旅人酒場 〜1杯やってかない?〜

慌ただしく過ぎていく毎日。でも、空は見上げよう。

2009-PERU-

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[ 2009/1/31 ]

所要時間8時間以上になると、ペルーは夜行バスか早朝の便が多い傾向。宿代が浮く分、
ちょっと奮発して二階建てバスの一階、ひとり用の超リクライニングシートで移動しちゃいます♪
校長先生の椅子気分でくつろいでいるとキレイなサービス係りのお姉さんが軽食と飲み物を
配ってくれ、まるで動くホテル。起きれば、そこは『トルヒーヨ』、プレインカの遺跡の町です。

トルヒーヨ近郊に散在する遺跡を自力で訪ねるには時間も労力も必要、交通機関をうまく使って
行けるところを除きツアーを利用するのが早くて便利です。とりあえず中心となるアルマス広場
まで歩き旅行会社巡り…のはずが、とにかく教会が多い町で写真撮影に忙しかったです^^;
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プレインカ期の遺跡が多く残るトルヒーヨ、訪問先が多いので『海』と『遺跡』に分けてアップします。

まずは海編。トトラ舟がずらりと並ぶワンチャコ海岸です。ここで売っていたペルーのお菓子『トゥロン』
を食べながら海岸沿いをお散歩。トゥロン、塩気のあるスナックを想像していましたが、オレンジの
パリッとしたパイのような生地の間にはキャラメルが挟まっていました。サクサクとナイフを入れて
切り分け、それを重ねていくおじさんの手つきは実に鮮やか!つい立ち止まると「いくつ?」お買上げ〜
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砂浜に立て掛けてあるとトトラ舟は観光用の見せ物にも見えますが、今でもちゃんと漁に使われています。
水を吸うととっても重くなるようで、男の人ふたりがかりでも立て掛けるのが大変そうでした。
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「そんなに重くなるのに沈まないの?」秘密はこちら。中を見るとペットボトルやプラスチック片が詰め
込まれ浮き具の役割をしています。ちなみに正座をするような格好で乗ります。結構むずかしそう。。
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ワンチャコ海岸で迎えた夕暮れ、トトラ舟がステキな演出をしてくれます。
なんだか、いつの時代の風景なのか分からなくなってしまいそう。
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すっかり日が暮れたトルヒーヨの町に戻ると、広場の前に結婚式の車が止まっていました。
花婿さんでも花嫁さんでも、トトラに乗って海から登場でもしたらトルヒーヨらしくて面白いのに…
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そんなおバカなことを考えてしまうくらい、楽しい楽しいトルヒーヨ&ワンチャコ海岸観光でした。

【インカの温泉占拠】

[ 2009/1/30 ]

インカ帝国の滅亡と共に、13代目の皇帝・アタワルパが30年余りの短い人生を終えた地、カハマルカ。
連日降っている雨は、その歴史の重みを無言で伝えているよう。この地で葬儀の列を見たせいもあるのかな…
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町を見渡す丘に上る階段は斬新なデザイン。歪んでいるようにも見える、不思議な階段で上まで。
高地なので一気に上ると息切れします。時が止まったような町を見渡してホッとひといき。
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ぐるっと散策が済んだらいよいよ“インカの温泉”へ。やっぱり日本人なら温泉と聞いて素通りは
できません!町の中心から乗り合いのミニバスに乗って、皇帝アタワルパも好きだったと言う温泉へ。
湯気だけで興奮!はやる気持ちをグッと抑えて、先ずは「フロ決め」と「支払い」。種類豊富で迷って
しまうので、窓口のおじさんにオススメしてもらった『ライモンディ』という個室風呂に決定。
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敷地内に入るとズラリ並んだ個室風呂の扉と外のベンチで待つ人々。
カハマルカの人たちもきっと温泉が好きなのですね^^
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奥に行くほどグレードが良くなっていくようです。と言っても、数十円の差ですが。どんどん進むと湯畑が!
これぞ温泉地の象徴、気持ちまで最高に盛り上がります!インカの温泉、健康体でも長期療養とかしたい…
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湯畑の奥の建物に目指す“ライモンディ”の個室風呂を発見。ちょっと料金が上がるだけで混雑もなく、
直ぐに入れました!湯量・温度共に自分で調節可、更に1回1回掃除してくれているので衛生面も安心です。
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一人30分程度と時間が決まっているようですが、時間を計ったりしている訳ではないので、混雑して
いなければちょっとのオーバーは大丈夫(きっと)!しっかり楽しんであったまって、皇帝気分で大満足♪
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お風呂あがりも、また湯畑をふらふら散歩。なんだか帰りたくなくって(゜o ゜;
生絞りパイナップルジュースを2杯も飲んで「プハー」です。屋台のオバちゃんに国を聞かれ答えると、
「日本から?あんたずいぶん遠くから来たねぇ。」・・・遠いいですけど、温泉のためだけじゃないですよ(^o^)
[ 2009/1/30 ]

