ガボンで青年海外協力隊

首都リーブルビルの精神病院で活動していました

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シュバイツアー

ランバレネ第2弾、シュバイツアー記念病院編。

子供の頃伝記で読みました。僻地医療に尽くしたノーベル平和賞受賞者。
ガボンを世界的に有名にした人でしょう。

現在ある病院は4回目に建て替えられた建物。シュバイツアー財団が運営しておりますが、各国の支援が入っており設備はガボンでも最高水準と思われます。

個人的にいろいろな病院の中をのぞくのが職業病といえばそうなんですが、どんな課があってどんな設備で人員は?サービスは?提供できる医療は?と気になるわけです。

今まで私が見たことある中で「たぶん設備・医療レベル・人員ここがぴかイチ?」という病院はメレン精神病院通勤途中にある軍の病院。ここは大使館の医務官も「フランスからも研修医が来ているし、日本のそこらへんの病院よりも設備が整っていて手術もいろいろできる」とのこと。私が入院したエル・ラファ病院(首都リーブルビル在邦人は何かあったらここにかかる)よりいい!

そこを上回ってると思われる、さすがシュバイツアー。
今回訪ねたのは土曜日で病院は閉まっていたのですが、偶然血液検査とかする臨床検査技師に会い、私たちが日本人のボランティアで病院で働いていると話すとラボのなかを案内してくれたのでした。
いや、素晴らしい。このひとこと。

新しい建物ということもあったけれど、エアコンや検査機器、パソコン、それらを扱う技術者もガボン人だけでなく白人たくさん。残念ながらボランティアや研修生に現在アジア人はいないそうです。

ランバレネの隊員は何かあったらこの病院へかかるよう言われているそうで、うんうん!と納得できる設備でした。

院内のそこかしこに寄贈された印のモニュメントやら、エンブレムが飾ってあって、待合室にはテレビまであるし、一緒に行ったエイズ対策隊員(病院に入ってエイズ検査や啓発活動を行う)がうらやましがるほどパンフレットやポスターが。

以前ホームステイ先のママが「私の出身地のオイェムにはカナダが建てた病院がある。そこで彼らはすべての職種のボランティアを送り、ガボンにものと技術を残した。日本も単独でなくてグループで派遣してシステムを変えなきゃ後に残らないわよ。」と言っていたのを思い出した。

シュバイツアー氏が亡くなった後もこうして彼の意思を継いでいる人々がいるんですね。

敷地内には病院のほかに博物館、家、店、畑があってコミュニティができている。学校ぽいのもあったかな。年配の方の中には実際に彼と話したことのある人もいて、伝記になっているけどそんなに昔の人ではないんだ!と肌で感じたり。

ランバレネに行ったらここに行かなきゃ、という観光地です。むしろ、ここを訪れるために来るのか。街でタクシーをつかまえて「しゅばいつあー!!」と言えば連れて行ってくれます。

で、ガボンに来る前、もう一度伝記を読んでおこうと図書館で探しました。私が見つけたのは子供向けの『アフリカのシュバイツアー 寺村輝夫:著 依光隆:画 フォマ文庫 ISBN-494-02677-8』だったのですが、中身が想像と違っていました。普通のイメージは、シュバイツアー博士は僻地医療に尽くした立派な人である、というもの。

この本は子供向けながら、少々違う視点から彼を捉えているのです。しかも、わざわざそのことを前書きにしてあります。ひとことで言うと「シュバイツアーは確かに未開のアフリカの地で現地の人々のために医療・生活を提供した。が、彼はアフリカ人をアフリカ人としてしか扱わなかった。」というものです。

具体的に例えば「彼は長年アシスタントとして手伝わせた現地の青年に大工(ここら辺の記憶はあいまい)としての技術を教え込んだ。生涯仕事に困らないようにという配慮から。しかし、彼を医師として後継者に育てるということはしなかった。給料もまとめて渡すと使ってしまうので貯金をしてあげた。結局彼は反発して給料をもらうとどこかへ行ってしまった。やはりこれだからだめなんだ、と彼は嘆いた…」

うーん、目からウロコ。

案内してくれた方はガボン人。時がたてば変化もあるのです。物事はいろいろな視点から見るものですね。

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嫁入り前の娘さん

よく「泣きたくなるような出来事」という表現をいたしますが、今回は本当に涙が出そうでした。

何が起こったかって、家の玄関前にノミが大発生!!

