|
【<ノーベル平和賞受賞>ネルソン・マンデラ生誕90周年】 「肌の色や生まれ育ち、宗教などを理由に生まれつき他者を憎むものなどいない。人は憎しみを 学ぶのだ。憎しみを学ぶことができるなら、愛することも学べるはずだ。なぜなら愛は、人間の 本性により自然に寄り添うものだからだ ―ネルソン・マンデラ―」 アパルトヘイト―1948年の提唱から1991年まで続いた南アフリカの人種隔離政策。 アパルトヘイト関連法は、国民を【白人】【バントゥー(アフリカ黒人)】【カラード(混血)】の3集団に 分類、各集団ごとに居住地や職業、学校などが定められた。更に人種間の結婚が禁止、公共施設も区別 され、非白人のみ登録証(身分証)の携行が義務づけられた。この登録証チェックは街中でも突発的に 行われ、所持していない者は暴力を受けた上、連行された。 (その目を覆いたくなるようなシーンはこの作品の中でも流れる。) 長い間、人種差別と白人優位の暗い歴史を歩んだ南アフリカ共和国。この国が無意味で悲し過ぎるアパルト ヘイト時代を経て希望の路へ進むのを見届けることができる映画。希望を捨てず、理想のために命も掛けて 戦い抜いたネルソン・マンデラ、彼は27年間囚われた後、94年に南アフリカ初の黒人大統領に就任した。 少しあらすじについて触れると… 差別主義者の看守・グレゴリーは南ア最悪のテロリストとされるマンデラの担当に抜擢される。これは マンデラの故郷近くで育ち、黒人の言葉・コーサ語を解した為、秘密文書や会話をスパイするためだった。 だが、彼が人種を超えて平和に暮らせる世界の実現を求めていることを知り、マンデラの思想の尊さ・ 気高さに気付き、引かれていく。そしてグレゴリーのコーサ語はやがて、マンデラとのコミュニケー ションツールとなる。だからこれは、様々な葛藤の中で苦しみながらも、正しい歴史のひとこまでいたい と願った看守とマンデラの十数年間にわたる魂の交流を描いた真実の物語。 そこに真実があるからこそ、心に響く。人間はいかに愚かで、いかに希望を持てる生きものなのだろう。
相手を理解することで見える世界がある、目を背けたから知らない現実がある。 日本では、こちらから欲すれば様々な情報を得ることができる。だから私は知ろうとし続けよう。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー



