診療日記

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診療の様子、患者から感じたこと、考えたことなどつらつらと書いてみました。
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俗にいう手に負えない不良だったとんとん君は、首に銃弾を受け倒れた時から時間が止まっていました。
どうして、自分がこんな目に。不安、憎しみ、恐怖。
どうして?何が起こった?
動かなくなった自分の体をこれからどうしていけばいいのか?

自分で整理できないネガティブな気持ちを抱えて、家族に当たり散らす日々でした。

罵声を浴びせ、ののしっても、自分の気持ちは一向に整理できませんでした。

私がミデルのところに訪問しても、けんか腰の大きな声を聞くことがよくありました。

いつも大声でがなり立てる息子に母親は注意します。
「そんなに大きな声でいつも叫んでいたら、そのうち喉が腫れるから止めなさい」
当然、聞く耳を持ちません。

翌日から首の動脈が腫れ始めます。

首がどんどん腫れあがり・・心配がかさむ中も、トントン君のわがままは変わりませんでした。

「暑いから、氷の入っている水が欲しい」

冷たいものしか食べない息子に、心配した母親はまた注意をします。
「いい加減に、冷たいものばかりは止めなさい。冷やしすぎると、声が枯れるわよ」

「暑いんだから!母さんには動けない僕の気持ちわからないんだよ!」

翌日、トントン君は嗄声で声が出せなくなりました。

その話を聞いていた、日本の産婦人科医のN先生
「このお母さん、無意識であちらの声を言わされている方ですね」
(つまりお母さんも霊感があるという解釈でよいかと思います)

それを確認すると、確かに、子供たちが困ったとき、例えばトントンが銃撃される日はトントンに何かあると
大変な胸騒ぎだったそうです。
そして遠いところで撃たれたのですが、銃撃のパーンという音が母親には聞こえ、トントンがどこかで撃たれて危険だとすぐに分かったと言います。

動脈瘤は左首に大きく腫れあがっていて、痛みが強いと言います。
嗄声でガラガラの小さな声になってしまったトントン。

N先生はとりあえず、圧迫して冷やす…と固定されました。

首の中に埋まった銃弾はうまく取り出すことができました。
イメージ 1

トントンとの関りは
この数日で大きな進展を遂げます。
続きはまた

出会いも、何もかもが偶然でなく必然なんだなーと感じます。

ご支援ありがとうございます!

トントン君の、心に平安と希望が満ちるように・・・
お祈りいただければ幸いです。




美容師さんのグループ、ウッディーチキンと、日本人医師が重なって訪問されていた26日
私たちは、頚損で寝たきりのみでる君を尋ねました。

ミデル君を訪問してくださるのは、すでに何度目でもあるので顔見知り。

挨拶をして、しばらくするとミデル君、堰を切ったように
「ねえ、前に銃で撃たれた僕の友人のこと、覚えているよね?」

覚えています。
首を弾が通って、4日間昏睡になっていたけど目を覚ました青年のこと。
ミデルと同じ頚損で寝たきりになっていることも。

「前に、患者に呼ばれないのに、訪問できないって言っていたよね?」

そうです。私に治せるなら、押しかけるもありかもしれませんが、
治せない以上、呼ばれなければ訪問しません。

「そいつがさ、来てほしいって言っているんだよ、行ってくれない?」

ウッディーのリーダーさんと日本人医師、実はお2人とも不思議な能力をお持ちの方です。

2人に説明するとすぐに行きましょうとなりました。
イメージ 1
ミデル君を簡易ベッドごと運ぶ
ウッディーのIさん。


そこにミデルと同じように
木陰に寝かされているトントンがいました。



Iさんは
以前にミデルの褥瘡が何度も感染を繰り返し
悪化しているところを、祈りで改善してくださった
不思議な方。

今回も、まだ褥瘡があるみでるに
「どういう風に神様に祈っていますか?」
ミデルは、「僕の褥瘡を治してください、僕を立たせてください、歩かせてください、そうしたら神様の仕事を手伝います。」