しかも、その時私は下痢からくる発熱で歩くのもやっとだった。
「なんか黒くてちっちゃい虫がいっぱいいる…?でも、刺さないし害はない。気持ち悪いなあ…。」

そう、私はノミがどんな奴か知らなかったのです。

確か目に見えてぴょんぴょんはねて血を吸う。ものすごくかゆい。
これが私の持っているのみ情報すべてであった。で、お見舞いに来てくださった方々全員が「ひあ〜!?なにこれえ〜?!」という事態になり、みんなで情報を再収集したところノミであることが判明。

以前から宣伝していたように、私の住んでいるアパートの駐車場には犬が2匹います。家でたらすぐに何でも捨てられる巨大ごみ収集箱があり、このノミにとって2大好条件がそろっていた上、私の玄関の周りだけコンクリートでなく砂であったことが致命的。

思い返せば、あれだけ玄関前に陣取っていた犬たちがぱったり寄り付かなくなっていたし、かわいい❤と思ってみていたごろごろ転がりまわる彼らのしぐさもノミ取ってたのね、とハタと思いあたる。

ノミ自体の知識がないので、退治する方法も一から探す。で、知り合いの方から聞いたノミトラップを家の中に3個ほど設置。体には虫よけスプレー、家に入る前に急いで服をはたき、入った瞬間殺虫剤を上から下まで自分でシャワーのように浴びる…。とはいえ、私が必死に服をはたいていると犬が喜んですり寄ってきちゃうので、なんの意味もなくなってましたが。

ノミトラップとは?

洗面器ほどの深さの容器に酒・水・台所洗剤を混ぜて床の上に置き、懐中電灯(蝋燭でもよい)で照らす。夜にするとより効果的。光と酒の匂いにつられてうっかりノミ飛び込む?!という仕掛けなわけです。酒は何でもいいみたいなので、一番安価なビールで試すとノミがダイブしまくり!!効果絶大なんですが、寝ぼけてひっくり返すことがあるので要注意。これを2−3日続けると、家の中は退治できる。もちろん、拭き掃除は基本中の基本。

で、砂のほうはl’eau de javel という塩素の漂白剤があるのですが、これを水で薄めたものをバケツでじゃんじゃかまき散らしたところ推定95%強死亡。おおっ!!と感動。ちなみにジャベルを1L使って撒いてます(笑)しかも、切羽詰まっていた私は5L入りの巨大ボトルを購入し、さらに消毒を重ねて退治する気でいます。

個人レベルでの対応のほかに、もちろん大家さんへ連絡を取り仝い離離濬去→薬買ってもらう駆除業者を検討してもらう  この2つは忘れずに!!

さて、当初刺されてはいたもののかゆくなかった私。手持ちの塗り薬を使用すれば一晩で後も残らずひくし、あまりの数の多さに多少の犠牲は覚悟の上ノミとの共生の道を選んでいたのですが、下痢から回復し健康になるとノミの数は減っているのに刺される回数が増し、人並みのかゆさになったではありませんか!!弱い奴の血には見向きもしないってこと?!ノミのくせにナマイキなんだよっ(>_<)

ただし、酒を飲んだ人の血を好むらしく、晩酌していて刺されたという人々は後がすっごく残っていた。ちなみに私は体質的にアルコールを全く受け付けないので、被害が最小限で済んでいたみたいです。
にしても、嫁入り前の娘さんのおうちの玄関にノミって…。響きがブルーだ…il||li _| ̄|○ il||li

ガボンのリーブルビルって都会なのに。村とか奥地ならともかく、私の実家のある静岡市と同じくらい都会(アフリカの中でってことっス)なのにっっ!!

