旅人酒場 〜1杯やってかない?〜

慌ただしく過ぎていく毎日。でも、空は見上げよう。

2009-GUYANA-

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[ 2009/7/26-27 ]

ガイアナの次はベネズエラ、でもこの2国間は関係が良くないので越境ポイントがありません。
一度ブラジルへ入り、そこから向かうのです。首都ジョージタウンからブラジル国境の町レセムへ
行くバスは1日1便あるかないか。宿泊していたホテルが出発所を兼ねているので非常に便利!

21時に出発したバスはたった2時間で舗装路から土の道へ。
23時過ぎ、「全員パスポート持って降りて!」何だ何だと降りてみれば、暗〜い空き地の
様な所にステレオ設置して大音量で音楽を流し片手にビール瓶を持つ人々、深夜に異様な光景。

何故かその奥が警察のチェックポイントになっていて、1人ずつ座席番号と名前を自己申告、警察が
OKを出さない人だけ残されパスポートチェックや質問など。の、残された…どこが怪しいのよ?!

評判の悪いガイアナの警察、私服姿で机に伏せて寝るような格好でリストを
チェックし(適当に)選別…その横には独房がいくつか、立たされた囚人の顔
だけが見え、何度も目が合い「見ないでー!」囚人と言うことで、なんだか
すごく悪い人相に見えるんです。失礼ながら「これは犯人の顔してる」と。

みんな眠りに落ちた深夜2時、またまたチェックポイントで下車。再びチェック組に選ばれ(ーー;

夜明け前の5時過ぎ、再びストップ。この先にある川を渡るためのフェリーが6時からなので、
その為の時間調整でした。寝不足で何か飲み食いする気にもなれず、2席分使ってウトウト。
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段々と夜が明けてきた6時、ようやくフェリーに乗って前へ進めます。これをフェリーと呼ぶか?!
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ガイアナ・サバンナを走り続け、車窓からは時折とび跳ねるように走る動物の姿も見えました。
10時頃、ようやく休憩。何にもない中に“The Oasis”という、この場所にピッタリのレストラン。
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すれ違う車もいないガイアナ・サバンナ、土埃を巻き上げて現れたのは同じ会社のバスでした。
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ジョージタウンを出発してから15時間半、乾燥して誇りっぽい国境の町・レセムに到着です。

警察署で無事ガイアナの出国スタンプをもらい外に出ると、手錠をかけられた男がフラフラ。
えっ?! 車に乗せられ何処かへ移送されるようですが、自分の荷物を取りに署内へ入って
行きました(~_~; 入国から出国まで囚人と一緒、一体ガイアナはどれだけ犯罪者が多いんだ
と聞きたくなります。
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だから国境の川にかかる橋を渡ったときは「ブラジルに戻ってきた!」とホッとしたのも確かです。
[ 2009/7/25-26 ]

ガイアナでは19世紀に建てられた植民地時代の木造建築物が多く見られます。
中にはずいぶん古く手入れが行き届かなくなったものもありますが、現役で頑張っている物も。
歴史ある建物たちは、国の機関だったり学校として使われているものが多いようです。
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お腹がすいたら向かうのは…市場です!
首都ジョージタウンのランドマークと言われる時計塔が目印、スタブローク・マーケット(1792年)。
野菜・果物・生活雑貨からゴールドまで扱う大きな市場、怒鳴り合うような声が飛び交って
いました。ここの市場周辺から各方面へのミニバスが運行しているので、常に大勢の客引きも。
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インド系の人々がよく売っているのはロティ。今やガイアナの大衆食とも言えるのではと思う程、
市場・屋台、そして専門店まで沢山。チキンカレー入りを作ってもらいビールと共に持帰り♪厚い
クレープのようなロティにゴロゴロチキンのカレー、写真はいまいちですが凄く美味しかったです!
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バナナとナッツ入りのパンは翌日の長距離移動用に購入。外もホテル内も暑くてどうも食欲が…

スタブロークマーケットとは別のマーケット前に立つ立派な教会。とても気に入った建物でしたが
マップにはこの教会の名前も、教会マークもありませんでした。中心からは少し離れています。
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暑くって、何時間も外を歩き回るのは厳しいジョージタウン。「もうダメ〜」なんて顔で歩いていると
手を振ってこちらに向かってくる自転車のお姉ちゃん。ホテルで働いているお姉さんでした。
誰も知らない国で、人懐っこい彼女と出会っただけで、なんだか心がホッとしました(*^_^*)
[ 2009/7/25-26 ]

ガイアナの首都・ジョージタウン。
いくら真っ黒に日焼けして、中米諸国では日本人であることを疑われた私でも、
印僑・アフリカ系黒人が人口の8割を占めるこの国では旅行者であること、バレバレ。

