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[ 2009/5/14-16 ] アルゼンチン・コルドバは首都ブエノス・アイレスに次ぐ第二の都市。 そしてポルテーニョことブエノス人とコルドベッセことコルドバ人は互いに敵対心を 持っています。私が会ったポルテーニョも「あ〜コルドベッセ、やだやだ」なんて 言っていました。確かに町の感じも人の感じも全く異なります。 コルドバはイエズス会が入植した際の立派な建築物が残る町ですが、ブエノスと比べると 庶民的。通りには露店がたくさん出て、人々も気取らず、やっぱり都会的ではなく庶民的。 オシャレにも敏感でプライド高きブエノス人には、そういうところが受け入れられないので しょうか?私にとっては見栄もなく気取らずいられるコルドバの方が歩きやすいですが… 遊歩道に散った花を一生懸命かき集める姉弟の姿が微笑ましかったです。 南米最古の大学と言われるコルドバ大学やモンセラート中学校、数々の教会、 あちこちに見える鐘楼を求め町歩き。2000年、ユネスコの世界遺産に登録 されたコルドバの歴史ある建築物はどれもため息の出る美しさです。 やわらかーく薄い雲に太陽の日差し、それらがまた教会群を美しく引き立てます。 ブエノス・アイレスももちろん素敵だけど、建築物はコルドバの方が上かな?
ポルテーニョたちはブエノスの上を行くものは何も認めたくないのかもしれません。 敵対心を抱かれるほど美しい建築物が並ぶ町、私にはそう感じました。 |
2009-ARGENTINA-
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[ 2009/5/13 ] アルゼンチンワインの産地、メンドーサから次に向かったのはアルゼンチン 第二の都市・コルドバです。ここに行くバスは、忘れもしない怒りの夜行バス。 ちょっと愚痴です、どうか聞き流してください、同情のコメントは大歓迎です(笑) 夜行バスは景色を楽しむものでは無いので、ゆったりシートの1階席を予約、トイレにも 行きやすいよう通路側にしました。発車時はお隣さんがいなくて2席つかってゆったり! と、途中でお婆さんが乗ってきました。若夫婦に支えられて、歩くのもやっとなお婆さん。 席は私の隣の窓側、足が悪くて席に着くのも一苦労…すると若夫婦の旦那の方が私に 「うちのお婆さんは夜中に何度もトイレに行くから、君が窓側の方がいいんじゃない? ま、ひとつの提案だけどね」 なんだその言い方!!私だって気兼ねなくトイレに立てるようわざわざ前日ターミナル まで行って予約したんだ!でも夜中に何度も起こされるのは…と仕方なく渋々席を交換。 お婆さんは旅行鞄の他に紙袋を持っていました。若夫婦が両方ともそれを足元に置き お婆さんは身動きが取れないので「あの、後ろにもスペースありますよ」と言って見る。 「これは足を乗せるのに丁度いいの、こっちはバスの中で必要な物が入っているの!」 と娘だか嫁だかに怒られる私。なんなんだこの人たち!席を替わってお礼も言わないし! 「じゃあ、明日ね」とバスを出て行く若夫婦、一人で何も出来ないお婆さんを一人でバスに 乗せるなんて、「皆さんあと宜しく」と言っているようなもの、先が思いやられます。 走り出して間もなく夕食が出ました。ご飯は冷たくてちょっと固め、お肉もおばあさんの歯では 食べられない。ブツブツずーっと文句を言ってる。聞こえない振りして、私は食べ続ける。 プリンしか食べられなかったお婆さん、持参したお菓子を出そうとするも食事のトレイが邪魔。 仕方なく急いで食べて「持ってますよ」と受け取ってあげると、今度はお菓子のビニールが 開けられない。開けてあげると「あんたもいる?」というからまだ可愛いとこはあるよう。 食べた気のしない食事タイムが終わり、さぁ寝ましょう、と思ったら「手が乾燥しちゃったから その袋からクリームを出してくれ」と注文。あの…私はあなたのお世話係りじゃありませんよ? 夜行バスなんて乗ったことが無いとか、乾燥するとか食事が食べられないとか散々愚痴など聞き… 私はぐったり。その後はもう寝たふり、隣はいつまでもブツブツと何か言っている。 夜中、目覚めると他の乗客がお婆さんを介助してトイレに連れて行っています。やっぱり。 お婆さんが一人で大丈夫と言ったのか、若夫婦の意地悪なのか、一人で何も出来ないような お婆さんを夜行バスに乗せるなんて本当に腹立たしい。周りの乗客も寝ていられません。 翌日、バスがコルドバに着くとあの若夫婦が車で先回りしたのか迎えに来ていました。 なにそれ!どういう経緯でお婆さんだけバスになったのか分かりませんが、二度と見たく ないあの若夫婦を見てまた怒り心頭です。結局最初から最後までお礼の言葉はありま せんでした。うーん、世界中どこにでも非常識な人はいますね。 やっとオサラバと思ったら、自分の荷物を受け取るのに「チップ!」来た、アルゼンチンバスの
