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今日、6月14日はエルネスト”チェ”ゲバラが生誕した日。生きていれば80歳。 しかし実際、彼は39年という短くも濃密な人生をボリビアで終えた。 今年の第61回カンヌ国際映画祭では、キューバ革命の英雄チェ・ゲバラの半生を描いた 大作『CHE』が上映。ゲバラ生誕から80年というタイミングでの公開。 さらに本作は2部構成でトータル4時間半という超大作。 カンヌでの上映ではお弁当が提供されたというから驚き! カンヌ国際映画祭では、ゲバラ熱演のベニチオ・デル・トロが最優秀男優賞。
今なお革命の象徴として英雄視されているゲバラ。 この映画を通して、彼が目指した「世界」が見えてくるのか? |
CHE GUEVARA
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先日、チェ・ゲバラの娘でありキューバの医師でもあるアレイダ・ゲバラさんが初来日している ことを記事にしましたが、昨日、彼女の講演会に行ってきました。 数日前に届いたメールでは、申し込み多数により抽選したとのこと。 この熱い思い、届いたかな? 【アレイダ・ゲバラ、母アレイダ・マルチによる著書「わが夫、チェ・ゲバラ」を語る】 講演会は聞き手の戸井十月さんがアレイダさんを気遣いながら進行しました。 14日に来日してから毎日どこかしらで講演しているアレイダさん、疲労は相当のよう。 初来日とあって、日本で見たいもの、知りたいこと、たくさんあるのになかなか時間がなくて 残念だとおっしゃっていました。それでも母の著書の出版記念だからと、時に言葉を噛み締め るように、時に思い出して涙しながら話していたのが印象的でした。 母・アレイダ・マルチさんがこれまで語ってこなかったこと、チェとの思い出を語る ことで、自分の中の堤防が決壊してしまうようでなかなか話せなかったこと―。 この本を書くのにどれだけ悩んだか、苦しんだかは序文からも伝わってくるのですが、 その姿を実際近くで見ていた娘のアレイダ・ゲバラさんも一緒に苦しんでいました。 しかし父を、母を語るアレイダさんからは芯の強さと誇りを感じました。とりわけ 「お父さんの行動を最初から理解していましたか?それともある程度の年齢になって理解できる ようになったのですか?昔は、もっといつもそばに居て欲しかったとか…」と質問されたときの返答。 「そんなふうに思ったことは一度もありません。父は完璧な人間でした。それは母が教えてくれましたし、キューバが私を育ててくれました。私は父のお陰でいつも恵まれた環境に居ました。特別な待遇を受けました。私は普通の人の人生より3回は多く生きている気がします。ですがキューバ国民への恩返しは3倍では足りないくらい、もっとです。」彼女の言葉の全てを明確に覚えているわけではありませんが、とても心が熱くなりました。 「父のお陰で」と繰り返し、感謝と尊敬を語り続けた彼女。それはゲバラ家の教育がもたらせたものでしょう。チェが戦地から妻に送った手紙でも「子供たちの教育を頼みます。しつけをしっかりしてください。」と書いているように。 伝説化されたチェ・ゲバラではなく、生身の人間として、父親としての彼を娘さんから聞く
ことのできた今回の講演会。大変貴重な機会に恵まれたと同時に、自分自身の中にある様々な思いについて、そしてキューバという国について今一度考え直す良いきっかけとなりました。 |
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キューバ革命の指導者、エルネスト“チェ”ゲバラの妻でアレイダ・マルチさんが キューバで夫の回想録「追憶」を出版した。 (ゲバラはキューバ革命後マルチさんと結婚するよりも前に、グアテマラで出会った ペルー人の社会主義者、イルダ・ガデアとメキシコに亡命、結婚していた。) 今回出版された回想録では、これまでの”革命家としての一面”がほとんど全てだった ゲバラではなく、夫として・父親としての姿が伝えられているという。 ゲバラとマルチさんの間には4人の子どもがおり、「(回想録の執筆は)子どもたちへの 義務だと感じた」とのこと。夫・ゲバラの死から40年あまり、これまでマルチさんは メディアへの露出を拒み続けてきたのだから、世界中から注目される本になると思う。 日本語訳の「わが夫、チェ・ゲバラ」は今年5月に朝日新聞出版から刊行されるという。
手の届かない、遠く離れた所にいるゲバラが私たちと同じ一人の人間として、 少し身近に感じられそうな気がする。 |
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チェ・ゲバラ ― その名前は最近でも映画や本でよく目にし、 |
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【ロシナンテの肋 チェ・ゲバラの遥かな旅】戸井十月 |



