日本バプテスト川越キリスト教会 Baptist Kawagoe

加藤享牧師,山下誠也協力牧師の礼拝説教・教会週報のメッセージ、イベント・行事案内

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2012年7月29日IJCS16周年記念礼拝

               足を洗いつつアジアで生きる[前半]
                                     
                                     加藤 享

[聖書] テモテへの手紙一 1章15〜17節
 「キリスト・イエスは、罪人を救うために世に来られた」という言葉は真実であり、そのまま受け入れるに値します。わたしは、その罪人の中で最たる者です。 しかし、わたしが憐れみを受けたのは、キリスト・イエスがまずそのわたしに限りない忍耐をお示しになり、わたしがこの方を信じて永遠の命を得ようとしている人々の手本となるためでした。 永遠の王、不滅で目に見えない唯一の神に、誉れと栄光が世々限りなくありますように、アーメン。

[序] IJCSの起源
 皆さん、お久し振りです。前回お訪ねしたのは、2年前の3月8日、大谷先生ご夫妻の就任式の時でした。時の経過は早いものですね。9月になると大谷先生も3年の任期を終えて帰国なさる由、残念です。良い後任者が与えられますよう、お祈りします。

 シンガポールの日本人伝道は元シンガポールバプテスト連盟総主事JohnChang 先生のお母さんの和解の祈りから始まりました。日本軍によって、お母さんは心血を注いで築いてきた南洋女学校を接収され、養子にしたJohnの生みの父親まで殺されました。その怒りと憎しみは老年になっても消えません。牧師になったJohnがとうとう言いました。「なぜ赦せないのですか。お母さんの信仰はどうしたのですか」

 お母さんは部屋に閉じこもって一週間出てきませんでした。「私は間違っていた。神さまにお詫びしました。赦します。日本人の救いのために、宣教師を送るよう頼んでください」こうしてChang先生の強い要請から、私たち夫婦が召されて、1995年5月12日にシンガポールに赴任したのでした。その準備に当ってくださったのが、当時の国外伝道委員長大谷先生でした。

 土地になれ、気候になれ、人になれる準備期間を1年過し、1996年7月28日からFarrer Court 21階の我が家で、IJCSの礼拝が始まりました。出席者28名でした。9月1日からは、近所のルーテル教会幼稚園ホールをお借りして、礼拝を守りました。12月8日には礼拝後に植物園近くのWongさん宅に移動し、プールで記念すべき第一回バプテスマ式。小学5年の朝長なつみさんと岩倉寿枝さんでした。 そして1999年5月2日から、この教会に移って13年になるのですね。

[1] IJCSの役割
 私はシンガポールに赴任するまで、海外に暮す人は、日本人だけで固まらずに、  地元の教会に出席する方が良いと思っていました。教会は全世界みんなの父なる神さまの家です。たとえ言葉が分からなくても、神の家族の交わりに包まれて、心が通じ合い、喜びと平安に満たされます。人種の壁をのり越えて交わりが広がり、  世界が我が家になっていくのです。

 しかし海外生活のさまざまな困難に直面して、家族から離れて悩む時、神の言葉を求める思いになります。初めて経験する教会の礼拝に出た人にとっては、日本語で説教を聞きく方が、容易に心が養われていきます。そこに日本語を主としながらも、バイリンガルな日本語教会も存在意義があると、分かってきました。

 IJCSでの奉仕8年半を通して、私はIJCSの役割を、次のようにまとめてみました。皆さんは現在どうお考えですか。後でお聞かせいただければ幸いです。

1)シンガポールに来て、外国生活特有の問題や孤独感から心の拠りどころを求める人は、聖書を良く理解する必要を痛感し、日本語の説教を求めます。特に日本で教会に行ったことのない人は、なおのことでしょう。

2)ローカルの教会で初めて教会生活を始めた人は、帰国後に教会生活から遠のいてしまいがちです。日本の教会に結びつくように、帰国後の継続的なサポートも大事です。

3)国際結婚をして、この国にとけこんだ日常生活を送ろうとしている人にとっては、日本語教会の交わりが、遠く日本を離れた国での実家の代わりになります。子どもたちが持っている「日本人」という面を育てていく上でも、日本語教会の教会生活が助けになります

4)シンガポールを訪ねる日本の両親・親族・友人を礼拝にさそうことがきっかけで、日本で教会に通うようになり、救いにあずかる機会になります。

5)シンガポールは小さな島国ですから、海外の宣教活動に積極的に参加する クリスチャンが大勢います。殊に日本の各地に伝道に出かける人たちを、できる限り祈りと献金で支えることも、IJCSの役割ではないでしょうか。

6)またシンガポールの諸教会の豊富な海外伝道の経験を学びとって、日本の 教会の世界伝道に提供し、日本国内の教会の世界伝道への祈りを盛り上げていくことも大切です。殊にシンガポールから中国本土への伝道が、いろいろな絆を通して積極的に進められていますから、その経験を、日本の教会の中国宣教の準備に役立てていきたいものです。

7)IJCSが所属するシンガポール・バプテスト連盟は、「日本人が救われなければアジアの平和はありません。私たちの間に、どっしりとした強い日本人教会が成長していくことが、自分たちシンガポールの諸教会にとっても大きな喜びと励ましになります」といっています。シンガポールばかりでなく東南アジアの伝道拠点としての日本語教会が期待されているのです。

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