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気ままな奈良県民の極楽トンボ的な日々
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先日、いつもの柏木町の本屋に立ち寄った時、買ったのが、

歴史街道 2007年1月号

総力特集 硫黄島と栗林忠道


『硫黄島からの手紙』の公開にあわせたように発売されました。

140頁程度の薄っぺらい雑誌ではあるけど、特集記事はその半分くらいを割いていて、
『硫黄島からの手紙』をこれから見るつもりならば、これは結構参考になると思います。

まず『硫黄島からの手紙』の主人公でもある栗林中将について
妻・義井に送った手紙の中で「お勝手の隙間風への処置をしてこなかったことへの心配」をしている、
どちらかといえば陸軍軍人らしからぬ?エピソード。
伝統的な水際作戦から地下要塞を構築しての徹底した持久戦への方向転換。
それと当時の将官としては異例ともいえる、陣地構築へ栗林中将自ら率先して現場へ赴き、
特に愛用の杖に目盛りを施し、陣地の状況を確認を行い、細かい指示・指導を行っていたと。
さらに本土から届く生野菜は、細かく刻んでできるだけ多くの将兵へ分け与えたなどいう心優しい部下思いの逸話も。捕虜となった日本兵のほとんどが栗林中将の顔を見ているという、米軍側からは信じられない事実があったこと。
しかし、参謀たちには自らの目で確認しないと気がすまない栗林中将は、ちょっと煙たい存在でもあったようなど・・。

他にも、米国留学時代に長男・太郎へ宛てた『絵手紙』の紹介。
子供に宛てた絵手紙ではあるけども、その中に出てくる自動車の話を通じて、
そこはかとなくアメリカの国力を分析していたと考えられるところも?

後、何故、彼は優秀だったのに陸軍部内では本流から外れた地位にあったのかなどなど。


さらに『硫黄島からの手紙』で主演した渡辺謙氏の栗林中将を演じての思い。

栗林中将以外にも活躍した海軍の市丸少将や戦車連隊長のバロン西こと西竹一中佐のこと。

そして、この硫黄島の戦いとは何であったのかと。

そんな難しく書いてある記事でもないので、
さらっと読み流して映画を見る前の予備知識としては
十分役に立つと思えます。

これから、『硫黄島からの手紙』を見ようと思う方は是非読んでおいて欲しいです!

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この間の日曜日、前々から読んでみようと思っていた

『散るぞ悲しき』 〜硫黄島総指揮官 栗林忠道〜


遂に買ってしました。


この本、12月9日から上映されるクリント・イーストウッド監督作品、
渡辺謙主演の映画である

『硫黄島からの手紙』


の原作本にあたるようです。

読んでいますが、今週は仕事からの帰りが遅かったりと
なかなかページが進んでいません。

しかし、読む中で感じ取れる物語の主人公である栗林忠道陸軍中将ですが、
一般的に語られる日本陸軍の将官とは、かなり違う雰囲気。

硫黄島に赴任してから、かなりマメに妻・子供と手紙のやり取りをしている点


その内容も、軍人らしいような勇ましい記述も無く、妻子を気遣うやさしい文面


どちらかといえば、陸軍軍人からは逸脱したような、普通の人?

それでいて、硫黄島にできるだけ長く米軍を引き付けると大本営からの命令を遂行するため、

陸軍の主流作戦だった水際作戦・バンザイ突撃の禁止と持久作戦の徹底


硫黄島の要塞化、すなわち地下に縦横無尽に地下陣地を張り巡らせる


と、それまでの硬直化した陸軍の戦術からの大幅な変更行ったりと。

米軍はわずか数日で陥落させると豪語していた硫黄島に、約1ヵ月もかかり、
なおかつ太平洋戦争で最大の激戦を演じ、米軍は戦死約7000名、
負傷者約26000名をもだす損害をうけたのでした。

ある意味、栗林戦術は、本来の目的である米軍を引き付けておくという役割は果たしたものの、
栗林中将が望んでいたここでの戦いを契機に、和平への流れを作るということはできなかったのでした。
彼は駐米経験があり、その中で世論というのものが動くことを良く知っていたので、
ここで善戦することによってアメリカ国内での反戦ムードを煽って、世論を動かし、
それが戦争終結へ契機にすることもできると考えていたのです。
でも最後の最後まで、彼の戦略的意見は無視され続けた、その極め付けが、

