旅人酒場 〜1杯やってかない?〜

慌ただしく過ぎていく毎日。でも、空は見上げよう。

2008/9-GUATEMALA

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グアテマラ、ソロラ県のサン・ペドロに来てもうすぐ1ヶ月。
毎日歩き回るうちに「見慣れた」景色になってきました。

見慣れると怖いのが、感動が薄れたり注意深く見なくなること。

旅に出てから至る所で空を見上げて、そのたびに「日本でこんな空見えたっけ?」なんて思って
います。本当は見えているのに、心も時間の余裕も無くて気付かないだけなのかもしれません。

植物も一緒。カメラ片手に散策すれば、見慣れない植物や素敵な花たちが小さな感動を与えて
くれます。今日は、純粋に「きれいだな、珍しいな」と思った植物の写真を載せてみることに。

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(↑マヤの伝統的な飲物にも使われる花。指でこすると甘いミントのような香り)
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(↑グアテマラの食卓に欠かせないフリホール豆。黒や白もあります。)
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授業で頭が疲れたときは外を歩いてリフレッシュ。
植物はいつだって目と心休ませてくれます。
コーヒーの国グアテマラ。ここサンペドロや周辺の村々ではコーヒー栽培が盛ん。
そこらじゅうに実をつけた木があるので、栽培と言うよりは「ここにも生えてきちゃいました」
という感じ。降り注ぐ太陽の光を存分に浴びた豆から作られたグアテマラ産のコーヒーは、
きっとこれから世界中を旅します。

まだまだ成長段階の青い実、収穫間近の赤い実、豆が取り除かれた後の殻は
アップで撮るとワイン造りの葡萄みたい。村のあちこちに干してあるコーヒー豆、
それを見るたびに「グアテマラにいるんだ」と思うのです。
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そしてもう一つ、サンペドロで有名なのがチョコラテ(チョコレート)。グアテマラ中で有名な
わけでも、見所としてで紹介されているわけでもありません。でもサンペドロの人たちはみんな
知っています。畑の中にある小さな小さなチョコレート工場。看板もなく工場のような造りでも
ない、一見して村人のお宅です。ここは課外授業で先生に連れて行ってもらいました。
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ラベルに描かれているのはアティトラン湖とサンペドロ火山等、ひとつひとつ手作業で色塗りを
していました。大量生産はしない、小さな工場で必要なだけ作る、そんな印象を受けました。
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カカオはグアテマラ南方の沿岸部から来るそう、ここでは写真で製造工程を説明してくれます。
カカオ+砂糖のみの純粋なものからナッツやレーズン、オレンジやミントなどかなりの種類。
ざらっとした舌触りのサンペドロ産チョコラテ、生チョコのようにとろけもしなければ滑らかさも
ありません。初めて味わう本物のチョコラテ、ここを去る前にもう一度工場にお邪魔したいな。
[ 2008/11/23 ]

その昔、グアテマラがスペインの統治下になる前、ここチチカステナンゴ(通称チチ)は先住民
キチェ族の国でした。そして今も人々の間に根付いているマヤの宗教。先住民色の強いチチの
見所は、露天市とキチェ族の聖地・パスクアル・アバフの丘。大きな露天市が立つ木曜・日曜
には各地からバスが運行され、観光客と周辺の町や村からやってきた人々で賑わいます。

予め金曜に予約しておいたシャトルバス、20分遅れで到着。
時間が多少アバウトなのは仕方ないにしても…何故に満員???

ティカル遺跡に続き、またまたバストラブル!というか旅行会社のミス。バスの
定員人数より予約者の方が多いのに、それを把握していないなんて理解に苦しみます。
そして平気で「悪いけど今日のバスはいっぱいだから」と言う!

1人で予約した私は小さなスペースに「アミーガそこね!」と押し込まれ、乗れなかった
2人は激怒!そりゃそうだ、予約してお金も払って、更にバスは大きな市の立つ木曜・日曜
のみの運行なのだから。「君はラッキーだね」と車内で言われましたが、それが当たり前…。

険しい山道を行くミニバスで、運転手にぴったりくっつくように座る私、ギアを変える度に
足にぶつかること2時間半、チチ到着。町中を行くバスも、くっついてしまいそうなくらい
ギリギリのところをうまーくすれ違っていきます。
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カトリックとキチェ族独自の信仰が共存するサント・トマス教会の前で。この教会ではマヤの
聖典『ポポル・ブフー』が発見されたこともあり、キチェの人々の心の拠り所でもあります。

中の写真撮影は禁じられていますが、いくつものロウソクと床に撒かれた花びらが独特の
宗教世界を作り上げています。そのため教会前の階段では花や花びらを売る人がたくさん。
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教会周辺はものすごい人。もみくちゃにされながら露天を抜けて向かったのは
パスクアル・アバフの丘。『アバフ』はキチェ語で『石』を意味するそうで、黒い石が祀られて
いる神聖な場所です。祭壇は丘の頂上にありますが、途中にも黒い石像が祀られています。
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丘とは言え、ちょっとした登山気分、松の木に囲まれて頂上を目指すと…
その先には黒い石が祀られています。ロウソク・香が焚かれ、花びらが撒かれ、
静けさの中にもどこか強い力を秘めたような空気感。
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丘からの景色も楽しみ、歩道を塞いだ大木を越え再び町へ。露天市で賑わう隣はこんなにも長閑。
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やってますやってます♪民芸品もステキですが、人々の日常が垣間見れる市場もまた好きです。
見ているだけでは気が済まず、ついに参戦!自炊用に野菜やら果物やらを買い込みました。
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民芸品を売る露天も多く、ここに来ればグアテマラのお土産は何でも揃いそう。
観光客慣れしていますが、観光客も慣れているのでどんどん言い値を下げてきて面白いです。
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一通り見て歩き、戻りのバスまで30分ほどあるので市場内の簡易食堂でお昼ごはん。
メインのおかずを選んだら、それにサラダ・ライス・フリホール豆を乗せて出してくれます。
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お腹も満足したところでチチを後に。帰りのバス、チチに宿泊する2人が降りたのでちょっと余裕♪

喜んだのも束の間、運転手は途中の村で同じ方向へ向かう人達を4人もピックアップ!
「助け合いなら仕方ない」と思っていると、しっかり料金徴収していました(~o~)
バス自体は旅行者が支払って運行されているもの、ということは…
あなた、これでしっかりお小遣い稼ぎしているのね!!

