旅人酒場 〜1杯やってかない?〜

慌ただしく過ぎていく毎日。でも、空は見上げよう。

映画や本のこと

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【戦争広告代理店】

【戦争広告代理店】 高木 徹

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セルビア共和国・コソボ自治州。旧ユーゴの民族紛争やNATOによる空爆は数十万人の犠牲者を出し、
そして記憶に新しい。そのコソボが今週、悲願の独立を宣言した。

本書はアメリカの一民間企業がビジネスとして情報操作し、ボスニア紛争の陰で世界を動かした
実態を描く。ボスニア紛争において民族の血が流された事に対し、どちらが悪玉かを客観的に述
べることは難しい。ただ、いち早くPR作戦で国際世論を動かすことを重要視したボスニアと出遅
れたセルビアとで、勝敗が決まってしまった。

日々のニュース番組や新聞でしか国際情勢を把握できない私達にとって、映像は非常に大きな
影響力を持ち、心を動かす。でも、もしそれが国際世論をあっという間に動かす情報操作という
仕掛けだったら…
ビジネスとは言え、紛争や政界までもをPR企業が動かすとは、あまりにも正義を欠いている。
勝利を手にしたボスニアの陰で、セルビアは悪のレッテルを貼られたのだから。

「欧州の火薬庫」・バルカン半島が民族浄化の歴史を繰り返さず、近い将来、独立国コソボが
明るいニュースを発信してくれることを願いたい。
そして日々情報をキャッチし、何らかの感情を持つ私達にとって、本書から学ぶことは非常に多い。

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2008年は日本人移民がブラジルに渡ってから100周年にあたる。ブラジル移住者の子孫は、
現在では世界最大の日系社会を築き、ブラジル国内でも高い評価を得るようになっているそう。

ちょうど今の時期はリオのカーニバルで盛り上がっているブラジル。そんな国の高校生の
お話を是非紹介したくて、書籍ではないけれどこのコーナーで。

2007年7月、東京で《海外高校生による日本語スピーチコンテスト》が開催された。熱心に日本語
学習に励んでいる各国の代表とあって、どのスピーチも文章力・表現力ともに甲乙付け難いコンテスト。
そんな中で日系ブラジル人の彼女は日本人として、ブラジル人として両国の架橋を立派に努めていた。

--------------------(以下、スピーチの一部を紹介させて頂きます)--------------------

100年も前に、全然ブラジル語も分からなくて海を渡り、遠いブラジルの
国へ移住してこられた人達の苦労が、本当に分かった気がしました。

そうしてしみじみと思いました。そうだ、私たち三世、四世、もう五世もたくさんいますが、
非日系の人達に信頼され愛されているのも、みんなこうした苦労を重ねてこられた移住者の
人達のおかげなのだと。そして、私は日系ブラジル人なのだ、と心からそう思いました。

2008年の日系移民百年祭、日系だけでなく非日系の人達にも多く参加してもらい、
百年祭を盛大なものにするため、私達日系人が心をひとつにして
頑張らなければと思います。 だって私は日系ブラジル人なのですから。

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[製作]2005年 タイ 100分

タイ・ドキュメンタリーシネマ
“デック 子どもたちは海を見る”

2008年を目前にして、素晴らしい映画に出会った。ありのままを撮った日常生活の映像が、
しかし真の美しさを内包している映像は脳裏から離れず、デックの世界から抜け出せない。

タイ北部、さまざまな山岳民族の子どもたちが先生たちと寝起きを共にするメートー学校。
学校で学ぶお金が無い、学校が遠すぎて通えない、一日中農作業を手伝う子どもたち。
タイ語ではないそれぞれの民族の言葉を話す子供たちを、この学校は寛容に受け入れる。
家畜の世話から農作業、炊事までもをこなし、昼間は学業に勤しむ。
それを支える先生たちも『お手本』として何事にも全力投球で立ち向かう。

この学校生活でのクライマックスは、卒業を控えた中学3年生が行く『海』。
山の中で育った子どもたちは、川が流れ込む『海』を知らない。
目を輝かせながら、未だ見ぬ想像のなかの海を語る。
「波、エビやカニ、椰子の木…」人から聞いた『海』、テレビや本で見たことのある『海』。

気持ちの高まりを押さえ切れず、修学旅行の前日は誰も寝ちゃいない。この日のために
ニンニク農家の手伝いをしてお小遣いを貯め、友達とベッドの上で着ていく服を選んだ。

海だっ!
一目散に走り出し、メートー学校のユニフォームで飛び込む子、民族衣装で飛び込む子、
お気に入りの服で飛び込む子。それぞれ選び抜いた一着で、海へ。
ただ、彼らのあふれ出る思いと笑顔はみな一緒で、歓喜の声はどこまでも響き渡る。

日々の生活に追われて忘れがちになっていること、見えづらくなっている美しさや感動が
この映画には溢れている。
2008年、デックを見て新年の抱負を決めてみませんか?

“BLOCK PARTY”

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[製作] 2006年 アメリカ 103分
[公式ホームページ]http://blockparty.jp/home/html

映画化されたのはライヴ“DAVE CHAPPELLE'S BLOCK PARTY”。
NY・ブルックリンの一角(=BLOCK)でパーティーが始まった!

カニエ・ウェスト、ザ・ルーツ、モス・デフ、エリカ・バドゥ、そして
このライヴをきっかけに7年ぶりの再結成となったローリン・ヒル率いる
フージーズ等、ヒップホップ界のトップアーティストが大集結の、
そして鳥肌モノのライヴ映像が映画となってスクリーンから観客の魂を揺さぶる。

日本ではファッションとしての側面から見られることが多いヒップホップ、
しかし、もっともっと根深い暗黒の、差別の歴史までもを認識させるこの映画。
貧困と差別をくぐり抜けながら生きるアメリカ黒人の精神力の強さ、逞しさ
に圧倒され、気付くと一体化している。
彼らと私たちを、世界を音楽が繋ぐ。

ローリン・ヒルの『Kill Me Softly With His Song』がいつまでも頭から離れず、
改めてこのライヴから発せられるメッセージと奥深さを感じられる。

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[製作]2006年 イギリス 96分
[公式ホームページ]http://www.guantanamo.jp/index.html

パキスタン系イギリス人のイクバルは両親の勧める縁談のため、イギリスから
故郷パキスタンへと出発する。そこで彼と友人たちは、実際に隣国で起きている
米軍のアフガン侵攻をより身近に感じ、知る。
隣国の実情を自らの目で見たいとアフガンへ向かったのだが、それは米軍に
捕らえられテロリストと見なされる最悪の事態に。
アフガン・イラクと続けざまに、手前の利益ばかりを考え侵攻を繰り返す
米帝国に憤りを感じてならない。

【グアンタナモ】
キューバ東部の地名で、スペイン植民地時代に締結された条約により、犬猿の
仲であるアメリカが半永久的に借用している。キューバ政府は返還を求めているが
アメリカはこれを拒否している。キューバ革命後、両国の関係悪化により国交が
ないため、アメリカの法律も国際法も適用されない。
アフガニスタンで捕らえた、テロリストとレッテルを貼られた約500人が
収容されており、そのほとんどが司法手続きを経ず拘束されていると言われる。

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