夫は歯に詰まっている物を気にして、チッ、チュッ・・
鳴らす。音を出す。
私がそれがウルサイ。耐えられない。
でも言いづらいし、夫の感覚では
そんなこと、トガメダテされる何物でもない。
「それがどうした」「それが何なんだ」
そう思っている。
夫の姉は、口をトンがらせて言う。
男は働いているんだ。戦争では敵と戦わなければならないんだ。
何をしようと・・浮気をしようと、賭け事しようと
男には一つや二つ・・そういう「何かしら」あるものだ。
浮気をしたとして、それは男ばかりが悪いんじゃない。
浮気をされる妻っていう側に、何の落ち度もないか・・
よ〜く考えてみればいい 。。。
口を開けば・・男は「7人の敵を持つ」だったか
男は大変なんだ。そう言い続けた。
そういう家庭だったっていうことと
夫が末っ子だったっていうこと
夫が生まれる、その少し前に、姉は弟を事故で死なせている。
なので (夫から見れば、自分が生まれる前に死んだ兄の)
生まれ変わりだと思うって、姉たちが思っている。
ただでも末っ子っていうところに
「生まれ変わり」は、それは大切にされて
溺愛だね、されて育った・・らしい。
と言っても、それは姉たちであって
ばあちゃんは、そうではなかった。
姑と農作業と子育てで、疲れ果てていて
しかも夫は、ばあちゃんにしてみれば
孫のような感覚があったのだと、本人が非情にもそう言うのだ。
姉たちにとっては、そういう夫が不憫だったのだろう。
自分たちが母親・・そういう気持ちになったらしい。
私から見れば、狂っているとしか思えない愛情
その状態が今も変わらず続いている。
生涯大切にする。守り続ける。
そういう感じだ。
夫はそれを喜んでいる。
猫が甘える・・そういう感じを、今もやっている。
恥ずかしくないらしい。
母親と早くに死に別れた。
それがかわいそうだって言われている。
と言っても、ばあちゃんは90才まで生きたんだよ。
介護したのは私なんだよ。
そういう夫に「チッ、チュッ」っていう音がうるさい。
そう言えないでいた。
私は二階に行くとか、外出するとか
とにかく離れるのが一番。
それが旅先で我慢できなかった。
逃げるにも部屋は一つ。
26日間がまんして
27日目に爆発した。
何で・・私ばかりが・・がまんしないとならない?
でも理由は言えなかった。
朝8時、夫は散歩から帰ってきて、プールに行っている。
戻ってきて、朝食の支度はしてある。
が・・配膳をしていない。
しばらく黙っていて
「何でメシにしないのよ?」
「自分ですればいいっしょ」って叫んで
それからは、その日と、翌日と
物が言えず、固まっていた。
翌日の飛行機はウツ製造機だった。
名古屋の空港は広かったので、少し息がつけた。
家に帰り着いてから、2ヶ月以上3ヶ月弱
ウツ期間最長新記録になる。
問題、原因は、私の側に大きくあるかもしれない。
あの音が嫌なのだ。がまんできないって、言えばいいものを
夫の感覚では、言っても理解しない、聞き流される・・
嫌な思いをすることになって、言うだけ損。
そういう思い込みが、私にある。
「言えない」ってよくない。
それって罪作りなことだ。
ウツが回復してからも、そのことは言えなくて
が・・それから4年ぐらいしてからだろうか
今から半年ぐらい前の頃に、言えたというか
言うべきだと思ったか、我慢できなかったか
怒りにまかせて・・「その音どうにかならない?」
叫ばなかったと思う。穏やかに言えたと思う。
でも声が震えていた。
夫が恐ろしいわけではない。
そういうことを言って、暴力を振るうような人ではない。
暴力を振るわれたら、即行動する。がまんしない。
そう決心している。
多分死ぬ。夫の職場の玄関で首を吊る。
それは宣言していた。
あまり言いたくないけど、死ぬことを考えることで
安らぎ、気持ちが安定する?
私の趣味のうちの一つなんだ。
そういう音を出すのは、夫だけではなくて
夫の父もそうだった。
なぜか同じなのだ。
じいちゃんは爪楊枝を使っていたけど
でもあの音を出していた。
じいちゃんの時はがまんできて
夫の時は・・がまんできない。
そういう自分に、ちょっと不思議、不満?はあった。
意を決して「うるさい」って言った。
夫は驚いている。
無言・・でも雰囲気がただならないって思ったんだろう。
「そうか? うるさいか?」
あぁ、うるさい。がまんできない。
爪楊枝で、何んとかならないの?
「爪楊枝では取れないんだ。気になってしょうがないんだ」
話はそれで終わる。終える。
どうしようもないって言うんだから。どうしようもない。
が・・それ以降、本人は「すっか忘れて」チッ、チュッ・・ってやるのか
気にしながらやるのか・・
頻度は減ったけど、でも相変わらずだ。
洞爺湖マラソンから帰ってきた夜は
お世話になったと思えば、いな顔をすることはできなくて
ジッとがまん。
買ったウォークマンで音楽を聴くも
ウォークマンの特質で、外部の音も聞こえる。
ヘッドフォンもあるけど、一昨日のことを思えば
それは「しかねた」。がまん、ガマン。
昨日の昼食後、それが始まって
二階に避難して昼寝した。
目が覚めたのが2時間45分後。
それ以後、胃腸の不快感は、ほぼ全快していた。
筋肉痛は少しあり、プールでストレッチと、泳ぎを少々。
今朝は、筋肉痛もほとんどない。
三ツ星まで行くと、翌日には少々の筋肉痛がある。
その程度だ。
昨日、長時間昼寝をした理由を・・書きたかった。
それにしても、言えないっていうのは、よくないことなんだよね。
今回の胃腸の症状が、走ったための内臓疲労なんだっていうこと。
思ってもみない、想像だにしないことだった。
熱感があった。でも寒気がしない。
発熱していたら、寒気はするはず。
なので発熱ではない。筋肉が熱をもっていた?
なので、筋肉はよほど疲労したんだろうって、そのことは思った。
が・・内臓も疲労しているんだ。
知らなかったよ。