もう、逞しいと称賛するしかないドライバーに導かれた週末観光・チチカステナンゴ行きでした。
[ 2008/11/22 ]

週末が近づくと、学校でも家でも「どこに行くの?」と聞かれるので「どこか」行くように
しています(^o^; 土曜日、まず向かったのは山道をバスで40、50分登ったところに
位置するサンタ・クララ・ラ・ラグーナ。ここは湖畔ではなく山の上に位置する村、落っこちて
しまいそうな急な坂道、カーブの度にけたたましいクラクションを鳴らして登っていくバス、景色
は最高に良いです!カーブをひとつ越えるごとに小さくなっていく周辺の村々と湖。
左右に揺れるバスの中で何度もお尻を滑らせながら車窓からの景色に釘付けでした。

サンタ・クララ自体は大きくないそうですが、週末の市はとても賑わっていました。
売られているものはどこの村でも大差ないのですが、人々の衣装や村の雰囲気はかなり
違います。ここは賑わっていてもどこかのんびり落着いていて、私のお気に入りに。
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人だかりの方へ近づいてみると…首に蛇を巻きつけてしゃべりまくってる芸人?!
こういうのはちょっと苦手なので早々撤退。しっかり写真は撮っていますが。。。
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2時間ほどサンタ・クララを散策して、戻りのバスへ。
サン・ペドロの手前にある隣村サン・フアン・ラ・ラグーナで途中下車。
ホテルやレストランが数件あるだけの小さな村です。時間が止まったような村の中。
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そしてこの村は至る所にペイントが。芸術の村とでも
呼びたくなるくらい、素敵なペイントに彩られています。
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サン・フアンからサン・ペドロまでは30、40分で歩けます。途中山の斜面に広がる
コーヒー畑や山の写真を撮っていると「山好きなの?」と近くのおじさん。あ…山が好きと
いうよりこの景色が良くて^^ サン・フアンとサン・ペドロの中間地点から撮影。
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サンペドロが見えてきました。こうして見ると、いつも歩き回っている村の全体像が見えてきます。
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隣村サンフアンまでは2キロ強、散歩がてら出かけられる距離なのでまた行ってみようと思います♪
[ 2008/11/10-23 ]

タイトルがタイトルなだけに…トルティージャ(トルティーヤ)でできた家みたいですね(^。^;
正確には、トルティージャを作って売っているお宅です。

スペイン語学校に紹介してもらい、2週間学校近くのお宅にホームステイさせて頂きました。部屋・
キッチン・トイレ・全て独立した建物で庭に洗い場(洗濯場)があります。なので部屋にはベッドと
机があるのみ。ここ最近、夕方から風が強くなるので外のトイレに行くにはちょっと勇気が必要!

キッチンはガスではなく薪です。村では薪を担いで歩く男の人たちをよく目にします。
トルティージャを焼きながらご飯の支度をしたりコーヒーを保温したり、とっても便利です。
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こちらトルティージャになる前の、トウモロコシの粒を茹でたものです。
トルティージャが白かったり黄色かったりするのは粒の色の差で、うちはいつも黄色。
毎日見てるうちに黄色いトルティージャが一番美味しそうに見えてきました(^o^)
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働き者のお母さん、1日250枚ものトルティージャを焼くそう。
少しは役に立つかと挑戦するも全くダメでした。お母さんは手がぶれてしまうくらいの
速さでパンパンパーンと次々まんまるに作り上げていきます。ミニ人間国宝!
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やっぱり焼きたてが一番美味しいです!食事には欠かさずトルティージャが
出てくるのですが、焼き立てをこの上から取って持ってきてくれます。
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時間に関係なく近所の人たちが買いに来ます。5枚単位での販売、10枚〜20枚買って
いく人が多いです。みんなグアテマラ特有の色彩豊かな織物を持参、それに包んで持ち帰ります。
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食事は、朝食は意外にもトースト・パンケーキ・コーンフレークなど。
夕食はグアテマラらしくフリホール豆にライスなど。
メインの昼食は肉・魚・スープ・パスタなどバラエティに富んでいました。

どんな料理でも欠かさないのがトルティージャ。パスタの時にも出てくるので驚きです!
とにかくみんな何でも挟みます。なのでスプーンやフォークを滅多に使わないんです。
基本は手とトルティージャ。挟むものがないときは「どうするのかな…」と見ていると
塩を少しつけて食べていたり。必須なんですねぇ。
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そして朝晩、食事のときに必ずグアテマラコーヒーを淹れてくれます。
ここサンペドロもコーヒー栽培が盛ん、このお宅では子供だって毎日ブラックコーヒー。
ここの人たちにとってコーヒーはおそらく水みたいなもので、苦味も酸味もない薄ーい
アメリカンといった感じ。大きなマグカップに並々注いで飲んでいます。

1日3食付、学校まで走って1分とすばらしい条件!ただ家族(大人)間の会話は
マヤ系のツトゥヒル語を話すのでまったく聞き取れませんでした(゜o゜)

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