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先日お越しのお客様から「今もTomasz Stankoを聴いていると」伺ってから、私もStankoの聴きなおしを行っている。
本作はTomasz StankoにとってECMの記念すべき初吹込みで、霧がかかって鬱蒼とした中にも凛とした透明感の清清しさが漂ってくる一枚である。ポーランド出身2人のTomaszが強力なフロントを受け持ち、イギリスとフィンランド出身の実力者2人がリズムを固めるカルテットで構成されている。
Stankoの濁って鋭くドスが利いたラッパでポーランドの演歌調に奏でられると非常に親しみが湧き上がってくる。
薄暗く乾いた大地を連想させるタイトル曲⑤での説得力は抜群である。
私にとってもう一人の主役のSzukalskiは①⑥におけるテナーで魅力が満載である。激しいプレイは本作をより引き立たせる結果となっている。特に①は凄い。
ラスト⑦のEdward Vesalaのシンバル音は何とも言えない。この音造りがECMなのか?と勝手に頷いてしまった。
本作は高速の①からパワー全開。あっと言う間の41分。
Tomasz Stanko (tp) Tomasz Szukalski (ss③, ts①⑤⑥⑦) Dave Holland (b) Edward Vesala (ds) ① First Song
② Tale ③ Num ④ Duet ⑤ Balladyna ⑥ Last Song ⑦ Nenaliina Recorded at Tonstudio Bauer, Ludwigsburg on December 1975
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