誓って言いますが!!
私の家が不衛生だからじゃなーい!!(ToT)/~~~

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テレビ

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先日テレビを購入しました。SHARPの14インチ。

90000Fだったのを60000Fに値切って買えました。個人でやっているお店であれば大抵値切れます。同僚に「フランス語の勉強にいい」としきりに勧められ、もともとテレビっ子だったので買ってみました。常に見られるのは5チャンネルほど。ニュースや映画や音楽番組をやっています。

ガボンで娯楽というと、家に遊びに行っておしゃべりする・テレビを見る この2つくらいではないのか?と思います。

本を読むという習慣はないし(故に私が本を読んでいるのを見ると、みな「それは聖書か」と聞いてくる)、映画館もあるけどすごく高いからみんな行かないし、買い物も買えるもの決まっているし、スポーツはそこらでできるのはサッカーくらい。旅行もお金かかるから庶民の娯楽ではない。地方出身者が田舎へ帰るにも交通費の工面にひと苦労。昼間でもビールの飲めるCAFETTEは大賑わいです。夜遊びもできないことはないけど、高いからクラブには外国人が多いらしい。

同僚に1か月以上のバカンスのときは何してるの?と聞いてみたら「起きてご飯食べて寝る」と言っていた。特にすることもないらしい。

テレビは私の家専用のアンテナを立てていないので映り具合が天候に左右される(笑)曇りだったり、雨だと映らないわけです。今は乾季だから雨ないけど、アンテナどうしようかなあ…

ラジオで音楽聴いたりしていましたが、テレビが来たので家にいるときは結構つけてます。映画も知っているのがやっていたりするんです。グリーンマイルとか、ナウシカとか、X−MENとか、ラッシュアワーとか。番組内容はガボン人の好みなのか、映画・音楽・ニュースがほとんど。コマーシャルはほとんど入らないので、途中で切れなくて良いですね。国営放送は1つか2つのはずで、広告収入なくてテレビってやっていけるものなのか?

番組表はUNIONという新聞に載っているのですが、これは毎日300F出して買ってこなければならず、私はパス。なので、テレビをつけてみてみたい番組だったらみる、という行き当たりばったりなテレビ生活。

土日の朝にエクササイズ番組をやっているのを発見。明らかに数年前日本でも人気大爆発のビリーを真似したものと思われる(笑)何が面白いって、ガボン版ビリーの普段着ぶり(よれよれTシャツ&ジャージ)一緒にやっている参加者のやる気のなさ加減、さらにスタジオも床と鏡あるけどすごく小さそう。見ていてずっと笑える感じ。肝心のエクササイズはその場で行進するだけだったり、踏み台昇降みたいのをやったり(小さな木箱に乗って降りるの繰り返し)、少しキツくなると、後ろの女性はため息をついて活動をやめてしまう。

でもビリー(ガボン人?)は最後に画面に向かってよくやった!とついてきた者たちを褒めることも忘れない。

私はエクササイズを一緒にやるより、面白さにハマってしまい運動どころではないけど、この番組のファン!

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バス

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今までご紹介してきた、ガボンはリーブルヴィルにおける私の交通手段↓

徒歩、(普通乗用車の)プチタクシー、(ワゴン車タイプの日本で8人乗りをこっちでは18人乗り)タクシービュス

この3つでした。実は、奥の手ともいうべき大型バスがあるんです!

それを『SOGATRA−ソガトラ−』といいます。
日本でいう観光や長距離移動に使う40-50人乗りくらいの大型バス。
といっても、座席は10-20人分。

つまり、ほとんど立ち乗り。
なぜか、天窓のようなものが付いており、ガラスがないので屋上(?)へ登り放題。やんちゃな学生が肝試しなのか何なのか、走行中のソガトラの背中に乗っかって騒いでいる命知らずな光景を見たことも。

立ち乗りであるため、防犯上もあまりよろしくなく、スリが多いらしい。
そんな情報ばかりであったので、なかなか行き先の合うバスも自分が乗りたい時間に来ないし、今まで同僚と一緒に1回乗ったことがあるだけ。

その代り、代金はどこまで乗っても一律100F。前払いで、前方のドアから乗り、運転手に100F払うとレシートみたいなチケットをくれる。これに番号が振ってあり、行先(つまりどのバスに乗るか)によって色が違う。これは、バス会社が乗車人数をカウントしたり、お金が合うか確かめるために使うと思われます。

ソガトラを使うと、いつも私が使うタクシービュスで100F+乗り換えてメレンの病院まで200F=300Fかかるところ、これはその3分の1で行くわけです。やっすーい!

