旅人酒場 〜1杯やってかない?〜

慌ただしく過ぎていく毎日。でも、空は見上げよう。

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[ 2009/7/6-9 ]

ブラジル最初の首都が置かれたサルバドールでバイーア州独立記念のお祭りを
楽しんだ後は、ぐぐーっと北上してリオ・グランジ・ド・ノルテ州の州都ナタルへ。
この “ナタル” の町、1599年12月25日のクリスマスが創設日。それ故ナタル
という名前はポルトガル語で “クリスマス” を意味します。

そんなステキな名前を持つナタルにはブラジル有数の美しいビーチがあるとか。
更に1年のうちおよそ300日が晴天だそう。それならナタルのビーチを満喫だ〜!

あれ?到着日も翌朝も雨。本当に太陽の町なんでしょうか?
ビーチに似合わない、傘差しスタイルで砂浜へ。雨の中でも、裸足でサッカー
ボールを追いかける少年たち、これぞブラジルサッカーの真髄!
イメージ 1

降り続く雨で、海の中でも生き物はどこかへ非難しているよう。お魚獲れませんね…
イメージ 2

一番見たかったポンタ・ネグラ海岸の不思議な砂丘。本当は青空の下、真っ白な
砂丘が見れると思っていたんだけどなぁ。これじゃあちょっとした土砂崩れみたいです。
イメージ 3

帆船 “ジャンガダ” がナタルのビーチの雰囲気を更に魅力的なものにするのですが、
それも全て砂浜で待機。海の上では誇らしげなジャンガダも、雨だと元気がない様子。
イメージ 4

ナタルには2日間滞在しましたが、結局晴れることはありませんでした。残念…
ところがどっこい、ナタル3日目、次なる町へ移動しようとバスターミナルへ行くと
青空が広がり始め暑い暑い(~_~;すいませーん、私がいる内に晴れてくれませんか?
イメージ 5

「もぉ!」とつぶやきながら乗り込んだバスはマラニョン州の州都・サンルイス行き。
ナタルからサンルイスはかなりの距離。直行バスなので乗っているだけでいいのですが^^

北へ行くにつれバスの質や予約の管理が甘くなっていくブラジル、途中の町から仕事
帰りのような男たちが5,6人乗り込んできて空いている席へ。私の席周辺もその人達に
囲まれ、ちょっと警戒…バス強盗だって珍しくない中南米、そんなことが頭を過ぎります。

隣のおじさんに話しかけられるも、ポルトガル語はほとんど分からず、警戒してるし…
バスはトイレ・夕食休憩のため停車。トイレから出ると隣の席のおじさんが待っていました。
「お腹すいてる?一緒に食べに行こう」とターミナル内の簡易食堂へ。彼の仲間たちと
一緒に食事を摂りつつ、心の中でついさっきまでの警戒心を恥じて反省していました。

夕食代を渡すも受け取ってくれないおじさん、消灯後は冷房対策に持ち込んだブランケットを
かけてくれました。なんでこんなに親切なの?彼らは仕事仲間で1泊旅行に行くそうで、
仕事後そのまま出発したためバスを予約していなかったそう。そんなこんなで途中途中
予約者が乗ってくる度に席を空けなくてはならず、夜行バスでずっと立ちっぱなしでした。
申し訳ない気持ちでいっぱい。それでも早朝4時半、元気に手を振って、降りて行きました。

次に隣に来たのはテレジーナという町まで行く女の子。誇らしげに地元サッカーチームの
ユニフォームを着ています。彼女も休憩の度に時間を伝えてくれ、またその斜め後ろにいた
ビジネスマンがみんなの質問をポルトガル語からスペイン語に訳してくれました。段々と
車内の人に私の存在が広まり(?)休憩になると誰かしら席まで迎えに来てくれるのです。

トイレに行くのも、食事をするのもバス旅仲間たちと。ブラジル人は、どんなに短い時間でも
そのとき一緒にいたなら皆仲間なんです!一人、また一人去っていく姿を見るのがつらい。

バスの終点、サンルイスに着いたのは、ナタルを出てから実に32時間後。長かった…
でもそれ以上に嬉しかった、たくさんの人との出会い。みんな疲れた表情など全く見せず、
「元気でね」と抱き合い笑顔でお別れ。
でも私はちょっと心配。だってサンルイスは夜10:30・・・夜は雰囲気が良くないのです。
と、ナタルから32時間一緒だったビジネスマンさん、迎えに来た家族の車でホテルまで
送ると言ってくれました。何てありがたい!だけど、簡単なお礼の言葉しか見つかりません。

親切にして頂くこと、感謝の気持ちは、慣れっこになってはいけません。それなのに、
ブラジルにいるととにかく皆心配して気遣ってくれ、そういう環境に慣れてしまうのです。
中南米一周で訪れた国22ヶ国、その中で国民ナンバー1はブラジルだと即答できます。

「ブラジル、行って見たいけど心配…」そんな方にこそ行って欲しいのがこの国なのです!

