旅人酒場 〜1杯やってかない?〜

慌ただしく過ぎていく毎日。でも、空は見上げよう。

2009-CHILE-

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南北に長く海岸線を持つチリではなんと言っても新鮮な魚介類が楽しみ。
中南米、どこでも定番はチキンにフライドポテトだったので、チリではそれらから
開放され存分にシーフードを楽しみました♪チリで食べたもの、紹介します(^.^)

魚介のスープとセビッチェ(マリネ風)
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たっぷりシーフードの一人用鍋と漁港で食べた貝盛り、レモンを絞って食べます
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市場内の食堂で定番の揚げ魚定食。どこもジャンボサイズ!!
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チロエ島のサーモン定食とスーパーのフードコートで食べた豆と野菜煮
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時々お肉も。左下はお店のオススメ、これが?!
右下は漁港なのに牛肉のスープしか置いていなかった不思議なレストラン(~_~;
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イースター島で食べたエビ・チーズのエンパナーダとマグロのエンパナーダ
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チリではキッチン付き宿も多かったのでたまに自炊など…ワインは欠かせません♪
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滞在が長かったチリでは美味しいものがたくさん食べられました。
人も食事も自然も素晴らしいチリ、これにて出国です。さようならー!
[ 2009/5/10 ]

チリを代表する、世界的に有名な詩人 パブロ・ネルーダ。
彼の名前を知ったのは、キューバ革命で有名なチェ・ゲバラの本に度々出てきていたから。
ネルーダもゲバラも今では英雄視され、特に共産主義者たちに崇拝されています。

先日、チリの港町・バルパライソの見晴らしの良い場所にあるネルーダ邸を訪問しました。
そこで見たポストカードの写真があまりにきれいで、どこかと思えばまた別の地にある
ネルーダ邸(現在は博物館)でした。世界中から収集した彼のコレクションが見られるネルーダ邸、
情報が少ないので「行けるかな・・?」と思っていましたが、予約の電話を入れてみると、博物館の
方が丁寧に行き方を教えてくださいました。

イスラ・ネグラ、黒い島という意味ですが、実際は島ではありません。
松林があってどこか日本を感じる、海沿いの静かな町です。ネルーダ邸を訪れる
観光客向けに小さなお土産屋さんが数件、通りにあるだけの気取らない町。
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博物館になっているネルーダ邸はガイドツアーのみで見学可、目を見張る素晴らしい
コレクションが多いのですが、館内での写真撮影は禁止でちょっと残念でした。
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美食家で大食漢の太ったネルーダと美しいボトルのコレクション
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このネルーダ邸、小さな部屋がうなぎの寝床のように長く連なっていて、部屋ごとに
ボトル、食器、仮面、鉱石などのコレクションが見られます。なんでこんな変わった
造りなのかと思うとガイドさん「この家の細長い造りはチリの形を現しているんです」
なるほど!南北に細長いチリと一緒、ネルーダの愛国心がうかがえます。

そして何より素敵だったのが寝室!東西に大きな窓があり、頭の方から朝日が差し込み、
夕日が沈むのを見られるようベッドが置かれています。愛を詠った詩人らしい素敵な部屋。

今、ネルーダは彼が愛したイスラ・ネグラの海を見渡す所で静かに眠っています。
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外交官としてスペイン赴任中にスペイン内戦を経験、ノーベル賞を受賞した時はフランス駐在大使、
その後ガンに侵されチリに帰国。ここから彼の人生は悲しいものに。初の社会主義アジェンデ政権が
誕生したチリでしたが、1973年のピノチェトのクーデターによりわずか3年で滅ぼされることに。
その際アジェンデ寄りだったネルーダの家も軍事政権により徹底的に破壊されました。
これにより彼の病状は急激に悪化、クーデターからわずか12日で亡くなったのです。

ネルーダはただ病気で亡くなったのではありません。救急車で病院へ向かう途中、軍の執拗な検問で
危篤状態であったにもかかわらずひき摺り下ろされ、病院へ着く前に亡くなったのです。なんてこと!
彼はクーデターにより誕生した軍事政権に殺されたのです。

パブロ・ネルーダ、これからも共産主義者たちのカリスマ的存在であり、
また彼の詩は世界中の人々の心に宿り、つき動かし続けるのだと思います。
[ 2009/5/9 ]

ラパヌイ(イースター島)を後にして戻ってきたチリの首都・サンティアゴ、島で数日過ごした後では
何となく物足りなさを感じて「ここに戻ってきたんだ!」という感じがしません。

いつかの虚脱感とそっくり ― あ、グアテマラの村を出たときと同じだ!
スペイン語学校に通ったグアテマラの村、あそこも村中の人がみな挨拶してくれる
あったかい場所でした。洗濯機など無く、民族衣装の女性たちが夜明け前から冷たい
湖に浸かり洗濯、買物は村の市場…あの村を出た時の気持ちによく似ている。