運転席のところにフロントガラスに向かって行き先を書いた看板のようなものが置いてあり、時刻表はない。真っ赤な停留所が道のそばにあり、行きたい路線が来るまでそこで待つ。
私の家のそばの教会にはソガトラの停留所があり、多くの人が待っているのです。長蛇の列を作るには日差しが強すぎるため、みな少し離れた木陰にいます。自分のバッグや石ころを目印において、順番を作っているみたいですね。

私には同じ石ころに見える。
いつもはおおざっぱなガボンで、なぜ、石ころの列が通用するのか謎・・・?

基本停留所どまりだけど、言えばほかの場所でも停まってくれます。「停まって!」の声が届かなくていつも50mくらい進んでしまっています。

今は学校が年度終りで、4ヶ月間のバカンス中。ゆえに、ものすっごくうるさい学生たちがソガトラにいない。ということで、私も初!一人ソガトラ乗車に挑戦♪

病院から帰ろうとすると「あなたの家のそばまで行きます!」とは書いてないですけど、近所の教会行きのソガトラが通りまして、スカスカだったので昼間だし一人でも大丈夫、と乗り込みました。

いつもなら乗り換えるモンブエ市場を通り過ぎ、徐々に人が降りていく。
道の途中で突然止まり、私は一人。
そのまま、運転手も降りていく!?

さすがに焦って腰を浮かせた私に「運転手交代なんだ」とひとこと。
そのまま教会へ着きました。

どうやら、中継地点の市場でほとんどみんな降りてしまうみたいですね。
その教会に学校が併設されているので、学生が多いのでしょう。
で、今はバカンスなので私は最後一人になったのでしょう(笑)

バスを降りた後、念願の石ころ行列を激写(^◇^)
40分ガタガタ道を踏ん張って立ち乗り。
やはり、学生が休みの間しか乗れんなあ…としみじみ思いました。

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週末にホームステイ先に遊びに行きました。
パパはフランスへ出張中、ママと子供たち(小結どん&ベンジャミン→久し振り♪)に会ってきました。
家に向かう途中で、車に乗ったママに声をかけられ、そのまま車に乗り込んで、近所に建設中の新居(来月結婚する息子用)を見に行ったのでした。

まだ完成していないけれど、外側はほぼできあがり、内装がまだといったところでしょうか。
ガボンでは珍しい独り暮らし用=日本の2K(寝室&リビング&キッチン&バス・トイレ)の間取り。
入口もちゃんとそれぞわかれていて、このタイプの部屋が4つある3階建て。
1階は門番さんの家になっていました。家族で住んでいるみたいでしたね。子供が3人くらい遊んでいた。

ここまで建てるのに3年かかっているそうです。
来月フランスに住んでいる息子さんが、結婚式を挙げるために帰国し、バカンスの3ヶ月間滞在するため急ピッチで工事を進めているそうです。
バカンス後は人に貸す予定。

ガボンにはローンという仕組みは無いらしく、みんな用意できた分のお金でできるところまで建てておく。だから、そこらじゅうに建設途中と思われるブロック積んだだけの基礎だけ作った家、とか、壁までできているけど天井なし、とか、途中で資金が尽きて放置?壊すの?建てているの?という家を見つけることができます。

そういう事情を考えると、3年でこれだけの家を建てているパパとママは、お金持ちですごいということになります。

ホームステイ先からそれほど離れていない場所ですが、河のそばでマングローブ林が見渡せました。
今は乾季だから水がないけれど、雨期になって水が来れば船で河を下り海へ出れるそうです。
首都でも少し車で走るとこんな感じなんですねえ。

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