旅人酒場 〜1杯やってかない?〜

慌ただしく過ぎていく毎日。でも、空は見上げよう。

2009-GUIANA.FRA-

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南米大陸の中で一番小さい仏領ギアナ。独立国ではないので、最も小さいのは
お隣・スリナムになるのですが。そんな地味な国、ギアナでもバカに出来ないのが
フランスパン。だてに『仏領』って付いてるんじゃないです、フランスパンは本物。

日曜日、どこの商店も閉まっているのにパン屋さんは朝からオープン。次から
次へとやってくるお客さん、みんな必ず買っていくのは、やっぱりフランスパン。

「どれどれ?」と買って、歩きながら一口。「お、おいしぃ〜!!」完全にやられました。
なにも塗ったり挟んだりしていないのに、パリパリふわふわの美味しさ(^▽^)
ミニサイズもありますが、基本的に「長い!」70、80センチはあろうかという長さ(コチラ↓)
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フランス革命後の流刑地・ロワイヤル島へもフランスパン・生ハム・チーズ持参で♪
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こちらも島で飲んだコーヒー。仏領とは言えさすがは南米、美味しいコーヒーおかわり!
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仏領ギアナで知り合った仲間たちで屋台パーティー(^o^)ここはスリナム料理の屋台。
2枚目手前、焼き鳥に見えますが…焼きサメです。やわらかいサメ肉にハマりました。
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ここではほとんどのものが輸入に頼っています。確かベルギーとスウェーデンのおビール。
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生鮮食品以外で初めて見つけたギアナ産は『ラム酒』。毎晩コーラで割って、部屋飲み!
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レストランらしい所では一度も食べなかった仏領ギアナ、何が名物かもよく分かりませんが、
きっと名物らしいものはないのかな…なんていう気も。レストランも本当にわずかですし。

結局、なんだか良く分からなかったフランスの海外県、印象は…不思議なところ。
仏領ギアナで使ったフランス語は「ボンジュール」「ボンソワール」「メルシィ」のみでした(笑)
これにてフランス語ともサヨナラ、次は挨拶すら出来ないオランダ語のスリナムです!
[ 2009/7/21 ]

1852年、革命直後のフランスは植民地であるギアナに監獄を建設しました。政治犯を中心とした
重犯罪者を収容することを目的とし、フランス史上最も悪名高いとされる刑務所は「呪われた土地」
「緑の地獄」とも呼ばれることに。そんな恐ろしい名前がつくサリュー諸島ですが、現在は観光客も
訪れる場所。前日、宇宙センターのツアーでフランス語がサッパリ分からず私と並んで問題児だった
ドイツ人のマーティンとこの島へ渡ることに。天気はいまひとつ。

掘っ立て小屋のような所でどうにかチケットを買いました。ここもフランス本国からの人ばっかり。
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船が出て間もなく、快晴の空に。1時間ほどで観光のメインとなるロワイヤル島に到着。
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ビーチは桟橋の反対側。先に島内を散策してみます。この島にある建物や石垣・階段など人の造った
ものすべてが、過酷な流刑地を物語っているよう。何か重たいものがのしかかってくるようです。
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無料で公開されている博物館などを見学し、いよいよビーチへ。島なのでどこでも
泳げそうですが、意外と遊泳禁止の看板ばかり。流刑地は海まで危ないのかな・・
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みんな持ってきたハンモックを吊るして思い思いの時間を。海は予想以上に濁っていて砂浜もなく
荒々しく残念。重犯罪者が収容された最も悪名高いデビルズ島(悪魔島)が向かい側に見えてます。
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雨が強く降ってきたので、ハンモックをたたんで避難!ビーチに雨は大敵。撤収後は監獄遺跡へ。
ここはひどく不気味、カンボジアのトゥールスレン刑務所を思い出させる、暗く湿った独房でした。
(トゥール・スレン刑務所 → http://blogs.yahoo.co.jp/bar_traveler/15771764.html
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クールーへ戻る船が出るまで時間があるのでレストランでコーヒーブレイク。
ここも当時の建物を改装して営業しており、2階はホテルになっています。
でも、この『呪われた土地』では、手放しでは楽しめない感じがしました…。
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ちなみにこのサリュー諸島、1973年の映画『パピヨン』の舞台です。
私はまだ観た事がないので、古い映画ですが、是非探してみたいです。

【クールー歩き】

[ 2009/7/19-21 ]

仏領ギアナ・クールー。この町にはフランス外国人軍隊や宇宙センターがあり、また
フランス革命後に流刑地とされた島へ行く拠点となることから、旅行者にとっては首都
(県庁所在地)のカイエンヌより見どころが多く、ゆっくり滞在したい所でもあります。

ここも相変わらず、人も車も動きが少なく不思議な場所ではありますが、気持ちの
良い青空が広がっていたので散策してみました。想像以上に、暑すぎて大変(^o^;

交通量も非常に少なく信号はありません。渋滞なんてないんだろうなぁ…
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ショッピングモール風で中心には噴水、近付くと…ほとんどのお店がやっているのか
閉まっているのか分からず。きれいに整備されていますが、やっぱり妙な感じ。
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地図を見ると海は近いのですが、その手前には広大な、なんでしょう?広場なのかな?
遊歩道らしきものがあり椰子が植えられていますが、誰もいないから止めておこう。
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青空が近いギアナの空には、元気な色の花がよく似合っています!
強い日差しにも、夜の激しいスコールにも負けない植物はやっぱりたくましい。
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宿泊していたホテルがこちら。広すぎる部屋の中はシンプルで、無駄に広い感じ。
ここはシングル1泊48ユーロ=約6700円、朝食くらい付けてほしい所でございます。
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このホテル、クールーではかなり安い方なのですが、それだけに見た目も
「やってるの?」風、受付のおばちゃんは12時から17時までしかいません!
本当にみんな働かないんですね〜、なんなんでしょう?それが仏領ギアナってことでしょうか?