Iさんは言います。

「ミデル、それは祈り方が間違っているよ、
治る、立てるようにという、お願いでなく、今あること全てに感謝を伝えなさい。
そして体がどんな状況であっても、神様のために自分を用いてくださいって祈るんだよ」

先ほど、みでるにそう話してくださいました。
そして、
同じような状況にある寝たきりのトントンの目を見て
Iさん

「撃たれた時から彼の時間が止まっていますね、
 まず、そこから進めるように。憎しみや困惑、そんな気持ちから救われないと・・」
(すいません、多分そういうとこを話されていました。私も正しく覚えていないので)

「撃ったやつを憎むのではなく
あくまで自分の負の気持ちが拳銃の弾となって跳ね返ってきただけなのだから、
わがままに周囲に迷惑をかけてきた過去を思いっきり反省しなさい。

そして撃たれて寝たきりにならなければ、気が付けなかった多くの事、
与えられているすべてに感謝しなさい。空気が吸える事、食べ物が貧しくともあること、
寝る場所も、やさしい家族も、自分が不機嫌で怒っても世話してくれる人がいることも・・・」

そして、神様の仕事をこのままの自分で手伝いますと宣言しなさい。
すると神がその準備をしてくださいます」

同じ説教を先ほど受けたみでるが横でニヤニヤしながら、頷いています。

イメージ 2←寝たきりの2人。

不思議ですね。

本当に。


このお2人の訪問のタイミングに
私に来てほしいと言ってきたことも
ミデルの友人が
同じように頚損で寝たきりになっていることも
・・・イメージ 3


2週間前から、頸部の動脈瘤が膨らんできていました。
医師が同行してくださっているので、どう経過を看て行くのか?
また、頚椎をかすめて通りぬけた銃弾がまだ首に残っています。
丸印が銃弾です。

病院では、150,000ペソが手術のために必要だと言われたそうです。

Iさんのお話に
トントン君の目が輝き始めました。

どこまで理解できたのか、受け入れられたのか、
とにかく、トントン君の人生の第2幕が開かれた瞬間でした。

続きはまた・・・
イメージ 4Iさんのお祈りの後、翌日のみでるの褥瘡です。

一気に穴が塞がり
乾きました。
こんな感じです。

11月の時もぐじゅぐじゅで40度を超える熱を出していたのに
Iさんたちがお祈りくださった翌日
急激に小さくなりました。


私では説明できませんが、すごいです。


多くの方の祈りがこうやって科学では説明できないことを起こします。

Iさんがやったのではなく、Iさんと心を一緒に祈って下さるウッディーのメンバーの力でしょうし
たくさん日本から祈って下さる支援者の方々の力です。

今日から、そのお祈りにトントン君も入れてください。

彼らが、どういう姿でも、本来の使命を果たせますように・・・。
皆さまのことも私もお祈りしています。
ご支援に感謝しております。
ミデル君の家のご近所に住んでいるトントン君、22歳。
近所でも評判の悪い人でした。

その彼が、昨年のクリスマス寸前に、これまたご近所に住んでいた男性と大喧嘩になりました。
いつも喧嘩になる関係だったようで、その時相手は拳銃を持って来て居ました。
そして発砲。

至近距離からう撃たれた弾はトントン君の左首から入り、右首の皮膚を破るほどの力もなくそこにとどまりました。(フィリピンの拳銃で、フィリピンの弾ですから)

トントン君はすぐに病院へ搬送されました。

犯人は奥さんと子供を連れて、
そのまま、逃走。現在に至るまで、行方知れずです。

トントン君、は意識不明のまま、首から下はほぼマヒ状態。
病院で人工呼吸器が取り付けられ、(でも搬送までの間も息はしていたんですよね)
これ以上の治療はお金がないとできないと言われます。
また呼吸器が外されると死んでしまうと言われていました。

