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防振をすると、どのように音が変化するか。 「打診」も「触診」も、自分でそう名付けているだけで、特に、決まった用語ではありません。 たたくのは、硬めのもので、 例えば、爪、ピンセットの反対側など。爪楊枝をはねさせると言う方法もあります。 何を聴くかというと、 * たたいた瞬間に出る音(の感じ)、 * たたいた後、音がどのように減衰し(小さくなり)消えるか(消えるまでの時間)の2つです。 たたいた瞬間に出る音(の感じ)からは、 再生音の傾向(硬い、柔らかいなど)がわかります。 たたいた時の音が硬ければ、再生音も硬くなり、 柔らかければ柔らかく、 たたいた時の音が金属的だと、再生音も少し金属的に、 鈍い音だと、再生音も鈍い感じに、 なる傾向があります。 (プラスチックっぽい音がすると、再生音にもプラスチックっぽい音が入ってくる感じです)防振をする前後で、もし、たたいた瞬間の音の感じが変わっている時は、 多分、再生音のバランス(硬、軟など)が変化しますが、 たたいた音の感じが変わっていなければ、再生音のバランスはあまり変化しないと思われます。 音の減衰の仕方ですが、 音(響き)が消えてしまうまでの時間に注目します。 響きが長いと、音場全体にもやがかかったようになり、全体が少しぼんやりした感じになります。 また、場合のよっては、高域などに変な音が絡みつくように聞こえます。 逆に、短時間で響きが消えるようになると、 音場の見通しがよくなり、音がクリアな感じになり、 解像度が向上、高域にも変な音がつかずにスッキリしてきます。 響きが消えるまでが、0.5秒以内(感じです)だと、なかなかいい感じの音になるように思います。 (普通は、響きが完全に消えるまで、1秒か2秒くらいかかると思います)私の場合、好みとしては、しっかりとしたクリアな音なので、 たたいたときに、しまった音がして、できるだけ響きが早くなくなるのが理想です。 が、なかなか思ったようにはコントロールできません。 押し付けた時の、音の変化が、防振材を貼ったときの音の変化…と言うわけです。 実際は、押し付けるより、貼った時の方が音の変化は大きいので、変化の傾向をつかむだけですが。 音が硬くなるか、柔らかくなるか、 どこに貼ると一番効果的か(音の変化が大きいか) 貼る場所によって、音の変化の傾向が同じか違うか などを、 押し付ける前後の、再生音の変化で聴き取ります。(私は、ヘッドホンアンプの上フタを開けたまま再生、あちこち触診しながら、防振材を貼っていきます…電源は切りません。一度切ると、音(音質)が安定するまで時間がかかるので) 以上が、「打診」と「触診」でした。
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音質改善(防振)
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不要振動を抑える方法、 大まかに分けると2つになると思う。 その方法は、 硬→ネジなどを、よりしっかり締める。 接着剤でしっかり接着する。 補強材を入れる。 など 軟→振動を吸収するもの(防振材)を使って、振動を吸収させる。 必要なものは 締める→ねじ回し。主に、+のねじ回し。先の太いものから細いもの(0番や00番)まで。 特に、先の細いものものは、手で持って力をいれる部分の太いものが必要。 (手で力を入れる部分が細いと、強く締めることができない) 六角レンチ(「く」の字型に曲がった六角形の金属棒、ネジに六角形の穴が開いている時はこちら)) 接着する→瞬間接着剤(普通か、低粘度のもの。粘度の高いものやゼリー状は適さない)。 エポキシ(2剤混合)は、安いが、固まった後が柔らかく、音がしっかりしない。 また、音に少し濁りが出やすいので、不適。 1. 締める 方法は簡単で、 ネジを、ねじ回しや、六角レンチで、固めに締め付ける。 このことで、音が締まる。 外側のネジだけでなく、内側の基板を取り付けるネジやピンジャックを取り付けるネジなど、すべてのネジで効果がある。 気をつけないといけないのは、 * 力を入れすぎて、ネジ山をつぶしてしまわないこと。 * プラスチックをとめてある場合は、プラスチックの変形や割れに注意。 (力を入れすぎると、プラスチックが変形したり、割れてしまう) * 左右の区別のあるもの(ヘッドホンなど)は、左右を同じバランスで締めること。 (左右の締め方が違うと、左右の音質のバランスが狂ってくる)締め付ければ締め付けるほど、音がしっかりするが、上記のことに気をつけて、やり過ぎには注意しよう。 ヘッドホン、スピーカに限らず、アンプ、パソコン、外付けハードディスクなど、音の再生に関係するすべてのもので、効果がある(アナログもデジタルも両方)。 2. 接着する ネジやビスでとめてある部分を、接着剤で完全にくっ付けてしまう。 「締める」と同様に、音が締まる。 ヘッドホンだと、音がよりクリアにもなる感じだ。 とにかく、すき間に、瞬間接着剤を流し込み、完全にくっ付けてしまう。 そのため、ゼリー状のものは適さない(すき間に流れ込んでくれない) ただし、すき間が大きく、すき間を埋めるような場合は、ゼリー状のものを押し込む方が良いかもしれない。 (普通の瞬間接着剤(粘度の小さいもの)は、固まると体積がかなり減少するので、すき間を埋める場合には適さない) 音質的にも、瞬間接着剤が、固まった後硬く、音もしっかりする感じだ。 エポシキ系(2剤混合)の接着剤は、固まった後それほど硬くないため、音がしっかりしない。 また、たたいてみると、少し濁った音がし、これが再生音にも混入。オーディオ向きではない。 問題は、完全に接着してしまうので、ネジ止めのものなどは外すことができなくなることだ。 ヘッドホンだと、中を開けられなくなり、更なる改造、修理などができなくなる。 応用としては、基板上の部品を、基板へ瞬間接着剤でとめてしまう、というものもある。 これをやると、部品交換や修理ができなくなるが、 音が締まったり、音のぼやけが減少する。 部品交換もしないし、故障しても修理しないつもりなら、やってみると面白いと思う。 以上、「硬で攻める」、締めると接着するでした。 昔は、私、カッセトデッキのヘッドのネジの部分を、瞬間接着剤でカッチリとめてしまったり、
カセットハーフのネジを強く締めた後、瞬間接着剤で完全にくっ付けたりしてました。 (カセットハーフ、これをやると、少し音が良くなりましたよ) |
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これまで、ブログで、防振がどうのこうのと書いたことがある。 実は、私の場合、この防振(不要振動を抑えること)が 再生機器の改造(?)の中心だ。 防振については、書き出したらたくさんあるので、 順に分けて書いて行きたい。 最初は、「防振」で「音を良くする」、 について、どう考えてやっているかを…。 まあ、基本理念みたいなものだ。 はっきり言って、読んでも面白くない。 でも、一応はっきりさせておいた方が良いと思うので、 書いてみた。 面倒な人はスルーしてね。 そのため、 単に、良い音にしたいというだけでは、 装置の音を、どんな方向に進めれば良いのか分からなくなる。 そこで、まずは、ファイル(WAVやMP3)に入っている音を できるだけ、そのまま再生することを、目指すことにした。 それを好みの音質にするのは、 その次の段階と言うことで、 きちんと音を取り出してから、人それぞれ好きなように加工することにする。 ので、まずは、手持ちの再生機器を活用することとする。 できるだけ正確に音を取り出すには、2つの方法がある。 1.ファイル(WAVやMP3など)に入っている情報を、できるだけ100%引き出す。 2.ファイルに入っている情報に、できるだけ余分な情報を付け加えない。 不要振動を抑えるのは、2.の方法だ。 別の言い方をすると、余分に付け加わっていた不要な情報を、削り取ることだ。 ヘッドホンをたたいて見ると音がする(当たり前)。 その振動が減衰して消えるまでは1秒や2秒くらいはかかる(もっと長い場合もある)。 実は、このことで、音の余分な情報が付け加わっている。 例えば、「あ」、「い」、「う」と順番にしゃべったものを再生したとする。 すると、次のようなことが起こる。 1. ヘッドホンのドライバ(スピーカーのユニット)が、「あ」と言う音を出す。 2. ヘッドホンの他の部分が、この音にたたかれて(?)振動する(「あ」と振動していることにする) 3. ヘッドホンのドライバが、「い」と言う音を出す。が、まだ消えずに残っている「あ」と言う振動(音)が混入する。 4. ヘッドホンの他の部分が、「い」と言う音にたたかれて振動する(「い」と振動)。 5. ヘッドホンのドライバが、「う」と言う音を出す。が、まだ消えずに残っている「い」と言う振動(音)と、さらに小さい「あ」と言う振動(音)が混入する。この、混入した「あ」や「い」と言う振動(音)が、付け加わった余分な情報だ。 このような音が混入することで、再生音は、元の音より濁ったりぼやけたりしてしまう。 写真で言えば、ある、きれいに取った写真を表示する時に、 他の画像が、 ごく薄くだが、たくさん重なって表示されるようなものだ。 実際に起こっていることは、もっと複雑だと思うが、 本質的には、上のようにして、余分な情報が付け加わっているものと思われる。 理想的には、再生する音以外の振動は起こらないようにする。 簡単に言えば、いくらたたいても、音がしない(振動が起こらない)ようにすれば良い。 が、これは今のところ不可能なので、 できるだけ不要振動を抑える(防振する)ことにする。 実際は、たたいても、できるだけ音が響かない、たたいて出た音ができるだけ早く減衰するように、 いろいろな事をやってみることになる。 そして、いろいろやってみると、 アンプでも、DACでも、デジタルのみを扱わせているパソコンでも、 不要振動を抑えると、 ヘッドホンなどと同じような音の変化がある。 アンプは、アナログなのでなんとなく分かるような気もするが、 純粋にデジタルのみ扱っている部分でも、 不要振動を抑えると、不要な情報が余分につくのを抑えられるような感じだ。 これは、理論的になぜなのかは、……さっぱり分からない。 しかし、現実的に音が良くなるので、デジタル部分も同じように防振をしている。 以上が、基本的な理論の部分だ。
(最後まで読まれた方は、「お疲れ様」!!「読んで頂いてありがとうございます」) |
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