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例年、善福寺川緑地に陽光桜が咲く頃、緑地の近くの畑の一画に植えられたこのシデコブシも咲き始める。今年もそろそろ咲き始めているのでは?と思って3月下旬に訪れた。 お目当ての陽光桜もまだ蕾、このシデコブシの蕾も同じく固かった。二度目の訪問は4月6日。善福寺川緑地の陽光桜は満開、シデコブシも紫がかった薄いピンク色の花弁を幣のように広げ見頃を迎えていた。 東海、三河地方原産のシデコブシは園芸種になるとヒメコブシとも呼ばれるらしいが、僕にはその区別は付かない。近年は街中の家々の庭先にも多く植えられている。 また植物公園などには必ず植えられており、シデコブシは珍しい植物では無くなった。しかし、このような畑の一画で自由奔放に伸びたシデコブシの木は、いまだかつて公園でも見たことが無い。 この場所では花が咲くと、僕は毎年道路際から、夕刻に撮影をしている。通り係った人の多くは綺麗に咲いたこのコブシの名前を僕に聞く。そのたびに「シデコブシまたはヒメコブシと呼ばれています」と教える。 撮影をしていたら、僕を見つけて道路に面した後ろの家のオバアサンが出てきた。僕は「今年も綺麗に咲きましたね」と挨拶をした。昨年も会っていたので顔を覚えていた。 オバアサンに、庭に野草が生えてきたが、名前が判らないので教えて欲しいと頼まれ、庭に案内をされた。庭の花壇には紫蘭が植えられており、紫蘭の間にはピンク色のエンゴグサが群生をしていた。 それともう一種類、青い小さな花をオドリコソウのように段々に咲かせた野草が群生していた。花の形はキランソウに似ている。しかしキランソウにしては花数が多い。僕には名前が判らなかった。 帰宅してから名前を調べると約束をして、その野草の写真を撮ってからその場を立ち去った。野草の図鑑で名前を調べたらセイヨウキランソウによく似ていた。 これを撮影した日以降にこの場所を訪れていないので、まだ調べた野草の名前はオバアサンに報告はしていない。このままだと、報告は来年になりそうだ。 昨年そのオバアサンには、此処のコブシは夕刻の逆光で見ると、蕾の産毛が輝いて綺麗だと僕が教えたらしい。僕は忘れていたが、オバアサンはそれを覚えていた。
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