何でも揃って便利な都会に一番欠けているのは、人間らしさ?素直さや思いやり?
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町に出ると、週末が母の日とあってあちこちにお花やプレゼントを並べた露店が
出ていました。人々で賑わう歩行者天国、私もいろいろ見ながら散策。
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「何が起きたの?」
人ごみから急に男が飛び出してきて一目散に走って行きました。露店を見ていた
女性をなぎ倒して、商品を蹴散らしながら。それを追う男たち。一瞬、すごく怖かった。
どうやらお店の商品を盗もうとしたよう、取り押さえられて戻ってくるも、それでもまだ
抵抗して逃げようと必死です。目の前で起きた一瞬の出来事に、頭の中の整理ができない。

イースター島で、「ここはチリじゃなくてラパ・ヌイなんだ。」
そういった島のおじさんの言葉が蘇ってきて、とてつもなく悲しくなりました。
きっとラパ・ヌイでは目にすることの無い光景。逆に、サンティアゴに限らず都市に犯罪ははつきもの。
母の日のプレゼント選びで賑わう週末の、ちょっと悲しい出来事でした。

人ごみを離れて、どこへ行く目的もなくボーっと町歩き。夕焼けが美しかったのが印象的。
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ちょっと都会に疲れた私、急に思い立って電話屋さんへ直行!
愛と革命の詩人でノーベル賞を受賞した“パブロ・ネルーダ”が愛して暮らした地へ
行ってみようと。海沿いの静かな場所にある彼の家は、現在博物館になっています。
事前の電話予約が必要でしたが、前日の夕方でも予約リストに名前を入れていただけました。
私が敬愛するチェ・ゲバラの本でも度々出てきたネルーダの詩。愛と革命の英雄的詩人です。

【サヨナラを言いに】

[ 2009/5/8 ]

6日間なんてあっという間、陸続きじゃないから島で過ごす時間は限られ、
飛行機のチケットをじっと眺め「本当に今日なんだよな・・?」と再確認。

ラパヌイ最終日、快晴の空が送り出してくれます。
まだまだのんびりしたいところだけど、そうも行きません。気持ち良さそうな海水浴客を
横目に海沿いを散歩。と、向こうから見たことのあるおじさんが歩いてきます。
わざわざ宿まで会いに来てくれたのは、大雨の初日にフルーツをくれたおじさんでした。
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お昼の飛行機なのでこの日は村の中からは出ないように散策。
村民の台所、市場をのぞいたり教会、お土産市場にも行ってみたり。
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空港まで送ってくれた宿の人が「ここを忘れないように」と一人一人にモアイの
ネックレスをかけてくれます。この島でのこと、絶対に忘れません。

空港では昨日オロンゴで会ったレンジャーさん!!あれ、仕事は?
偶然にもサンチアゴから来る飛行機に彼の娘さんが乗っているそう、その折り返し便が
私が去る便だったのです。今日は上司に言って数時間仕事を抜けて来ているそう。
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国立公園のレンジャーさんである彼は島の人全員が知っているほど、空港でもあちこち
から声がかかり挨拶。それだけ顔が広いと警察並にどこでも顔パスです。「最後のサヨナラを
言いに」と搭乗まで見送ってくれ、島の観光に関する資料や地図をたくさんくれました。
これはもう、本当に再訪するしかないかも?!帰ってからしっかり復習&勉強です(^.^;
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LAN航空のサービスはなかなかのもの、最新映画から音楽までエンターテインメントも
充実、更に機内食では予めプレートにワイングラスまで乗っています。さすがはワインの
国・チリ!お肉だったので赤ワインをお願いしました。
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島での濃く充実した日々を思い返しながらの機内、嬉しさと寂しさ半々です。

【夕焼け小焼け】

[ 2009/5/3-8 ]

海!というとやっぱり夕暮れ時もまた楽しみ。
日が暮れるのはなんとなく寂しい気にもなりますが、力強いオレンジ色の
太陽の光を見ていると、逆に元気がもらえます。天気が良い日のラパヌイでは
夕日の絶景ポイントを探して、夕暮れ時になるとあちこち走り回りました。

海に沈む夕日、漁港やモアイを照らす光、どれも美しい夕日でした。
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完全に日が沈んで、宿に戻ろうかと振り返れば向こう側にお月様。
島の、長くて静かな夜がはじまります。
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明るくなったら起きて、暗くなったら食べて寝る、いつも聞こえているのは波の音。
この島で過ごした時間が、もしかすると一番 “人間らしい” 生活なのかなー?

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