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昨年の8月5日、広島に原爆が落とされた日に、この二冊の本が発売されている。 僕は大体、ジムの帰りに本屋に立ち寄る。ノンフィクションコーナーで丁度一年前にこの二冊の本を買い求めた。 国内編には、原爆が落とされた時の国内の状況、特に大本営や軍上層部の原爆への関り、吉田茂や白洲次郎の原爆への関り、ノーベル賞物理学者・湯川秀樹や日本の物理学者の原爆開発への関りなどの事実が書かれている。 そして何故、原爆投下地に広島と長崎が選ばれたのかも。 広島に何故8時15分に原爆が投下されたのかも。 広島に居たはずの軍や市の上層部の人達の殆どが、被害を何故免れたのかも。 長崎に収監されていた連合軍の捕虜1000人に殆ど被害が及んでいない事実も。 国外編には、広島に落とされたウラン235を使った,当時のアメリカの大統領のニックネームのリトルボーイと名を付けた原爆が落とされたのか?長崎にはチャーチル首相のニックネームのファットマンと名を付けたプルトニウム型原爆が投下されたのかも。 今、オバマ大統領が核兵器廃絶を訴えているが、アメリカは昔から巨大軍需産業で成り立っている国だ。 10年に一度、世界の何処かで大きな紛争を起こさないと、その軍需産業は成り立たない。 そしてその軍需産業の代表に国の政治が動かされている。原爆の開発には多大な開発費を必要とした。 その開発費用をアメリカの金融グループ、イギリス系の金融グループがバックアップをしている。 世界で多くのウランの鉱山を所有しているのもイギリスの金融グループだ。 原爆に関係していた企業は今、エコを大義名分として世界中で原子力発電を推進している。 アメリカ系のウラン型原爆にはアメリカ大統領の、イギリス系のプルトニウム型原爆にはイギリスの首相のニックネームが付けられた。終戦直前に広島と長崎はこれら二つのタイプの原爆の実験場にされたようだ。 原爆、原子力産業は世界中の色んな国を巻き込んだ巨大な産業構造となっている。 そして、昨今のリーマン・ショックに名前が出てくる米国や英国の金融グループがこの頃から台頭、暗躍している。 アメリカの世論調査では、日本に二つの原爆が投下されたのは、終戦を早めるのに大きな貢献をしたと今なお大きく評価がされているが、これも原爆が終戦を早めたと言うアメリカの世論操作による為だ。 しかし、この本を読んでみると、広島も長崎も原爆が投下される日時は前もって日本側に予告されていた。それを握り潰して大量殺戮を演出した協力者が日本に多数いた事が良く分かる。 原爆の投下が風化しないうちに、犠牲になれた方達が犬死で終わらないように、日本人はマスコミから流される情報だけではなくて、もう少し原爆投下の真実を知るべきだと思う。 この本を読んでいて、二つの原爆は改めて日本人としてやり場の無い怒りが込み上げて来た。 欧米の走狗として、同朋を平気で原爆の実験に使った軍上層部や学者、日本人達にも。 二つの原爆の犠牲になられた方達に合掌!
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2009年08月09日
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