|
今なおも続いているスーパー戦隊シリーズの一つです。
実は番棚は戦隊物だけは早々と卒業して、全然見てなかったんですね(マスクマンくらいからかな?)
友人に「最近のも面白いスよ」と言われて、ハリケンジャーから戻って参りました。
そしてハリケンジャー見て「お、これなかなか面白いやんけ」と思い、他の作品もビデオなどで見始め、そして次の年にこれが来たわけです。
いやー、面白かったんですよこれが。
今までの戦隊のテンプレにはないものを、模索しながら広げていった印象がありましたね。
具体的に言うと、妙に丁寧なレッドとか、喋る相棒キャラクター(爆竜)とか、指揮官に当たる人間が変身可能(ブラック)とか、最初から巨大な怪人とか、そういう今までにない感覚が良かったです。
また、前回でオチ代わりに豚に変身してしまった人間が次の回でもまだ豚になってるとか、ヒーローを過去世界に送り込んで逆にピンチになる悪の組織とか、アイドルについて妙に詳しい爆竜達とか、怪人によって鏡餅にされたアバレンジャー達がブルーの整体だけで元に戻るとか、細かくお約束を外していく感覚もたまりません。
かと思えばシリアスなシーンもたくさん盛り込まれていて、アバレキラーの数奇な運命とか、一度敵になるブラックとか、一度敵になる爆竜達とか、ハードなストーリー展開も見逃せません。
問題なのは、コミカルな部分とハードな部分の落差が激しかったところでしょうか。結果として何でもありな感じになってしまい、「これがアバレンジャーだ」という確固たるイメージはありませんでした。
個人的には、その何でもありな幕の内弁当感覚が好きだったんですが。
これ以降続く戦隊物が、お約束に落ち着いたものが多く、ある意味で完成された形だとするならば、このアバレンジャーは試作的な意味を持っていたと思います
それが故にバラエティ要素が強く、色々な話が楽しめるこの一作。ぜひ機会があったら見てみてください。
|