植民地時代の面影を残す赤茶色の町並みが静かに佇むカハマルカ。この地はインカ帝国
最後の皇帝・アタワルパがスペイン人のフランシスコ・ピサロに捕らえられ幽閉、
最期をむかえることとなった地です。
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悪路をはるばるカハマルカまで来た目的は…パンパにあるという石の森『クンベ・マヨ』と
インカの温泉!先ずは町に出てクンベ・マヨへ行くツアー探し。
ツアーはどこも9:30出発13:30戻り。午後はないらしい…

「まだホテルチェックアウトしてなくて。午後のツアーないんですよね。」と旅行社のおじさんに相談。
「荷物はまとまってる?すぐチェックアウトできる?」親切心かお客を逃がさないためか、おじさん
通りに出て「タクシー!この子△△ホテルまで、超特急5分以内で、3ソルで連れてって!」お見事。

こうして無事にホテルをチェックアウト、“目にも留まらぬ”早さで旅行社へ戻りそのままツアー車へ!

標高2750mのカハマルカの町から20km、標高3500mの広大なパンパに広がる
奇岩群。まさに『石の森』と呼ぶにふさわしいその姿!カラフルな衣装とおさげが
かわいらしいアンデスの子供たち…ですが写真を撮るとチップとアメの要求が続く
のでここは注意が必要です。カメラを持っているだけでも。。
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「ここの間は体を“く”の字にして通り抜けてくださいね〜」とキュートなガイドさんに続きます。
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岩の間を通り抜けた先には更に林立・・・というより乱立する奇岩群。「あれはネズミの岩、あれは
男女が寄り添っている岩」と時間をかけて説明しながら進んでくれます。羊も行ったり来たり。
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この摩訶不思議な『クンベ・マヨ』、紀元前に造られたととも言われる精緻な水路が
岩の間を走っています。水路の壁には人間や十字架、図形のようなもののレリーフが
残っています。一体ここにどんな都市・文明が?
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ガイドさん曰く「はい、クンベマヨのリトル・マチュピチュでーす!」うん、確かに!
でもこれを見たから「マチュピチュは、もういっかな」なんて気分には到底なりません。
こちら、リトルすぎますからー!
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岩に囲まれながら標高の高いところを2時間以上歩き回るので…おなかが空きます(笑)
高山病など無縁^^; インディヘナのおばちゃんたちが作って
売っている揚げトウモロコシのおつまみ。これは病みつきです♪
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しっかり歩いて疲れたら、体にご褒美。皇帝気分でインカの温泉を目指します!
[ 2009/1/29 ]

ペルー最初の都市・チクライヨでモチェ文明の遺跡を堪能した後は、
快適なパンアメリカンハイウェイを外れ内陸に入ったカハマルカへ移動。
道が一気にひどくなります。でもカハマルカには温泉があるそうな!

チクライヨを出たバスはすぐに砂漠の中へ。日干しレンガの家々が、
たまにポツリポツリと出現する程度。どこまでも続く砂漠に、吸い込まれそう。
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カラっからの砂漠の風景が続いたかと思えば突如田園風景に変わったり。
なんじゃこりゃ?不思議も素敵。田んぼと田んぼの間に植えられている
「木」のように見えるのは、トウモロコシでした!さすがー!
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村のひとたちみんなで田植えでしょうか。
車窓からで ぶれてしまいましたが、のどかな光景になんだか心が洗われるよう。
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田んぼにトウモロコシなら、川が流れてる脇にはバナナです。
車窓の移り変わる景色が楽しくて寝られません・・・
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小雨と霧の中、悪路を進んでいても許せてしまうのは、やっぱり景色が美しいから。
突如ひらけた視界の先には湖が。天気がよければ、もっと素晴らしいんだろうな…と
思いつつ眺めていると、湖のほとりの食堂で休憩。長時間のバス移動も、美しい景色と、
たまに休憩があれば苦ではないかも…少なくとも、飛行機よりは。
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[ 2009/1/27-28 ]

島国・ニッポン育ちのわたしにとって、旅していく上での楽しみのひとつが国境越え。
大きな大陸にいくつもの国があって、それを越えると言葉や文化、通貨や食事まで変わったり。
中南米ではほとんどの国でスペイン語が話されていますが、そのスペイン語にも特徴があったり。