路上で、建物の2階から、更には走っているミニバスから叫ばれたりクラクション鳴らされたり。
暑いとイライラも増して「放っておいてよ!」と思う事もありますが、他人に無関心な所よりは
ずっと良いです。ただあまりに注目されると、ひとりビールとかちょっときついんですよねぇ(^_^;

さてさて、そんなジョージタウンにガイアナが誇る世界一の建築物があります。
セントジョージ大聖堂、これは世界一高い木造建築でおよそ43.5m。堂々とした白亜の
木造建築は、ここをロータリーとするように、ぶつかる道路は大聖堂の周りをぐるりと一周。
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セントアンドリュー教会は1818年のもの。シンプルながら古臭さを感じさせない建築物です。
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1818年にデザインされ、1834年完成の国会議事堂。古い物とは言え、どこかモダン。
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見事な建築物が立ち並ぶ大通り沿い、周りの人々の視線が凄すぎるけど、撮らずにいられません!
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上に載せた写真の奥がネオゴシック様式のシティホール。白と水色が爽やかな町のシンボルです。
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シティホールに隣接していたこの建物は市の技術・工学課。役割とは逆に、お姫様でも居そう…
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シティ・ホールの隣はヴィクトリア・コート、最高裁判所です。こちらも見事な木造建築!
1887年のものなので、近づいてみると時間の経過が感じられます。
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イギリス・フランス・オランダに “取り合いっこ” をされ、モノみたく
分断・所有された旧英領ガイアナ・旧蘭領スリナム・仏領ギアナ。

南米大陸にある小さなギアナ3国で、ここジョージタウンがギアナ歩きの
最後の都市なのに、やっぱり不思議な感覚から抜け出せずにいました。
[ 2009/7/25-26 ]

ちょっとビクビクしながらも無事入国したガイアナ協同共和国。

ミニバスに乗って発車を待つ間も窓の外から何本もの手が伸びてきて「両替、両替!」
本当はガイアナ・ドルが欲しかったけど、ここは明らかに怪しいしレートも悪い…みんな
ケンカごしで叫ぶから、こっちもつい強い口調に。後ろの席にいたガイアナ人らしき女性が
「ちゃんと計算してから両替しな」と言った表情で電卓を手渡してくれました。粘って粘って
どうにか満足のいく両替をした後は、また鉄の柵にしがみつく人々をボーっと眺めていたり。

ようやく走り出したミニバスから見える景色は「インド?」私、まだインドは行った事がないの
ですが、テレビや人から見聞きするインドのイメージが目の前に。舗装路でも牛・子ヤギ・犬
なんかが堂々と道路を歩いています。こんなの初めて…とにかく町中(路上)に動物だらけ。
ここガイアナは旧英領で、人口のおよそ半分をインド系が占めます。そう考えると、納得?!

ポカーンとしていると、隣のおじちゃんが「これから橋が出てくるぞ」と得意顔。はぁ、橋ですか・・
ガイアナは国名が先住民の言葉で『水の多い土地』を意味するので、川も橋も多いのですが―
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突如視界が開けて目の前に現れたのはフローティング・ブリッジ。浮き橋です。
2008年12月23日に開通したばかりの浮き橋は全長約1500m、水位に合わせて上下できる
橋で繋ぎ目が多くあり、同時に通行する車の数も制限していました。ガイアナ、これはすごい!

教えてくれたおじちゃんは「世界一長い浮き橋だ!」と誇っていましたが、調べてみると
6位らしい(^.^; 浮き橋でも色々なタイプがあって、その何かが一番なのかも知れません。
自慢顔のおじちゃんは運転手に「写真を撮るから速度落として!」と気遣ってくれました♪

スリナム国境のコリバートンから首都・ジョージタウンまでおよそ4時間かかった道のりが、
この浮き橋によりフェリーを待つ+乗る必要がなくなり、2時間半でアクセス可能に!!

ジョージタウンの宿は独立広場(公園)に面した、中心地からも近い所へ。なんて可愛らしい
部屋と思ったのも束の間、熱帯のガイアナでエアコン無しは厳しく、1日3回の水シャワー。
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ちなみに宿の前の独立広場は荒れた空き地。運転手さん、よくぞ分かってくれました(^_^)
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この独立広場の前はちょっとした庭園。茶色くて丸い不思議な実(?)、これはなんでしょう。。
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予定より早く着いたので、暗くなる前にちょっと散策を。宿の周辺は割とお金持ちの方の
家が多いようでした。中心からほんの少し離れただけで立派な庭付き建物が立ち並びます。
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泥棒が多い、警察こそあてにならない、女性一人で行く国じゃないと脅されたガイアナ。
そこで平穏に暮らしている人がいて、戦闘状態でもないのだから、と踏み込んだ国は
英語を公用語とし、ケンタッキーやピザハットまである“知られざる”国のひとつでした。

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