旅人酒場 〜1杯やってかない?〜

慌ただしく過ぎていく毎日。でも、空は見上げよう。

2009-PARAGUAY-

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頑張れパラグアイ!

ワールドカップ、日本代表も今日、無事に帰国しましたね。
ブラジルやアルゼンチンほどじゃないにしても、南米パラグアイ相手にほぼ互角の
試合を見せてくれかなり興奮しました!今後の強豪国の試合にも注目です!

さてさて、パラグアイ戦の前はどこの局でも「パラグアイってどんな国?」なんて
特集をやっていましたが、こんなきっかけが無いと目立たない国ですよね…。

私も南米に行く前はパラグアイとウルグアイ、似たような名前で似たような国なんだろう
な〜程度に考えていました。日本人・日系人が多いパラグアイを「いまさら」紹介(^_^;

■国旗に表裏がある唯一の国■
表には国章と正式国名、裏面にはライオンと自由の帽子に「平和と正義」の文字。
首都アスンシオンの中心部にある広場でも誇らしげな国旗が売られていました。
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■お札が…破けすぎ■
ひどく汚れたり破けたお札は受け取ってもらえないことが多いので自分のもとへは
回ってきて欲しくないもの。なのに、なのに…パラグアイはセロテープで貼られた
お札が多い(+_+; たまに色や柄が繋がって無いと「偽札」警戒。
でもここまでペタペタ貼られてると偽札だろうが本物だろうが分からなそうですが。
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■イエズス会最大・最良の布教村跡が残る■
イエズス会の宣教者たちはパラグアイ・ブラジル・アルゼンチンが国境を接する一帯に
布教のための教化集落を建設しました。その中で最大・最良の集落と言われるのが
パラグアイ南部に残るトリニダー遺跡。1993年、世界遺産に指定されました。
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■世界最大のダムがある■
パラグアイとブラジルの共同建設であるイタイプーダムは世界最大の水力発電を誇ります。
ブラジル国境に近いエステ市からバス1本でアクセスでき、ダムの見学ツアーは無料。
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■美しすぎる手工芸品■
先住民・グアラニー族により受け継がれてきた民芸品が多いパラグアイ、特に有名なのは
手編みのレース「ニャンドゥティ」。グアラニー語で「蜘蛛の巣」を意味するニャンドゥティ
は色も形も細かさも様々。あまりの美しさに何件ものお店を回って品定めしました(^O^)
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南米の中ではボリビアと並び最貧国ともいわれるパラグアイですが、
遺跡や民芸品の産地を訪れながらのんびりしたいと思う国でした♪

ちなみに、ブラジルとパラグアイを結ぶのがこの『友情の橋』。橋の向こう側は
ブラジル・フォス ド イグアスの町。そう、イグアスの滝へ行く拠点です!
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次の試合も、頑張れパラグアイ!そして日本代表、お疲れさまでした(*^_^*)

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「チパーチパー」
「はいっ、買いまーす!!」

これぞパラグアイ、という食べ物といえば『チパ』。
日本では馴染みのない名前ですが、ブラジルのポンデケージョはご存知の方も多いはず?!
チパは味も食感もポンデケージョによく似ています。外側はちょっと堅く、中はモチモチ食感。
形も大きさも様々ですが、一番多いのはドーナツ形。焼きたてチパは言葉を失うほど美味です♪

多くは路上やバスターミナルで売っているので焼き立てを食べるのは難しい
ですが、エステ市とイグアス市・アスンシオンを結ぶバスが通る幹線道路上に
専門店があり、必ずそこの女性たちがバスに乗り込んできて売っています。
そのときが熱々チパを食べた最初で最後、あの美味しさは今でも忘れられません。
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首都・アスンシオンでは日系のホテルに泊まっていたので、嬉しいことに
朝食は毎日おいしい和食。海苔に煮物に白米・お味噌汁、くぅ〜っ!!
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夜は焼きそばにビール、一人で居酒屋にいる気分になれます(^o^;
移民が多いパラグアイではレストランもバラエティに豊み、中華に韓国料理、
和食からイタリアンと、その日の気分で食事が楽しめます。これは嬉しい♪
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右下は魚のスープなのですが、白くてやわらかい、魚以外のものが…
イメージ的に白子、何だろうと思っているとチーズだそう。パラグアイは塩を入れ
ずに作るチーズが一般的で、スープなどにも多用するそうです。新しい味、発見!
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パラグアイのお酒、カーニャ。サトウキビから造られています。パラグアイ産の
カーニャはスーパーで4、5種類あり、1日一本を規定量として毎日晩酌♪
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番外編の『ホールズ』!レジの横にずらりと並んでいたもの、ふと味を見ると
スイカなんてものも。とりあえず色々買って眺めて楽しんでいました(笑)
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この旅に出てから初めての和朝食や懐かしのソース焼きそば、もう一度戻って
食べたい熱々の焼き立てチパ。パラグアイでは食事もお酒もしっかり楽しめました。
[ 2009/5/29 ]

