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[ 2009/7/15-16 ] 緯度0度、赤道直下・マカパ。こんなにも暑いと感じた町、ないかもしれない… 暑さで有名な中米ニカラグアの首都・マナグアやエルサルバドル、パナマも結構暑かった。 でもマカパは半端ない!外を歩くのが苦痛なくらい突き刺さる様な日差しが体力を奪います。 まずは船着場から町中に移動。何にもない田舎道を行くタクシーで一緒にいるのは、 ベレンからのハンモック船で一緒だった大学生・ダニエリちゃん。素朴で純粋な彼女、 数日振りに会う彼が迎えに来ているのにホテル探しまで手伝うと言ってくれました。 途中、車窓から見える連邦大学やカーニバル会場、赤道記念碑を案内してくれます。 汗が滴り落ちる中、彼が私の荷物を背負ってくれ、3人でひたすらホテルを探しました。 無事チェックインを済ませると「マカパの町を案内するよ」と。汗びっしょりで凄い疲労感、 それはダニエリちゃんも彼氏も同じはず。嬉しい申し出に、申し訳ない気持ちでいっぱい。 「じゃあご飯食べてからにしようか」 お礼に、大学生カップルにランチをご馳走することに。 お腹も体も元気になって向かったのはマカパの港とサンホセ要塞。すごい青空が広がります。 このサンホセ要塞、マカパの象徴でもあり、ブラジルの新・七不思議に投票しようという動きも。 ここでも暑い中、無料のガイドさんが付き添って説明してくれました。さえぎるものが、無い… うだるような暑さでも、常に笑顔を絶やさない素敵なダニエリちゃんたちの記念撮影も↓ 町中は道路標示の看板も要塞の形になっています。なかなかオシャレ〜♪
夕方、決まって激しいスコールに襲われるマカパの町。翌朝はまたカラッと晴れて猛暑(~_~; 衣料品店がとっても多いのですが、店員さんも暑くてダレちゃってます。 さぁ、「今日はブラジルの赤道記念碑を見にいこう!」と意気込んでバスに乗り込みました。 赤道という名前が国名にもなっているエクアドルの記念碑は有名な観光地ですが、マカパの 記念碑はだだっ広い場所に建ち、観光客はひとりもいません。1本の道路を挟んで、北半球と 南半球、不思議だな〜。でも肌寒かったエクアドルに比べると、猛暑なのが赤道らしいです(^.^) 食欲はわかない、水分だけは常に摂っていないと危険。ここで生活する人たちを尊敬すら したくなる町・マカパ。この青空が似合いすぎる町に別れを告げて向かうは、ブラジル北端。 その名は “オイアポケ”。南部から旅してきた巨大なブラジルの北端は、もうすぐそこなんだ! 「幸せにね!」二人のこれからを心から応援したくなる大学生カップルに導かれたマカパでした。 |
2009-BRASIL-
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[ 2009/7/14-15 ] アマゾン河口の町・ベレンで過ごした後はもちろん、船の旅を楽しみます。 基本的にバスで移動している旅人ですが、やっぱりアマゾンの船旅は憧れ(^o^)♪ 本格的にブラジルの船旅を楽しむなら、ベレン〜マナウスまで120時間以上なんてのも。 気が遠くなるような時間だけど、そんな「退屈な時間」は一生の思い出になるはず。 でも私にはこの旅で絶対に外せない場所が何ヶ所かあるのです。未知なる国・ギアナ3国。 と言っても仏領ギアナ・スリナム・ガイアナなので、1つの地域(植民地)と2つの国です。 そんなわけで、マナウスではなくアマゾン河口の対岸・アマパ州はマカパへ渡ることに。 対岸なので『渡河』ということになります。ここで「あり得ない!」のが、所要時間。 対岸に渡るのに24時間かかるのです。この河口付近は川幅がおよそ360キロとか。 