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伊坂幸太郎さんの連作短編集です。
久々に気楽に楽しめる、微笑ましくてちょっと毒もあって、ちゃんとどんでん返しもありの小説。
クリスマスに読んで、オチの伏線探しのため再読して、しっかり楽しみました。 伊坂さんらしい気の利いたセリフと、主人公のとぼけた悪役二人やそれぞれの章に出てくる登場人物の可愛らしさと言ったら、本当にニヤニヤしてしまいます。
まぁ、この「残り全部バケーション」というタイトルからして、もう参ってしまいますよね。
私は本屋さんでこの新作を見つけた時、タイトルだけでちょっと体温が高くなるような気分を味わいました。 せこい裏稼業の溝口と岡田が巻き起こす、と言ってもそれほど大したことは起こさないのですが、彼らの突っ込みどころ満載の仕事ぶりと仕事とまったく関係ない胸キュンの事件を思う存分楽しんでください。
って、宣伝みたいになりますが、内容を知らずに読んでほしい作品かな? 「残り全部バケーション」「タキオン作戦」「検問」「小さな兵隊」「飛べても8分」の5編は時間軸がバラバラで最初「うん?」っていう感じだったのですが、ひとつひとつ発表された時期もバラバラだったのですね。
ラストの「飛んでも8分」だけが書き下ろしで、4編を上手く繋ぎあわせてあります。 ドキドキとウルウルのラスト、大好きです。ちゃらん♪ |
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久しぶりの正統派“伊坂節”炸裂!
「溝口」と「岡田」今頃、スイーツ食べてる…(*^^)v
2013/8/8(木) 午後 9:54
やっくんさん、面白かったですね。
「溝口」&「岡田」コンビ、仕事はゆるいし、もともと裏稼業だからお手本にはならない人たちだけど、人としての基本は持ってますよね。
2013/8/8(木) 午後 10:35