TAEKO デザイン日記

パンの童話・アート、ベトナム紀行、井の頭公園ウォッチング、コーギー犬

ベークアート童話「猫のミーシャ」

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「ケルプの森に行くの。僕も連れてって」。
ココと一緒に花園で遊びまわっていたうなぎ犬、ミニチュアダックスフンドのラッキーがおねだりした。
アラン「ケルプの森までの道は恐ろしくないけど、皆で行ったほうが楽しいよ。しかも、ラッキーはこの国の地理に明るいから心強い。一緒に行こう」
ケルプの森がある海まで、ラッキーを先頭に、アラン、ミーシャ、フブル、ジェニー博士、ココは疾走を始めた。
光輝く海、ラッコの群れがケルプの森を自在に泳ぎまわっている。
アラン「ここがケルプの森だよ。ここで3日前にサーフィンをした時に、ケルプの中に赤く光っているものがあった」。「たしか、あのラッコの子供達が群れていたところっだと思うけど」。
水猟犬のアランが海の中に飛び込んだ。
まるでラッコのように。
数分して、アランが右足の中に、何か光るものをつかんで、水の中から浮かび上がった。
《英知の光、赤いルビーを手にいれた》

※ラッキー/ミニチュア・ダックスフンド
家族思いの明朗活発な優秀犬
     アナグマ狩のため作りだされた
     スタンダード・ダックスフンド
     を、もっと小型化した犬種 

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ミーシャは、「これからどうすればいいのか、」と考え込んだ。
ココから七つの光は教えてもらった。猫の国の国民を救える七つの光。
「七つの光は虹の色」と思って虹の国に来たのに……。「パン国で聞いたことがあるのだって」。
そんな……。
そこへ。
お気楽アランがすっきりした表情で、湖から上がってきた。
アラン「あーあ、サーフィン面白かった。みんな、そんな深刻な顔をして、なんでそこに集まっているんだい」。
「七つの光?」「なんだ、そんなことで頭を悩ましていたのか」
「英知の光なら、すぐそこにあるじゃないか」
「ジェニー博士もココもいくら賢くても最新の情報にはうといんだな」。
「みんな、ついておいでよ」。「ケルプの森へ」。
ジェニー博士「待て、待て。ちょっと、くたびれたわい。一服したいので、ちょっと待ってくれ」。

※アラン;トイ・プードル/もとはすぐれた水猟犬。
             サーフィンが得意かな。

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 花園では蜂が花の蜜を吸っている。小鳥もさえずっている。近くの湖ではトイ・プードルのアランがサーフィンを楽しんでいる。
 フブル「アランはお気楽だな。この国はそういう国かもしれないフンガフンガ」
 ジェニー博士「ココさん、あなた、最近ワンワン七つキャンキャン光と、よく吠えているといわれるが、……」「七つの光の秘密をごぞんじなのかな」
 ココ「ワンワン七つキャンキャン光。ワンワン七つキャンキャン光」
 ジェニー「その七つの光じゃよ」
 ココ「ワンワン七つの光は「英知」、「勇気」、「真実」、「愛」、「虚栄」、「怠慢」、「嫉妬」、ワンワン。でも、それが何を意味するのかは、パンの国に行かなくちゃ、わからないと思うわキャンキャン」
 ミーシャ「虹の国にあると思っていたのに……」。
 七つの光によって、民衆は不思議な力をもつ。せっかく虹の国に来てみたのに、パンの国に手がかりがあるという。ミーシャはあたりをみまわした。虹の国は草も木も花も全てが、楽園のようにみえた。空はどこまでも青く、海は何処までも深く透き通っていた。ケルプの森が、ときおり魚達を黄金に輝かせている。何て、美しいんだ。
 ミーシャは、かるいめまいをおぼえた。「どうしたら、いいんだ」「七つの光はあるという」「でも、パンの国って?」どこにあるの、どうしたらいけるの」
 「ココさん、教えて」

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    ミーシャ「ココさんには、どこへ行ったら会えるのですか?」

    ジェニー博士「パンの星から戻ってきたばかりだから……
           フブル、一緒にこのへんを探してみるか」

    フブル「花園あたりで、ぐふぐふ、ふんがふんが、遊んでいるんじゃないですか」

    3匹は花園に向かった。

    「誰を探しているの?」ココが首をかしげながら、3匹をきょとんと見つめていた。

ちょっと、休憩。登場犬物の紹介。
    ※ジェニー博士;ペキニーズ/自己中心的でマイペース。
            世界の有名大学に入学はしたけど、いずれも中退。
            一見、賢そうに見えるが、実のところ、I.Q.はわからない。
            

    ※ココ    ;ウエルッシュ・コーギー・ペンブローク/明朗活発で物覚え抜群。
            エリザベス英女王のお友達。

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フブルさん、この国に、七つの光の秘密を知っている知恵のある犬がいる、と聞いてやってきたんですが……。

実は、私の国、猫国の猫は働かないで、背伸びばかりしているんです。何とかならないのか、と考えていたんですよ。

フブル「ジェニー博士のことかな」。「ハーバードにソルボンヌ、ケンブリッジで学問を修めた虹の国が誇る天才犬なんだ」。

2匹はジェニー博士の豪邸へ向かった。ジェニー博士は100畳もあるかと思われる広々とした応接間の真ん中に、お気に入りのホットピンクの絹のクッションの上にやすんでいた。「どうしたのじゃ」。

「ジェニー博士、七つの光の話って聞いたことがありますか」
「七つの光?ちょっと、待ってくれ。どこかで、聞いたことがあるような……」
ミーシャは黙って待っていた。「この博士犬に期待しても無理かな」「どうみても、おばかさん犬にしか見えないけど」。

ジェニー「そういえば、パンの国から最近帰ってきたコーギーのココが「ワンワン七つ…」「キャンキャン光…」と、何回も吠えていたようだが。あの犬は、あの国から帰ってきてから性格が変わってしまったのかのう。知恵がついたのか、ますますオバカサンになってしまったのか。直接、会って聞いてみるしかあるまい。

    
       

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