世界最大の中州(中島)・マラジョー島を経由してマカパの町に着くのは丸一日後。 前日、船着場近くのハンモック屋さんへ。そう、アマゾンを行く船は通称『ハンモック船』。 みんな持ち込んだマイ・ハンモックを、早い者勝ちで吊るしていきます。私のハンモックは 旅して歩くのに小さく畳める、薄いナイロン製。緑に黄色の紐で、ブラジルカラーです!! 船は予想以上に、かなり小さい…出航間際にはもうハンモックを吊るすスペースが無い程。 既にユラユラしてる人、ギリギリまでアイスや果物を売り歩く人、家族と別れを告げる人。 そんな光景をぼんやり見ながら、お世話になった教授夫婦のことを考えていました。 人の乗り込みが終わっても、荷物たちは木の板を滑って忙しく積み込まれていきます。 出航時間はあてにならないけど、意外にも20分遅れで出航。さよならベレン。 それぞれの思いを乗せたハンモック船と、見送りの人たちとの距離がどんどん離れて行きます。 あっという間にアマゾンの流れの中に。大河にぽつんと浮かぶ船は忘れ去られたみたい。 車やトラックを乗せた平底船は、止まっているんじゃないかと思う程ゆっくり進んでいます。 さぁ、ここでアマゾンを行くハンモック船の中を紹介!けっこう充実した設備なんですよ(^o^) ミネラルウォーターをしっかり完備、これで飲み水の心配無し。水道もしっかり4箇所あります。 食事は昼・夜ともに350円ほど。エンジンルームに近い、薄暗く熱気とエンジン音に 包まれた簡易食堂(相席のテーブル1つだけですが・・)、何故かこんな中での食事が好き。 やがて向こうの空がピンク色に染まり、ぼーっと海風、いえ、川風にあたっているともう夜に。
船の中を忙しく行き来していた子供たちがハンモックで寝始め、やがて船上も消灯になりました。 暑いイメージのアマゾンですが、夜になるとかなり冷え込みます。上着を着てハンモックの中へ。 意外にもプライベート空間のハンモック、みの虫気分で朝までぐっすり。早朝、段々と朝焼けに 染まっていく空。静かなアマゾンの夜明けは、この旅の原点から未来までもを考えさせました。 クラッカーとコーヒーのセルフ朝食は無料。食後、ハンモックに戻るとみんな片付け開始。 24時間の渡河が終わろうとしています。この巨大なアマゾンを渡ったという誇りと充足感。 ベレンの対岸・マカパでは、大勢の出迎えの人々と客引きが集まってきています。 「あぁ、着いたんだ」 ここから先は、ほとんど情報を持っていません。マカパって、どんな町? 黒光りする太い腕の男たちの間を抜けて、赤道直下の強い日差しが注ぐ町に降り立ちました。 |
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[ 2009/7/13 ] アマゾン河口の町・ベレンの教授の家での2日目。何もしなくても汗がジワジワ 出てくる暑さのベレンで、早朝から自転車に乗って朝焼けを見に行きました。 教授の息子さんは毎晩遅くまでテレビゲームに熱中、起きるのは昼です(~_~; ということで、ご夫婦と3人で出発!目の前の連邦大学の敷地内を走って走って グアジャラ湾まで。桟橋に自転車停めて、静かな夜明けを。それにしても…暑いっ! 朝食後はベレンから60キロほどの所に位置するモスケイロ島へ。島といいっても 橋で繋がっているのでバスでもアクセスできます。途中 『群馬の森』 なるものが。 島と言うと、やっぱり楽しみたいのは海水浴!ビーチに行くと聞いていたので気合十分! モスケイロ島には、案内看板で見ただけでも11のビーチがあります。これは楽しみ♪ あれー??? 車窓から見てたビーチはそれらしかったのに、近付くと…茶色い(゜o゜; 聞けばここは淡水海岸。そう言えばベレンはアマゾン河口の町、海じゃなくて川だった! でも波もあるし、砂浜だし、何より11もあるビーチ。