南米の日系社会といえば、やっぱりブラジルが有名。
とはいえ、ボリビアやパラグアイにも多くの日本人・日系人が暮らしています。
パラグアイで訪れたのはイグアス居住地。首都アスンシオンから286キロ、
ブラジル国境のエステ市からは41キロの所に位置する長閑な町です。

『移民』や『入植』というとどこか遠い場所の話…という感じがしますが、
実際にその地を訪れてみると「日本より日本らしい」というのをよく感じました。
両国の心を持つ方々が、言葉は勿論のこと、文化や習慣を大事にして暮ら
している場所。どこか日本の田舎に帰ったような、素朴な気持ちになります。

大鳥居を見ると「あぁ、ここはパラグアイの中の日本なんだな」と立ち止まったり。
日本人会館で頂いた資料には、人口9,200人、2年後の2011年8月22日に
入植50周年を迎える、南米の中ではとっても若いイグアス移住地です。
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看板や貼り紙も日本語で書かれたものが多くあり、日本にいるのと錯覚して
しまいそう。一目見ただけで、日本語の文字を追っているのは自然なことかな…?
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イグアス移住地で1日お世話になり、人と車と物でごった返すエステ市に戻りました。
ここはフリーポートが存在するためあらゆる物が集まり、売られ、ブラジルからも相当
数の買物客が来ています。山積みされた電化製品、中国から遥々やって来た毛布、
いくらでも交渉の余地がある衣類、雑貨…とにかく物で溢れかえるエステ市。

私もここでカメラのメモリーカードとUSBを購入。4GBのSDカード、8GBのUSB、
どちらもUS$15くらいだったと思います。料金設定もあってないようなもの、$23と
いうお店もあれば、購入したお店では渋っていると$15に。どういうことでしょう?!
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この先が国境、この辺りは常に渋滞がひどく全く進みません!そんな車やバスの
間をぬって歩き回る売子さんたち…みんな色々買って食べて、渋滞も悪くないかっ。
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パラグアイとブラジルを結ぶ友情の橋。立派なアーチの美しい橋は歩いても渡れます。
せっかくなので景色を楽しみつつ歩きました。ブラジルからの買物客もよく歩いています。
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本当にここが国境なのか怪しいペイント。夜中に若者が書いた落書きみたいな国境線!
ここの先はブラジル“フォス・ド・イグアス”。あの有名なイグアスの滝はもう直ぐそこです。
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パラグアイ―他の南米諸国とは全く異なる雰囲気を持つ、グアラニー族の暮らす国。
そして世界60ヶ国からの移民が暮らす国でもあります。もちろん、日本人も。
[ 2009/5/28 ]

パラグアイ、南米の中では貧しく地味な国でもありますが、この国には
水力発電量が世界最大と言われる『イタイプーダム』が存在します。

ブラジルと隣り合うシウダー・デル・エステの町は露店・闇市・治安の悪さで
知られていますが、イタイプーダムで働く人たちが住む町でもあります。
エステ市からオンボロバスで約20分、ダムがあるエルナンダリオスへ。
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それらしい場所で下車、無料のガイドツアーが出るまでフラフラ敷地内を
歩き回って写真撮影…「すいません、ツアーはどこから出ますか?」
「ダムの見学ツアー?ここから1.5キロ先のビジターセンターからよ」

