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特撮作品を久しぶりにレビューしようと思い、何かマイナーなものはないかと考えて思い立ったのがこれです。
かなり昔の作品で、番棚もファミリー劇場の再放送でしか見たことがありません。
そもそもこの作品、「おはよう!こどもショー」で五分間ずつ放映されるもので、内容もストーリーはほとんどなく子供を怪獣から助けるべくゴッドマンがひたすら戦う話です。
そのため内容はレビューする必要もないほど、とてもイージー……かと思われがちですが。
さにあらず、この「ゴッドマン」は色々な意味で特撮マニアから人気を獲得しております。
ゴッドマンの外見は、長髪(髪がある珍しいデザイン)にグラサンをかけた感じで、乱暴に表現すればZガンダムのクワトロ大尉と似ていると言えなくもありません。
なかなかかっこいいと思うのですが、そのくせ下はおむつ状のパンツをはいていたりと、ややアンバランスさが目立ちます。
主題歌は「おーい、ゴッドマン聞こえるかい」「おーい、ゴッドマン飛んでこい」と命令口調。やたら偉そうです。
ちなみにこの歌の中には「SOS」という単語が4連続×2セット出てくるのですが、歌っている水木一郎の兄貴も息切れしかけるほどのしつこい「SOS」。そのくせ怪獣がゴッドマンに攻撃を受けているシーンで流れるので、SOSと言っているのは怪獣達の心の叫びなのでしょうか。
ゴッドマンはヒーローらしく様々な技や武器で戦いますが、番棚が一番印象に残っているのは「ゴッドクラッシュ」。名前はかっこいいですが、これガンダムのガンダムハンマー(つまりモーニングスター)じゃないですか。トゲ付きの鉄球を振り回すヒーローっていいのでしょうか。
しかもこのハンマー、よく敵に奪われて反撃にも使われます。これがまた痛そうで、ゴッドマンの性癖はSとMの両方じゃないかと思ってしまいます。
他にも「ゴッドサークル(手投げ式の円盤型爆弾)」「ゴッドスパーク(手から機関銃みたいな砲撃をする)」「ゴッドマン超音波(超音波で敵を粉砕)」など、殺る気まんまんな武器ばかり。いわゆる「光線系」が一つもなく、ほとんどが実在する兵器の延長なのが妙にリアリティをかもしだしています。
そういうわけで、怪獣をしばき上げる気満点なヒーロー。どうしてこいつに「ゴッド(神)」が冠されているのかよくわかりませんが、一度見てください。
下手したらハマります。
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