チップ要求!こんなに不機嫌な思いをしたバスではとても払う気になれず、無言で自分の 荷物を背負ってターミナルへ入っていきました。もうこんな思い、懲り懲り。 |
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[ 2009/5/12 ] チリを後にしておよそ10日ぶりにアルゼンチンへ入ります。アンデスの山を越える 国境越えは、チップ要求の嵐を思い出すちょっと苦い場所。景色は最高に良いので、 ホントそこだけが残念です。今回はバス会社を変えてのリベンジ?! バスの2階・最前列を予約して素晴らしい景色を独占です♪ たった10日経っただけで、外は格段に寒くなりうっすら雪化粧の山が増えました。 この辺りはこれからぐっと冷え込んでくるのでしょう。国境のポリスたちも厚手の ジャケットに手袋、バスから降りるとみんな身震いしちゃってました。 山の天気は変わりやすく、チリ側では雨がパラついていたのにアルゼンチンに入って トンネルを抜ければ快晴!この空みたく気持ちよく国境越え出来れば良かったのですが… やっぱり来ました、チップ要求。今度はバスに戻って一息ついたら一人一人の席を 回って徴収していきます。ムムムッ!確かなことは分かりませんが、チリ国内では そんなこと一度も無かったので、バス会社がアルゼンチンだとこうなる気がします。。 今回は腹立たしいと言うより「やっぱり来たか!よくやるわ」と呆れてしまいました。 ただこの国境からメンドーサへ行く街道が本当に美しいんですねぇ…写真撮影に夢中! メンドーサに着いた翌日は早速ボデガ(ワイナリー)巡りへ。前回は5月1日、メーデー でどこも閉まっていたので、今回は執念の再訪と題して張り切って向かいました(^.^) まずはアルゼンチンを代表する有名ワイン「トラピチェ」のボデガへ小雨の中向かいます。 ボデガ内の見学は人数が集まり次第ツアーが出ます。丁度始まったばかりのグループに 入れてもらえました。ラッキー(^.^♪ ガラス張りの床の下には無数のワイン樽、ここで寝ておいしくなっていくのかな・・・? 「待ってました」の試飲タイム!正直、こっちがメインです(笑)ボデガ見学料でワインが 買えてしまいますが、やっぱりそれらが造られている場所で飲むのが一番です。 テイスティングの部屋はどこも高級感があり、ワイングラスもトラピチェの名前が入っています。 ボデガ見学の後、ブドウ畑を見ると小ぶりながらパンパンに膨らんだ、今にも弾けそうな ブドウがたくさん。こんなブドウがあったらワインにする前に全部食べちゃいそうです^^; 続いて向かったのはワイン博物館を併設しているボデガのラ・ルーラル。こちらは何と 無料!ボデガ・ブドウ畑・博物館すべて無料で見学させてくれ、更に試飲まで。 ただ無料となるとたくさんのツーリストが来るので対応も試飲用ワインもイマイチ… こっちを先に訪れればよかったかな?という感じでした。 ブドウ畑はかなり広く、博物館も古い道具や機会・樽など充実した展示内容で 見ごたえがありました。ちょっとオシャレなアンティーク博物館のようです。 ここから世界中にアルゼンチン・ワインが旅立っていくんですね(^o^) いくつものボデガ(ワイナリー)と、どこまでも広がるブドウ畑、そのすぐそばには オリーブ畑や果樹園。ここがアルゼンチンワインの産地だと、目に見える全ての 景色が教えてくれます。帰りはもちろん、ホテルで飲む用のワインも購入! ただちょっと気になるのは、どのワインも大体 “MENDOZA, ARGENTINA” となって
いるけど、ボデガがあるのはメンドーサから少し離れたマイプーやコキンビートと 言う場所。ここの人たち、本当はこっちの名前を出したいとか思わないのかな? もうワイン=メンドーサで定着しているのでその方が分かり易く売れるのかも? |