うそっ・・・ イタイプーダムを甘く見てはいけませんでした。
何せ世界一の水力発電を誇るダム、規模が半端ありません。
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とっても親切な女性がビジターセンターに電話をしてくれ、そこから係りの方が
車で迎えに来てくれました。ホッ、これで無事ダムの見学ツアーに参加できます。
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パラグアイ・ブラジル国境を流れるパラナ河につくられたイタイプーダム、ブラジル
との共同出資・管理のもと1975年に着工、83年から迂回水路タービン3基で
発電が開始されました。現在20基のタービンを備え、パラグアイ側9基、ブラジル
側9基、予備が各1基づつで計20基の発電機があります。その規模・光景に圧巻!
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私が訪れたときはチョロチョロっとしか放水していなかったものの、ツアー開始前の
ビデオで見た大放水は一見の価値あり、さすが「世界一!」

このダムでの就労人数、最も多い時でなんと40,000人、現在でも1日に7,000人
の人たちが働いているそうです。その数にもびっくりですが、工事費も相当のもの。
当初の計画では50億ドルだった工事費が、完成時には180億ドルかかっていたそう。
(パナマ運河社が工事費の行き詰まり・伝染病の蔓延で倒産したのも納得の費用。)

「なるほどねぇ〜」と始終うなずいて終わった見学ツアー後は、イタイプー動物園へ。
ここはダム建設時、この地にいた動物たちを捕獲・保護するためにつくられました。

こんなどう猛な方々もいらしたんですね…ちょっとびっくりです。
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日本ではお目にかかれないような愛嬌のある動物たち。
その行動のかわいさにしばし夢中になっていると、見回りに来た係員さんに
「お昼休憩で一時閉館します」と言われ渋々撤退。
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パラグアイの意外な見どころ、イタイプーダムに動物園。
どちらも無料で見学でき、とっても興味深い場所です。

でも一番「へぇ〜」だったのは、こんなに立派なダムがありながらパラグアイの
電力使用量はタービン1基の半分で十分だそう。予備を含めて10基もあるのに!
残りの電力はブラジルに売電しているそうです。巨大な国・ブラジルと小国・
パラグアイ、このダムを訪れるだけでも、その規模の違いを実感することができます。
[ 2009/5/26 ]

パラグアイの南、アルゼンチンと国境を接するエンカルナシオンの町から31km行った所に
イエズス会の集落跡『トリニダー遺跡』があります。映画『ザ・ミッション』の舞台になった
遺跡で、イエズス会がこの地に理想郷を築こうと先住民族に布教、共同生活を始めた場所です。
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(↑この看板、いかにも「日本が協力しました」とアピールしているような感じが…)

これらの集落跡はパラグアイ南部からアルゼンチン・ブラジル国境にかけて
点在していますが、その多くは密林の中に埋もれたり破壊されてしまいました。

ここトリニダーは最も保存状態が良い遺跡としてパラグアイ政府も保護に
力を入れ、世界遺産に登録されています。とはいっても観光客はかなり
少なく、2時間ほど見て回りましたがその間に会った観光客はたった1人。
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学校、教会、住居跡。広大な敷地内に様々な建物の跡が。単に宗教遺跡なの
ではなく、人々の生活が営まれていた『集落』であったことがよく分かります。

一つ一つ違う楽器を持つ天使たちのレリーフは非常に緻密で溜息の出る美しさ。
静かな遺跡内に一人でいると、当時の生活が少しずつ見えてくるようでした。
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パラグアイの先住民・グアラニー族に布教を挑んだ宣教師たち、彼らが目指した
理想の共同生活… パラグアイの田舎で、往時を偲びながら遺跡内を歩きました。

ぎゅうぎゅうのバスでエンカルナシオンに戻り、することもないのでぶらぶら町歩き。
町にはカラフルな分別ゴミ箱が設置されていましたが、あまり分別はされていません(~_~;

その後ふらっとバスに乗ってアルゼンチンへ。エンカルナシオンはアルゼンチンとの
国境の町、バスに乗って橋を渡ればそこはアルゼンチンのポサダスという町です。
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バスの料金はおよそ100円、ポサダスのバスターミナルまで40分ほど。
ターミナルの近くには簡易食堂と郊外型の大きなスーパーがあるだけだったけど、
日本人にとってはこんなに簡単に国境を越え、時には買物や食事のためだけに
隣国に行くというのはとっても不思議。ここではその不思議を楽しんでいました。

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