同時に面倒くさいのも国境。払わなくていいお金まで要求されるのが国境。一人だと白タクや
闇両替に囲まれるのも、ここ。日々国境を出入りしていく旅行者が事前に情報を仕入れて賢く
なっていくほど、国境の“怪人”たちも腕を磨いています。

エクアドル南部グアヤキルの町を出発し国境の町ウアキージャスへ。エクアドル・ペルー間は
あまり関係がよろしくないせいか、出入国管理事務所は国境から非常に離れた、辺鄙なところにあります。
だからバスを途中下車。無事にエクアドルを出国したらまたバスをつかまえて国境まで。
ここの国境は市場になっており、人とモノが溢れかえり混沌とした怪しい雰囲気。。。
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一緒のバスだった地元のおばさんは、「もう明日までバスはないからトゥンベスの町までタクシーだね」
でもまだ夕方4時、そんなに早くバス終了?でもおばさんは「じゃあねぇ〜」と去っていったから、白タクのグルではないよう。国境の橋を渡る手前で「急いで、イミグレは5時までだよ、ここから離れているんだから!」と声がかかる。周辺の何人かに聞くもバスは無いと。白タクだけには乗りたくないけど、これでもし今日中にペルー入国できなかったら大変、とりあえず国境の町トゥンベスを目指さなくては。

車に乗った瞬間、ムアッとすごい熱気だったので窓を開けると「閉めて閉めて!この辺りは車の窓からだってひったくっていくんだから。」車の中にいても危険なんて…ペルーって一体どんな国? 後に出会ったガイドのペルー人に聞くと「国境って、トゥンベスの方?市場になってた?あそこはすごく治安が悪いよ」とのこと。

途中ペルー側のイミグレで入国手続きを済ませ、車はものすごいスピードで走っていく…荒涼とした乾いた大地で町が出てくる気配もない。ちょっと心配になって、「トゥンベスだよね、国境の町の?まだ?あとどれくらい?」と聞くと、国境から25キロ、40分かかるそう。それが国境の町といえるの??ここで心配なのはもちろんオカネ。US$40の要求!ちょっとした市内のタクシー移動がUS$1のペルー、25キロの距離とはいえ高すぎます。
でも、ただ「高い!」だけでは通用しません。私も国境を越えるたびに学んできました。
演技です!表情と声の弱さは大切です。女の武器とはこういう時に使うもの!

「中米はすごく治安が悪くて旅していても怖かったの(実際そんなことありません)、そこでお金もカメラもみんな盗まれてもうペルーから日本に帰るところなんです(帰りませんよー)…もう怖くて誰も信じられない…所持金が足りないから、このまま警察に行ってくれませんか?そこで私がポリスに説明します。」

「そうだよな、中米は危ないよな、でもここはそうでもないから落ち着いてさぁ。君学生?(とうの昔に卒業してます) 少しならまけてあげるよ。」こうなってもホッとした表情は油断の証、ひたすら怯えた風で相手の顔をうかがって…最終的にUS$12になりました。現地での相場はこのくらいでしょうか。
白タクが去るのを確認して、レストランで海鮮チャーハン(笑)

トゥンベスからは夜行バスに乗り約8時間、モチェ文化の遺跡が待つチクライヨの町へ。
砂漠のなかに突然町が現れるこの地に来て、実は初めて「南米か〜」という気がしたのです。
明らかに中米にない景色がここにはありました。

町を練り歩く微妙な人数の警察楽団…みんなクラクションこそ鳴らせませんが、イライラ(笑)
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これがお目当ての『シパン遺跡』。紀元前後〜700年頃のモチェ文化の遺跡、地上絵で有名な
ナスカ文化と同時期くらいです。発掘は1987年とまだ最近。遺跡では今も発掘が続いています。
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こちらもモチェ文化の遺跡と言われている『トゥクメ遺跡』。小高い丘のように見えるのは
ピラミッドで、現在分かっているだけで26あるとか。筋が入って見えるのは雨によって
削られたあと、と一緒のツアーだったペルーのOLさんが教えてくれました。
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『シパン王墓博物館』はチクライヨの北に位置するランバイエケにある、見事な博物館!ここは手荷物とパスポートを預けて入館するほど厳しいので写真はNG、記録に残せないのが残念で仕方ない、すばらしい展示品の数々でした。金・銀・トルコ石・貝の装飾品…駆け足1時間半の説明ではとても足りず。5時閉館なので渋々後にしましたが。
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遺跡ツアーからチクライヨの町に戻ってフラフラ。壁に描かれた絵は芸術品?!
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こちらはペルー北部の銘菓“キンコン”。ここ、チクライヨやランバイエケが有名です♪
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