一つ医師が言いました。
拳銃の弾は、どこをどう通ったのか?全く理解不能だと。
頸椎の5番周囲を脱臼させていましたが、食道、気管支などは一切傷つけず・・・
直径1センチもある先が丸い銃弾が、貫通する物理的空間は首にありません。
これは奇跡以外に説明できないと。

母親、兄弟、親類たちの祈りは大部屋で定期的にシュコー、シュコーと呼吸器が作る音の中繰り返されました。
首を撃たれたにもかかわらず、この子は死んでいない!
きっと目を開けてくれる!!家族は信じていました。

しかし、クリスマスの奇跡も起こらずに
既に昏睡で4日・・・。

母親は枕元に座りながら、祈り続けていたそうです。
すると

どこから舞い落ちて来たのか・・・
小さな白いふわふわの羽が
左右に揺れながら落ちて来るのが母親の視界に入りました。

ここは病院の大部屋。
鶏も鳩もいないのに・・・。

ジーとその羽を見ていると、トントンの枕元にその羽が弾が止まっている首に寄り添うように落ちたそうです。

「これは彼が回復するっていうサインだ!」
その信じた母親はすぐに、呼びかけました。

「トントン、トントン、目を開けて!」「トントン、早く!」

トントンはゆっくりと目を開けました。

これは、みでる君の友人トントン君の実話です。
彼の回復のためにお祈りお願いしております。
現在も全身まひで寝たきりのトントン君の回復を信じてお祈りただければと思っております。
長くなるので、続きは次回。


簡単に書くと、マクマック君とっても順調に回復中です。
イメージ 1イメージ 2















イメージ 3
退院診察を受け、無事支払いとかの手続きを終えて、火曜日に退院しました。
イメージ 4その帰り道の車内では
結構、湿った音の咳をしていたので、心配しましたが、
帰り着いた山の中は自然音にあふれる環境。

そして、退院から4日目の今日。
イメージ 5担当医の先生とこんな感じです。

お薬も利尿剤以外は
強心剤、抗生物質、鉄剤は飲み切りで中止とのこと。

咳も静かになってきているようで大丈夫です。

手術前はそれほど食べれなかったのですが
やはり食欲も増してきているようで
体重は術前より1キロも増えました。

うーん、ご両親がすごく食べるようになったっていうのが、よくわかりますね。

イメージ 6イメージ 7これは手術前の4月5日の診察の時

経皮酸素が
62%です。

手も爪も青白いです。







イメージ 8
今日の爪の色はやはりきれいなピンクです。
このばち状の指とも数か月でお別れします。
酸素がしっかりとめぐる心臓に手術で生まれ変わったから・・・。


皆さまのご支援で一人の男の子の人生が
大きく大きく変わりました。

「手術終わったら、僕バスケットボールもできるよね、
走っても苦しくならないんだよ、」

まだ傷をかばっている状態ですが、
あと数週間もしたら、もっともっと普通に走れる体になると思います。
皆様のご支援のおかげです。本当に本当に感謝申し上げます!

おまけのパブパブ君
イメージ 9
イメージ 10こんな感じで
少し心肥大も小さくなってきています。

不整脈も時々は出ますが、とにかく元気です。

利尿剤だけ内服が続いています。

パブ君、いつも一緒に健診に来ているマクマック君のことをよく知っています。パブ君がマクマックをクリニックに連れてきたのですから・・。

術後にICUから出たマクマックに「もう帰ってくるの?じゃあ、追いかけっこできるよね、もう治ったでしょう?」
さすがに術後直ぐには追いかけっこは難しいけどね、いつかできるよ、そんなに遠くないいつか!
この子たちの回復を看ることができて本当に幸せです。ありがとうございます!
フェイスブックにアップしましたが、今からマニラに行きます。
理由はマクマック君の退院です。
彼が自宅に戻るのはおそらく深夜過ぎるかと思いますが。
帰ったらアップしますね。
元気な様子です。皆様のご支援にお陰です。本当にありがとうございます!

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