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ウルトラマンタロウです。
子供の頃に熱心に見ていたウルトラマンで、これがなかったら自分も特撮にはハマらなかっただろうと思える一作です。
子供向けに丁寧に作られていて「こりゃ子供は喜ぶわ」という構成が見事です。話はぱっと見た目明るいんですが、後から見ると結構深いものもあったり。
タロウのデザインとアクションも、子供向けを徹底的に意識されていた気がします。
デザインとしてはレッド族の人間的にハンサムな顔と、二本の立派な角。この角はタロウが頭を振るとき、ぶんぶんと揺れてかなりの質感を出しています。レッド族だけどカラータイマーはちゃんとついていて、ブレスレッドも装備と、今までのウルトラマンのいいところを抜き出していますね。エースのデザインが革新的なら、タロウは集約的なものだったと思います。
戦うときはオーバーアクションで、技を出す前に片手をくるりと回すことが多い気がしますね。このポーズは子供ならまねしたがるでしょう。ストリウム光線の「ため」や、スワローキックの宙返りも印象的でした。
ちなみにタロウは兄弟がサービスで客演しすぎという説もあるのですが、兄弟登場の頻度で言えばエースの方が多い気がします。タロウの場合はテンペラー星人やムルロアなど、兄弟総登場の話が多かったから印象的ではありますが。
また、ZATのおおらかな作戦や、それによって倒される怪獣たち、果ては個性的な一般市民も含めて、タロウはとにかく「楽しい」の一言につきます。
先ほど子供向けだと書きましたが、つまりはタロウは純粋に娯楽作品であり、それが子供に向いていたのでしょう。ある意味で昭和ウルトラマンの集大成ともいえるこの作品、機会があればぜひ見てみてください。
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