教授ジョージはもう泳ぎ始めてる・・ え〜ぃ、こうなったら楽しまなきゃ損、泳いでやるー!とアマゾンの水浴びを満喫。 砂が茶色いから水も茶色いだけで、汚いわけでもなんでもありませんでした。 ひと泳ぎして疲れたら、島内散策。でもこの島、とても歩いて回れる大きさではありません。 かなり大きいのです。車であちこち移動して、日帰り家族旅行を楽しみました(^o^) ちなみに運転はいつも奥様、口出しする教授に「分かってるわよ!」とたまにキレてます(笑) この辺りではタピオカやココナッツを使ったお料理・軽食が多く、専門の簡易食堂がたくさん。
「へー日本人?」と携帯で写真を撮られてしまったので、私も「撮らせてー!」とこの一枚。 ブラジルで飲むもの(アルコール以外)といえばこちら “ガラナ” 。日本でも見かけることが 多くなりました。飲みやすい炭酸飲料で、ブラジルではコーラより飲んでる人が多い気が。 wikiで調べたところ、ガラナはなんと世界で4番目に多く消費されている飲料なのだとか。 2日間泊めて頂いたベレンの教授のお宅ですが、地元の人と生活を共にすると気になる事も。 それはベレンの治安。車の窓は半分以上開けない、カーオーディオも表面の取り外しできる 部分は車を離れる際に必ず外して隠す、バッグは足元に置く、などなど。 ちょっと怖かったのは、息子さん一人残して3人で出かけた日のこと。夕方、ものすごい雷雨で 停電になりました。教授はすごい形相で慌てて家に電話し、「戸締りをしっかり、私たちが玄関の 前に着くまでは絶対にどこも開けるな!」と。停電になると暗闇での犯罪も増えるのでしょう。。。 親切なブラジル人が多い一方、貧富の差や犯罪が深刻かつ身近な問題であるのも感じました。 |
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[ 2009/7/12-14 ] アマゾン河―南米大陸を横断するこの大河は、6516キロにも及ぶ長い長い旅の末、 大西洋に注ぎ込みます。その河口に位置するのがベレンの町。 ポルトガル語で 『ベツレヘム』 を意味するベレンはほぼ赤道直下、アマゾンと いう言葉がイメージさせる町、そのものといった熱気と、午後のスコール。 そのベレンが、東南アジアの熱気と違うのは、きっとマンゴー並木があるから。 「マンゴーなんて買うもんじゃないよ、時期になればそこら中にあるんだから。」 そんな羨ましいことを言うのは、ベレンのあるパラ州連邦大学の教授・ジョージ。 ジョージとはタイルの街・サンルイスで知り合い、ベレンに来たらここに、と連絡先を もらっていました。ホテルをメールで予約していたのに、「お金は払ってないんでしょ?」 と連れて行かれたのはジョージの家。 キレイな奥様と中学生の息子さん3人家族です。 急遽ホームステイ(?)が決まり「あれあれ、いいんですかー?」 ちょっとビックリ。 でも、もっとビックリしたのは、「あ、目の前の連邦大学の教授なんだ」のお言葉 (~_~; 私の部屋は教授の書斎のようです。エアコン、テレビ、PCに大量の本があります。 ベレン旧市街の港で撮らせて頂いた教授ご夫妻の写真がこちら(^.^) さっそくベレンの台所・ヴェロペーゾ市場を散策。ここで見ておきたいのは “アサイー”。 ポリフェノール含有量が非常に高く、今や世界中で注目されているフルーツです。 このアサイー、味はほとんどないので砂糖を入れてデザート代わりにしたり、焼き魚・ 揚げ魚などのおかずを入れて食べたり、そのまま飲んだり、何でもアリなんです。 左下の写真が栽培用に売っている実、右下・紫色の液体が試飲用にくれたものです。 ところで、アサイーって何モノ? 奇跡のアマゾン・フルーツの称号まで与えられている アサイーはヤシ科の植物。木はまるでヤシ、実はコーヒーの実のように丸く小さいです。 