シルバー仮面のレビューは過去に一度やったのですが
ジャイアントの1話(つまり本編11話)を見る機会があったので、改めてそれのレビューを
あらすじ・変身ヒーローシルバー仮面を含む春日兄弟は自分の父親がわざわざ体に残した光子ロケットの設計図の謎を解き、光子ロケットの完成に成功したのであった
そして、アバンに出てくる光子ロケットの雄姿!
まぁ、すぐ散るわけなのですが。それでも宇宙には出て、それなりに活躍します
「宇宙は我々サザン星人のものだ、地球人の進出は許さん」とご無体なことを叫ぶ、巨大宇宙人サザン星人登場
光子ロケットは破壊されて地球に不時着、大爆発を起こしますが、シルバー仮面はその光子エネルギーを浴びて偶然(!)巨大化し、兄弟を助けます
そしてなんやかんやでサザン星人を倒し、これからも宇宙人と戦いつつ光子ロケットを完成させることを誓う春日兄弟なのでした
……とまぁ、ツッコミどころ満載な話ですが、ヒーロー番組のてこ入れとしては正しいかと
というより、よくここまで話をまとめたものだと感心する部分もあります
たとえば、侵略箇所に旗を立てるというサザン星人のやけに可愛い行動です
が、この旗を立てるという等身大の行為から、サザン星人の巨大な姿はあくまでデフォルトであって、「ヒーローと戦うから巨大なのだ」という認識を外すのに役立っているのはすごいと思いました
そう、サザン星人は「巨大な宇宙人」ではないのです。「宇宙人がたまたま巨大だった」という、一例にしかすぎないんですね(この後、ぼこぼこ出てきますが)
この辺の説得力を組み込んでいるのはさすがだと思いました。宇宙は広いんだから、でかい宇宙人がいてもおかしくないよね、みたいな
後もう一つ感心するところがあって、春日兄弟の目的は最後まで「光子ロケットの完成」なんです
それはシルバー仮面が巨大化しようと変わりません。巨大化した瞬間に「よし、正義のために戦うぞ、ロケットなんてどうでもいいや」とか言われたらどうしようかと思いましたが
この辺のやはり等身大的な活動理由というのが、てこ入れ前のシルバー仮面から受け継がれていて、なるべく自然に物語を成立させているのは見事だと思いました
後、やっぱりジャイアントのアクションは格好いいです。泥臭い等身大の戦いもいいけど、ヒーローチックなこっちの戦い方もいい
そういうわけで、多少無理な展開ではあったものの、この11話は目的をきちんと果たしたと見てもいいべきじゃないでしょうか
このてこ入れ回だけでも見る価値はあると思うので、シルバー仮面ジャイアント、機会があれば見てください