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鉄道の民営化により6万人もの鉄道員が失業した90年代のアルゼンチン。 利益の見込めない路線は廃止の決定を下され、交渉の余地もなかった。 失業理由も「自主退職」扱いにすることを余儀なくされ、明日からの生活は暗闇の中。 最後まで交渉を続けた組合代表は自ら命を絶ち、他の仲間たちも行き場のない怒りを ぶつけられずに過ごす日々。 鉄道員という誇り、そこから一転した生活環境と守らねばならない家族。 そんな厳しい現実が彼らを犯罪者に導いていく… 『出口はきっとある』 ラスト、廃止路線を再び走った列車は鉄道員の誇りと家族の希望を乗せ、 小さな田舎町の出口へ向かった。 『失業』 他人事じゃない、誰の身にも起こりうる現実。
利己主義に走り、格差社会を生み出した日本。 人間としての価値や権利を考え直すきっかけになるのでは、そんな映画だった。 |

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