土地が変われば置いてあるものも随分変わるのがブラジルの市場。面白いで〜す(^o^) マラジョー焼きはベレン近郊でつくられている、先住民族の文様がステキな焼き物。 ベレンを走る市バスにも描かれています。落着いた色合いが何にでも合いそう。 地元の人が食事を兼ねて夕涼みにやって来る “イコアラシ” はベレンから25キロほど。 アマゾンの町の夕暮れを楽しみながら、ココナッツ。飲んだ後は割って食べて楽しめます。 思いがけずお世話になった大学教授・ジョージ一家。 日本ではちょっとプライドが高そうなイメージの大学教授、ブラジルの教授は その正反対、 いつもTシャツに半ズボン、大学の目の前に住んでいる気さくなおじさまなのでしたー(^o^) |
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[ 2009/7/10 ] まだまだ『知られざる』砂丘のユートピア “レンソイス・マラニェンセス国立公園” 。 ブラジル北東部にあるこの国立公園の写真を見たら、みんな心を掴まれるはず! ここはツアーに参加して行くのが一般的、サンルイスの旅行会社で申し込めますが、 オフィスを持たず電話予約のみの旅行社の方が、ツアー代金はかなり安くなります。 とっても親切な観光案内所の女性が電話予約まで代行してくれ、いざツアーへ(^o^) およそ15人のメンバー、私以外全員ブラジル人。でも「どうしよう」より「やったー」! これまで各地で感じてきたブラジル人の気さくさ、親切さ、明るさ。だから心配なこと なんて、なーんにもありません。ここで付けられたニックネームは『サムライ』。古っ^^; 真っ白な大砂丘がレンソイス(=シーツ)のように広がる広大な国立公園。 ジリジリと照り付ける日差しと闘いながら、特別改造車TOYOTAで水の中も砂漠の上も。 みんな全身に日焼け止めを塗りこんで、コーラ色の湖を渡れば目指す絶景はすぐそこ。 真っ白な砂丘、と思ったけど、雲の白さには及びませんでした。でも、目の前にすごい光景。 これです、この景色!1月〜6月の雨季に、砂丘のくぼみに水がたまり無数の湖、ラゴーア が出現します。その色と言ったら…どんな美しいビーチも叶わないんじゃないかなぁ。 「はーい、泳いでいいよ」 待ってました!気合を入れてサンルイスを5時半に出発したときから水着着てました(^o^) ツアーメンバーの誰もが、洋服脱ぎ捨てて一目散にラゴーアに飛び込みます。 透明度の高い水、底まではっきり見えますが、水深はかなりのもの。でもここは水溜りの ようなもの、海みたく塩っ辛くないし水中で目も開けられるし、危険生物も波もありません。 泳いで、潜って、浮かんで、たまに砂丘に上がって、みんなでお菓子なんか食べたり。 また泳いで、小魚と戯れて、突付かれて、捕まえようと頑張っても逃げられて。 この小魚たちは、乾季の間は砂の中でじーっとして、水がたまると出てくるそう。不思議ちゃん。 帰りのバスでは、旅行社のミスか、朝はいなかった2人の女性が先に乗っていました。 これじゃあもともといたメンバーが乗れない!ここからがブラジル人の団結力です! 「自分が乗れたからいいや、ラッキー」じゃなくて、「みんなで帰れないなら僕たちも降りるよ」 と次々バスを降りて、旅行社の対応を待つメンバーたち。私も一緒になって降りてみたり(^o^) 待つこと30分、ようやくみんなでバスに乗れました。 サンルイスに到着後は、ステキなブラジル人カップルと一緒に記念撮影。 ニ人の間に入っちゃった… 大柄な二人の間で、子供みたく小さく見える写真になりました(笑) サンルイスを出てから戻ってくるまでおよそ15時間、最高のメンバーと絶景を目に焼きつけた、
長い長い一日が終わりました。言いにくいけど 『レンソイス・マラニェンセス』、ユートピア。 |


