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昨年末に他界したおふくろが、好きだった桜の木。
山の際に一本だけ佇んでいる様子が美しかった。
今はもう切られてしまっていて無い。
一緒に映っているこの写真も気に入ってくれていた。
先月納骨もすんで、
また桜の季節になった。
亡くなる寸前に耳元でお礼の言葉を言えたのが、
俺にとっては唯一の救いだった気もする。
意識はもう無かったけど、
かすかに、かぼそい声で、何かを言った気がする。
ありがとう。
また逢う日まで。
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