閉じる コメント(26)

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何故でしょうか。。私、この記事を読みながら不覚にも涙が出そうになりました。すごーく暖かい感じが伝わってきます。

私も基本的に女性のひとり旅なんですが。。どうしても毎回旅先では警戒して緊張してしまうんです。。勿論それは大事な事なんですが、必要以上に警戒して「治安が悪いからこの国行くのはやめようかな〜」と尻込みしてしまう事も多いんですよね。

ブラジルもきっとそんな国の一つだった気がします。でも、こうしてブログを拝見する度にやっぱり実際行って体験する事の大きさを感じました!

2009/10/8(木) 午後 2:18 [ チェ ]

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是非 仕事でいかして下さい!この実体験を^^☆!
素敵な 旅を 祈っております^^☆!
素敵な出会いも^^!

2009/10/8(木) 午後 7:41 旅の料理人

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hanaさん、そうですね、どんなに美しい景色より立派な建物より、
一番心に深くあったかく残るのはすてきな人たちとの出会いです。
そんな出会い、ブラジルでは沢山ありました(*^_^*)

2009/10/9(金) 午後 2:05 旅人酒場

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ぶぅさん、32時間も乗っていると、バスの中はみんな親戚同士みたく
なってきて、飽きるどころか「もう少し一緒にいたい」なんて思いました。
ブラジル人はとにかく親切で、ひとりぼっちの外国人旅行者をみんなが
気にかけてくれました(^_^)

2009/10/9(金) 午後 2:09 旅人酒場

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ULUAさん、テレビやガイドブックでとりあげられなくても、逆に
知られていない所こそ本来の人の心があったり、人間の生活のリズムが
あるものですよね。いつしか「なーんにもない」町こそ居心地が良くなって
いくのを感じていました。

2009/10/9(金) 午後 2:12 旅人酒場

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紫桜さん、ブラジル人の熱いパワーと優しさで素晴らしいW杯と
オリンピックをつくりあげて欲しいです(^O^)
娘さんに買って差し上げたぬいぐるみが「ナタル」とは、素敵な
クリスマスのプレゼントになりましたね!

2009/10/9(金) 午後 2:14 旅人酒場

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holayasuさん、はじめは言葉や治安に対して随分と心配していたブラジルですが、
どこへいっても必ず親切な人が助けてくれ、「知らない、分からない」と
去って行く人がいませんでした。人が親切だと旅行もぐっとしやすくなりますね。
(逆に中米パナマへ戻ったとき、人の冷たさにがっかりしてしまいました…)
メキシコ、グアテマラ、エルサル、チリ、ブラジル、また直ぐにでも行きたい国です(^_^)

2009/10/9(金) 午後 2:23 旅人酒場

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りんさん、先入観で「危ない国」なんてイメージをブラジルに持っていたのが
申し訳なく恥ずかしくなってしまうほどです。確かに危険な場所もありますが、
それは世界中どこの国でも一緒ですもんね。彼らがあまりに親切で、他の国へ
いくと「ブラジル見習ってよ!」と思ってしまうほどです。日本もですが・・

2009/10/9(金) 午後 2:25 旅人酒場

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チェさん、本当に本当に、ブラジルの方ってあったかいんですよ。
私も親切に対する嬉しさで胸が熱くなること、忘れまいと日記に書き記す
ことが多々ありました。
一人旅、特に女性だと治安が心配で行こうか行くまいか迷うところも多いですよね。
ブラジルやコロンビアもそんな場所でしたが、逆にそういう所こそ
「行かなきゃ分からない」良さがたくさん詰まっている気がします。
ブラジルでは素敵な出会いと大切な思い出がたくさんできました(*^_^*)

2009/10/9(金) 午後 2:30 旅人酒場

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旅の料理人さんをはじめ皆さんがあたたかく見守って下さるので
良い旅ができているのです〜!!ブラジル人の思いやりが、
この旅をいっそう素敵なものに導いてくれました♪

2009/10/9(金) 午後 2:33 旅人酒場

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32時間たった一人のはずがバス内でみんなすっかり友達なんて素晴らしいですね。知り合い二人の女の子がブラジルで物取りにあった話を聞いていたのでやはりブラジル=危険という印象が強かったのですが、旅人さんの旅の記録、素敵な出会い、バラエティに富んだ景色を見るとブラジルのイメージが変わります!

