ふーふーいいながら書き続けています。
ミーシャの旅、いつ終わるのでしょうか。
今後の展開にご期待ください。
よろしく、お願いいたします。

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ラッキー「探していたものを手にいれたようだ。ここで、夜明けまでやすんでいこう」。
数時間経った……。

東の空がしだいに紫色に輝き始めた。

ラッキー「ジェニー博士が心配しているかもしれない。そろそろ博士の家へ戻ろうか」。

「ミーシャさん、よかったですね。お役にたてたようなので、私は森に帰ります」。
ミズリーが空に舞い上がり、ケルプの海近くの森目指して飛んでゆく。

ラッキーを先頭にグループは山を下りてゆく。夏も盛りを過ぎ、山麓には時折、ひんやりとした秋風も吹き始めている。森を抜け、しばらく走ると草原やお花畑が続いていた。
昨日は真夜中に、走っていたのでこんな素晴らしい景色に気がつかなかった。

遠くの丘の上にジェニー博士の邸宅が見えてきた。

門の外に博士と見たことがない3匹の猫が待っていた。
ミーシャ「ピン、ポン、パンじゃないか。どうして、ここにいるんだ」。
3匹はミーシャの親衛隊だった。
「連絡がないので、ご心配しておりました。チーもお側でしたか」
「お探しのものはみつかりましたか」
ミーシャ「全てではないが、虹の国の方々のお力で、英知と勇気の石は手にいれることができた」
「まだ、五つ残っている。旅はしばらく続きそうだ」

ラッキー「ミーシャさん、仲間と再会できて心強いでしょう。私はこのへんで家に帰ります。パンの国にも秘密が残されているようなので、ココだけはご一緒に旅を続けたほうがいいでしょう」。

ミーシャ「ジェニー博士、ラッキー、アラン、フブルさん、ありがとうございます」
「いつの日か私の国、猫の国を訪れてください。お待ちしておりますよ」。
「フンガ、フンガ。お元気で」。フブルが別れを告げた。
ミーシャらは博士の家を後にした。

お供はチーと3匹の親衛隊、それに予言犬のココだ。

ココ「ワンワンお花畑に行こうキャンキャン。お花畑に行こうウーウー」。

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虹の国の中央にそびえるギュンターホルンに向かってグループは走り始めた。
「ミーシャ様」。暗闇の中から、1匹の猫が飛び出した。「まだ、お帰りにならないのですか」
「お帰りが遅いので、虹の国までお迎えに来ました」。ミーシャの参謀、チーが仲間に加わった。チーは日本猫のトラネコ。獣医さんに拾われ、育てられた。
知恵の女神、ミネルヴァの使い、ふくろうのミズリーが魔物が襲ってこないように空から見張っている。くるくると首をまわしている。
静かな山の裾野には深い森が広がっている。
気が小さいフブルが「これだけいれば、大丈夫だよね。フンガ、フンガ、ブルブル、ブルブル」とささやく。おびえているのか。
ほかの仲間は黙々と走る。
日は落ち、森の中の闇が深い。木々の間から時折こぼれる月明かりだけが頼りだ。
ケルプの海辺から走り始めて数時間はたっただろうか。
ミズリーが急降下、グループの前に舞い降りた。「山の中腹でオレンジ色にかすむ場所がちらりと見えた」。
ラッキー「ここからどのくらいで行けそうか」。
ミズリー「1時間もあれば十分でしょう」。
休みなく走り続けたグループは疲れきっていたが、その言葉で元気を取り戻した。
森を抜け、ゴツゴツした岩場を登っていく。
伝説の燃える山、ギュンターホルン。数百年の時を経て、溶岩流はすっかり冷え切っている。
ミズリーは山の中腹、溶岩の窪みの中でオレンジ色にきらめき、輝くものを見つけた。
くちばしにくわえ、ミーシャに渡した。
《勇気の光、ファイヤーオパールを手に入れた》

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日が暮れ始めていた。
ラッキー「暗くなるから、そろそろ出発しようか。このへんで、一泊して、明るくなってから出発してもいいんだが。その方が安全かもしれない」。
ミーシャ「申し訳ない。国のものに、一週間したら戻ると約束して旅に出ているのです。残された時間はあまりありません。迷惑でなかったら、今すぐにその静かな山、ギュンターホルンという山に向かいたいんです」。
ジェニー博士「わしは、くたびれたので、家にかえっていることにしよう。いい知らせを待っているぞ」。
高い高いケヤキの下で、皆が相談していた。
すると、木の上から「お手伝いしてもいいんですが」と、ハスキーな声が聞こえてきた。
皆が一斉に木の上をみると、ふくろうのミズリーが恥ずかしげに話し始めた。
「お話はすべてうかがいました。私は夜目が利きます。ラッキーさんと私が案内すれば、暗くなってもギュンターホルンには着くんじゃないですか」。
ジェニー博士を残して、皆はギュンターホルンに向かった。
犬4匹と猫1匹とふくろう1羽がギュンターホルンに向かった。案内はラッキーとミズリーだ。

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アランがミーシャに赤いルビーを手渡した。
「どうぞ、この石はさしあげます。この光る石が何のお役にたつのか分かりませんが」
ミーシャ「ありがとうございます。たしかに、この石の意味はまだわかりません。でも、不思議な力がみなぎっているのを感じるのです。この光をかざせば、猫の国の皆も、もっとイキイキするんじゃないでしょうか」
「でも、残る六つの光を探さないと……」
ラッキー「あと、六つか。ココ、何か思い出すことはないのかい」
ココは鼻の上に水晶玉をのせた。
ジェニー博士「そういえば、ココは以前、英知の次は勇気の光とか、いっておったのう」
ココ「ワンワン光は七つ。英知、勇気、真実、愛……キャンキャン。勇気の光は明るく輝き、燃えているウー」
ジェニー博士「明るく、輝き、燃えている?……」
ワンワン、ニャーニャー、グフグフ、フンガフンガ……。
皆がそれぞれ、思い思いに意見を出し合っている。
ラッキー「今は静かだが、昔々燃え盛っていたというあの伝説の山に何か隠されたものがあるのかもしれない」。
「探しに行かないか」。

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