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「超神ビビューン」と来たので「アクマイザー3」です(逆ですが)
小さい頃、これの映像自体は見たことがありませんでしたが、主題歌のテープを持っていてそれを聞いて「なんてかっこいい歌なんだ」と思ったことがあります
まさか「らき☆すた」で歌われようとは(笑)
「アクマイザー3」は、それまでの特撮ヒーローに真っ向から反対したような作りになっています
ダークヒーローの走りといっても過言じゃないですね
・主役三人が変身しない(後半から変身しますが)
・主人公の出自が敵そのもの(仮面ライダーもそうですが、ザビタンのように完全に悪魔のような形のデザインではありません)
・救われない最終回(しかしビビューンにつなぐ伏線にはなる)
こう書くと、ドシリアスな社会風刺型のヒーロー番組を想像してしまいますが、実際そういう側面を持っていますが、内容は意外とユーモラスなのがアクマイザー3の特徴です
まぁ、主役のザビタン達が真面目な声で「変わるんだら〜」とか(魔法の名前です)言ってる時点で、ややおふざけ入ってます。子供向けということなのでしょう
ガブラがガブラッチョというダチョウ型に変身したり、イビルがコップに変身したりと、お遊び要素も満点です
それで最終回は相打ちですから、番組のカラーはかなりカオスなものだったことは否めません
アクマイザー3は序盤と中盤以降では若干空気が変わっています
序盤ではザビタン達の苦悩を中心に描き、シリアスな話が多いのですが、中盤からは子供にわかりやすいユーモラスな展開になっています
簡単な話、若干のてこ入れが入ったという感じです
ただ、スタッフは序盤の空気を取り戻したかったのか、終盤ではアクマイザーに協力してくれる味方のアクマ族が次々に死亡、ザビタン達も自分達を犠牲に大魔王ガルバーを封印など、かなりのシリアスな展開を見せています
個人的に、一つの作品としては、少しブレがあったんじゃないかなと思っています
この点を反省したのか、ビビューンのレビューでも書きましたが、後発のビビューンは完全な正統派ヒーロー番組になりました
しかし、コアな特撮ファンはアクマイザーのカオスな部分が好きだったみたいで(筆者含む)、ビビューンは受けがあまりよろしくなかったようです
子供の視点で考えると、明朗快活なビビューンの方が人気あると信じたいところですが
余談ですが、仮面活劇(主人公達が変身しない)を前提としたこの作品では、感情変化を表すために若干のマスクの変化がつけられています
ザビタンが怒った(もしくは本気になった)時の顔や、イビルの怒り顔などがそうですね
このアイデアは面白いと思うので、また別の特撮番組でも似たようなギミックをつけて欲しいなと思っております。アタッチメント式にすれば、お金もかからないと思いますし
そういうわけで、ヒーローの悲劇と喜劇を存分に書ききったこの名作、一度見てみてください
あと、アニオタな友達がいるなら、カラオケで一緒に主題歌を熱唱するのもいいでしょう(笑)
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