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[ 2009/5/2 ] アンデスの山の中で国境越え、アルゼンチン・メンドーサとチリ・サンチアゴを結ぶ道は 美しい景色を楽しみながらの移動です。両脇に広がるブドウ畑、エメラルドグリーンの湖、 山肌に沿って延びていく、今は使われていない線路。そのうち車窓の景色は荒々しい 山に変わり、南米最高峰のアコンカグアを見ようとバスの乗客は窓にへばり付きます。 植物もほとんど育たないような乾燥した山の中に突然現れた国境の建物。 巨大倉庫の中にバスは入っていき、そこで人と荷物の出国・入国審査。 これが厳しい(ーー; 乗客は警察で取り調べでも受けるかのように1列に 並ばされ、その前で荷物がX線にかけられます。係官がちょっとでも怪しいと 思ったものははじかれ「この荷物の所持者、前へ!」なんか…囚人みたい。 更にひどいのは、バス会社のスタッフが荷物の上げ下ろしをしたからと1列に 並んでいる乗客一人一人の前を通りチップを徴収していきます。チップって、 サービスに対する気持ちでは??強制的に要求。これで2回目、メンドーサの ターミナルで荷物を預けるときも、チップを渡さないと預り証をくれません!! 車窓から見えていた美しい景色も、こんなことがあると楽しさ半減。 国境を越えて無事チリに入ると間もなく、ゲームの世界のような山道出現! 山を下りきると快適な道で一路サンチアゴへ。 およそ7時間の長旅でサンチアゴのバスターミナルに着くと、またまたチップ! このバスどうなってるんだ!1台のバスで3回のチップ徴収、小銭は路線バス・ 地下鉄・トイレに入るときのためにとっておいているのに、まったくもう。 ストレスたまるバスでしたが、およそ1ヶ月半ぶりに戻ってきたチリの首都。
この1ヵ月半でグッと寒くなったサンチアゴ、町を歩く人は少なく、旅行者で賑わって いた宿も今は寒くて誰も中庭に出ていない…まるで別の場所へ来たようでした。 ブエノスから遥々サンチアゴに戻ってきたのはチリ領イースター島へ行くためです。 ずっと楽しみにしてきたモアイとのご対面、本当に斉藤洋介さんに似ているのかなー? |
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[ 2009/4/29-30 ] 「お肉は大丈夫ですか?」 アルゼンチンはワインの生産地として名高いメンドーサへ行くバスを予約したとき、 窓口の人から聞かれたことです。お肉?大丈夫ですけど…それは世間話? いえ、機内食ならぬ車内食についてでした。チリのバスでスナックボックスやサンド イッチが出ただけで感動したのに、お肉って一体どういうこと?!ちょっと期待(^.^)♪ アルゼンチンの長距離バスはほとんどが二階建て、チケット購入時に席が選べます。 今回乗るバスは一階部分は9席のみ、通路を挟んで2席−1席となっていて、たまに こちらの方が料金が高かったりします。でも今回は一緒だそう、一人用の席を予約。 クリーニング済みのふかふか毛布と枕、映画上映、飛行機に負けない充実のサービス! 渋滞のブエノスを抜けるとディナータイム♪左下が夕食、右下が翌日の朝食です。 夕食は半分近く食べ終わるのを見計らって、熱々のサフランライス+ミラネサ(カツレツ)に 野菜のトマトソース煮込みがかかったものを持ってきてくれます!これね、お肉の質問。 更にボトルのワイン片手に回ってくるお兄ちゃん…もう飛行機以上です、完璧なサービス! 予定時刻より送れてメンドーサに着いたバスにも「全然問題ないですよ」と余裕で言えます(^.^) チェックインした宿は中心から離れているのでとっても静か、奥にあった冷蔵庫がかなりの 年代ものと見え、レトロな感じが可愛かったので撮らせてもらいました。そしてさすがは 世界的に有名なワインの生産地、宿の中庭にもブドウ棚がありちょうど収穫していました! 宿のおばちゃんに呼ばれて出て行くと、収穫したブドウの籠を持たされ写真撮影。 これ、宿のホームページに載ったりするのかなぁ…そしたら、嬉しさと恥ずかしさ半々。 ちなみにブドウは小ぶりなのにびっくりするほど甘いです。一杯頂いちゃいました♪ 翌日はメンドーサ郊外に広がるボデガ(ワイナリー)巡りへ。と思ったら、宿のおばちゃんに 「今日はどこも休みよ、一応電話で聞いてみるから待ってて」と。金曜なのにお休み?? 「今日はメーデーだから」あっ(ーー;祝日のことまで考えて計画立てていませんでした。 気を取り直して市内散策へ。メンドーサ自体は見所がありません。
祝日で人通り少ない道を歩き回って、今は廃線になってしまった鉄道駅など見に行きます。 こんなに立派な駅舎があったのに、残念です。落書きされてぽつんと取り残されてしまって。 鉄道のレールもそのまんま。まだ、向こうから列車が走ってきそうな気さえします。 ボデガに行けなくてもワインは飲みます。お昼に1本、夜に1本、規定量をちょっとオーバー。 この後イースター島へ行く飛行機を予約してあったのでメンドーサに長居することができず、 島から戻ったらまた来ますと宿の人と再会を約束。ワインの里、執念の再訪の日まで。 |