2009/10/10(土) 午前 0:03 [ ortizsakai ]

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やはり、ブラジルって国は大きいんだな、と感じますね。
私の前住んでた所には、ブラジルから来た人がたくさん住んでいたんですが、夜遅くまでブラジル料理の店はにぎわっていましたよ〜
サッカーがある夜は大変!大騒ぎでしたっけ^^
みんな楽しくて明るい人ばかりでしたよ。。。

2009/10/10(土) 午後 0:43 あんず(*^m^*)

わたし人情に弱いんですよね。(^^)
南米って広すぎて、
どこに行っていいのかわからない感じがしていましたが、
ブラジルで人々とのふれあいを感じるだけでも、
十分なのでは?って思うようになりました。

2009/10/10(土) 午後 10:48 zengtian

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ortizsakaiさん、乗ったときはひとりぼっち、それが休憩の度に知り合いが
増えていって、いつしか隣には必ず誰かがいました。お母さんと実家に向かう
女の子が学校で覚えたての英語で名前を教えてくれたり…これぞ「旅」でした^^
確かにその国で何か事件・事故に遭うと印象が悪くなってしまいますよね。
私もニカラグアがそうでしたが、今はもう一度行ってみたい国です。

2009/10/11(日) 午後 0:08 旅人酒場

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あんずさん、出稼ぎでブラジルから日本に来られている方も多いですよね。
私が住む埼玉北部から少し行った所にも「リトル・ブラジル」があります。
駅前にブラジル銀行があってビックリ!さすがはサッカーの国、ブラジル料理屋
さんもかなり盛り上がるんでしょうね〜(^o^)気さくで明るい人が多いですよね♪

2009/10/11(日) 午後 0:10 旅人酒場

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zengtianさん、私もです〜!ひとり旅で毎日毎日、ある程度気を張って
強がっているので、こんなに優しくされたら体の力が全部抜けてホロっと
きちゃいます。ブラジル人って一緒にいるだけで元気になれるんですねぇ。
おっしゃる通り、この国は素晴らしい見どころも多いけど、一番は人の心です!

2009/10/11(日) 午後 0:17 旅人酒場

32時間のバスの旅、お疲れ様です。みんながほっとけないくらいの存在感って、すごい人気者♪
仲間っていいよね♬

2009/10/11(日) 午後 5:24 tako_chan

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TAKOさん、やっぱり32時間は長くって、サンルイスで降りたとき
うまく歩けませんでした。。。
キャー嬉しいお言葉ありがとうございます。でも、人気者じゃなくて
みんな不安で見てられないのかもです…「あの子置いて行かれちゃいそう」と。
邪魔な壁は何もなく仲間になれるのがブラジルなんだな、と思います♪

2009/10/14(水) 午前 0:41 旅人酒場

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同じ空間を共にした仲間意識ってありますよね。
僕の場合電車でしたけど・・

でもここまで仲間意識が高いのはブラジルならではなんでしょうね!
ブラジルは明るい半面怖いイメージがありましたが
実際はこのような感じで明るく優しい人たちばかりなんでしょうね〜
逆に一部の怖い事件などはイメージとしてその何倍も膨れ上がって
伝えられるんでしょうね・・

2009/10/25(日) 午後 10:25 [ takecreate ]

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takecreateさん、時間が長くなるほどに仲間意識・一体感が出てきて
楽しくなりますよね♪「もっと乗っていたい」なんて思うときも。
本当にブラジル人は人懐っこくて親切で、ラテンでもかなり特異でした。
私も行く前はブラジル=犯罪のイメージもあったのです。が、こんなに
例外なく人が親切な国、一人でもとって旅行しやすい所だと思いました。
確かに、何か事件があると恐怖を駆り立てるように取りざたされたりしますね。
TVを見て行きたくなる事もあれば、TVの情報だけをあてにして恐怖を植え付けられる事も。。

2009/10/25(日) 午後 11:19 旅人酒場


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