矢弾尽き果て散るぞ悲しき


という大本営宛に発信した訣別電報の一文です。

この一文は、辞世の句の一節ですが、これが新聞紙上で公表された時、

矢弾尽き果て散るぞ口惜し


に書き換えられている点です。その他にも書き換えられているのですが、
有名なのがこの部分。

ジャーナリスト志望でもあった彼が、この訣別電報がどんな扱いされるのかを知りつつ発したのを。

それは、大本営への無謀な作戦指導への抗議の意味合いがあったのだと。

それは彼が、かなり広い視野をもって、この戦いのあり方を示していると感じました。

ちょっと中途半端ですが、硫黄島の戦いを中心に、この前後の情勢を調べなおしてみようと
思って見たりしました。

賢妻・千代の理由

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土曜日に母を近所のイトーヨーカ堂へ買い物へ連れて行ったとき、
母が買い物している間に4Fの本屋へ行って、たまたま目にとまったので、
買ってみた本です。
著者は、大河ドラマなどの時代考証や戦国・安土桃山時代の研究の第一人者として
有名な小和田哲男・静岡大学教育学部教授です。
本のほうは、読んでみるとなかなか読みやすくて、表題こそ『賢妻・千代の理由』となっていますが、
実際は千代を含めた他の戦国大名・武将の妻たちがどのような活躍をしたかということが、
史料からわかる事例に基づいて説明されています。

序章  戦国の妻たちへの誤解と実像
第1章 戦国時代の男と女の情報戦
第2章 武将の妻たちのネットワーク
第3章 『内助の功』を越えた妻たち
第4章 戦場で表に立った女たち
第5章 夫の合戦時、妻は何をしていたか
第6章 夫亡き後も続く妻たちの戦い
終章  千代の生き方にみる、賢妻と呼ばれる理由

以上のような構成で進んでいきます。

その中で著者が強調しているのは、僕らが一般的に考えている時代劇の中での夫婦関係とは、
戦国時代の夫婦関係は違うのだということ、それと詳細については省略しますが、
この本を読んで、この時代の女性たちが、いかにしたたかに生き抜いていたかと
言うことを今更ながら知ることができました。

まず序章で取り上げられているのは、妻の財産権についてです。
ここでは山内一豊の名馬購入に伴う例をあげ、この時期、夫婦別財産制が確立していて、
その上、妻が一家の出納を委任され、その裁量権も把握し、妻個人の財産の概念も
持ち合わせていたというのです。
そこからい得るのは、名馬購入の件で財産を提供した千代が一豊に対して大きな発言力を
維持していたことへの表れと言えるのではないかと。

第2章では、おねとまつの友情が、本能寺の変後の秀吉と
当家先祖のあり方を決定づけたのではと。
たとえば、四女豪姫を秀吉へ養子として出す件や賤ヶ岳での撤兵の件など、
舞台裏では、おねとまつの関係によって導かれたと思われてならないです。
だからこそ、実弟大和大納言こと豊臣秀長が1591年に没した後、
それに代わる人物として、当家先祖が選ばれたのではないかと。
彼が存命中は、豊臣政権の武断派と文治派を何とか抑え込むことができました。
それに余程の信頼関係がないと、跡継ぎの秀頼の守役など任されるハズもないですから。
そんなこんなで、史料などに見えてこない形で妻同志の友情が時代情勢にも
大きく影響したのではないかと思えるのです。

第3章では、関が原の戦いの直前に、山内一豊が千代の意見を取り入れ、
未開封の文箱をそのまま家康に届けたこと、掛川城を家康に提供した例をあげ、
こういったことを行うには、事前に千代の意見があったのではないかとないだろうかと。
賢妻と言われる千代だけあって、これはあったのでは思わずにはいられないです。
大河ドラマではこれからの話ですが、この辺もところも名馬購入のくだりとあわせて
楽しみの一つです。

その後、いろんな戦国大名・武将の妻たちを例にあげて、この時代の夫婦関係のあり方が
書かれていましたが、多すぎて省略します。

そんな感じで、久しぶりに読み応えのある本でした。

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某営業支店から帰り、一旦イトーヨーカ堂へ買い物に行ってから、途中からスペシャル版として放送していた鬼平犯科帳スペシャル『兇賊』を見ました。
途中からみたのであんまり内容はわからなかったのですが、それなりに見ても面白かったような?
僕はドラマの内容もさることながら、エンディングに流れるジプシー・キングスの『インスピレイション』と春夏秋冬の江戸の風景が好きでして・・・・。
他の時代劇にはない独特の雰囲気をかもし出す作りが良いですね。
時代劇の傑作中の傑作といえるのが、鬼平犯科帳ではないかと。
長谷川平蔵役の中村吉右衛門は、まさにはまり役です。
写真は、10年位前に購入した”『鬼平』を極める”という鬼平犯科帳ガイドブックです。

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先週末に買った八幡和郎氏著書のPHP新書です。
副題は「我が故郷の武将にもチャンスがあった?!」とあるので、どんなものかと思い、買ってしまいました。
全国各地の大名・武将を、南北朝時代ぐらいまでさかのぼって紹介してあって、結構知らない大名・武将の名前もありました。
そんなに難しい本でもないし、いろんな大名・武将のルーツとかがわかり、戦国時代・安土桃山時代を勉強するには、前置きとして持っておきたい事が書かれてあります。
入門書的ですが、良書のひとつだと感じました。

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