それから、今さらなのですが、南米の地図を載せてみました。
ここ最近仏領ギアナについて書いていますが、実は私、この旅を計画するまでギアナの
場所もよく知りませんでした。未知なるギアナ・スリナム・ガイアナはこちらです↓
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[ 2009/7/20 ]

仏領ギアナの首都(県庁所在地)カイエンヌから61キロに位置する町、クールー。
ここにビッグビジネスあり。だからフランスはここを植民地にしておきたいのかと
思わせる“ギアナ宇宙センター”。赤道に近いこと、地球の回転速を利用した打ち
上げができること、北方面への打ち上げでは、発射後4000キロも海上飛行できる
安全性があるなど、ギアナの地理的条件が絶好の宇宙ビジネスを可能にさせているのです。

宇宙センターの見学には事前予約が必要。旅行者なんて全然いないギアナ、午後の見学
ツアーに参加しようと朝電話を入れると「今日も明日もいっぱいです」えっ、嘘ですよね?

キャンセル待ちなら出来ると言うので、とりあえず宇宙センターへ。タクシー呼びに、歩いて
10分かけて公衆電話へ。宇宙センターまで5分、12.5ユーロ=約1700円。これで見学
できなかったらショック!早めに着いたので宇宙センターの写真を。いや〜、カッコいいです!
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見学ツアー参加の可否が分かるのは予約者全員の受付が済んでから。
ビジターセンター併設のミュージアム・ショップや博物館を見て待ちます。
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次々やって来た予約者はみんな白人フランス人。やはり一家の父親がギアナに単身
赴任、又は宇宙センターで仕事をしていて本国から遊びに来たという人がほとんど。
残念ながらキャンセル無し。それがっ!!1人だったのが幸い、見学バスの最前列・
ツアーのガイドさんが座る席を空けてくれました(^o^)とっても嬉しい心遣いでした。

クールーの軍隊で働く方から頂いた宇宙センターの全景がこちら、とにかく広いです。
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ここは、電車が走るのではないんですよ!ロケットを発射台へ移動させる為のレールです。
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コントロール室も見学させてくれますが…基本的にフランス語のみ(~_~; 
でも宇宙センターなんてどこにでもあるものじゃないので、雰囲気だけでも楽しみます♪
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このギアナ宇宙センター、アリアン(欧州宇宙機関の人工衛星ロケット)はすべてここから
打ち上げられ、年間10回前後の打ち上げがあるそう。それだけ頻繁にあると、訪問時期さえ
良ければ割と簡単にクールーの町から見られるそうです。数秒で見えなくなりますが(笑)

「打ち上げのときはドゥォーーーってすごい轟音と地響きがするんだ」と力を込めて話して
くれたのは写真をくれたフランス軍のルイス。迫力ある打ち上げ写真も貰いました〜↓
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不思議だ、奇妙だと思っていたフランス植民地、この地に宇宙センターがあったなんて。
ちなみにここから打ち上げられるロケットの9割が電話・インターネットなどの通信衛星、
残りの1割が科学・軍事衛星だそうです。見学ツアーはみっちり3時間、大満足でした(^o^)
[ 2009/7/19-21 ]

不思議な不思議な仏領ギアナ。何がそんなに不思議かって、言ってしまえば「全て」
かも知れません。植民地を旅する事などなかったので、比べる対象がありませんが…
「お給料が良さそう」「安定してそう」という仕事に就いているのはほぼ白人フランス人。
ギアナで生産しているものは生鮮食品くらい。スーパー・商店に陳列されているのは
輸入品ばかりです。移動交通はわずかなタクシー。見つけるのは本当に大変なこと。

とにかく物価は高いし、人口の半数以上を占める黒人は仕事に就いていない人も多い
様子。本当に、みんなどう生活しているのか、食べているのかが見えてきません。

仏領ギアナの町で見た、違和感を感じた不思議なものたちをちょっとご紹介します(^.^)

「あ〜、そういえばここ、フランスなんだよな」と実感させるのはやっぱり国旗。
当たり前ですが、郵便局も銀行もフランス本国と一緒。南米の中のフランスって何だ?
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世界中どこに行ってもいる商魂たくましい華僑の人たち。「華僑公所」の中をのぞくと
意外にもバスケット場。そして宿泊したホテルも中国系。幸い部屋は赤や黄色じゃなくホッ!
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タクシー・コレクティフ、他の町へ行く唯一の交通手段です。8人以上集まると出発、
私の時は人が集まらず3時間半待ちました。首都なのに。皆どう移動しているんだろう?
右下 【クールー ⇔ カイエンヌ】 、小さい表示ですが、これで行き先を確認して乗ります。
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かなり気になった「フンドシの男たち」。道路の真ん中で、水着かと思いきやフンドシ。
3人のうち1人だけTシャツ着てました。それからお馴染みマクドナルド。これまた奇妙。
やけにガラーンとしててメニューもシンプル。バーガーとドリンクで約7ユーロ=1,000円!!
ポテトはあんまり人気がないとかで、バーガーも売り切れ(仕入れてない?)ばっかり。
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意外だったのは、けっこうお土産屋さんがあること。誰が買いに来るのでしょう・・・?

あっ、もうひとつ。商店で買ったテレホンカード、15ユーロ=約2000円。高いなぁ。
でも、これがないとタクシーも呼べないし船や宇宙センターの電話予約もできません。。
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公衆電話から(注:半分は壊れてます)日本にもかけられました。母に「今フランスなのよ」と(笑)

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