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周林寺の雪洞桜・甲州市 撮影:2017年 4月16日 甲州市(旧塩山市) 若い頃から中央本線には馴染みが深く、登山や仕事で頻繁に利用していた。当時、中央本線の特急あずさに乗ると、必ず進行方向に向かって左側の席を取っていた。 笹子トンネルを抜けて甲府盆地へ入ると、線路は甲府盆地の奥秩父側の山裾を走る。左手に南アルプスの山々が見渡せ、この季節には、甲府盆地が桃の花でピンク色に染まり桃源郷となる。車窓からの景色は見ていて飽きない。 今日、その桃源郷とあわよくば桜を見ようと塩山駅で降りた。塩山駅は大菩薩嶺への登山口の一つ、裂石へ向かうバスが出ている。若い頃、このバスに乗ると路線の途中に桃畑が沢山あったことを思い出した。 それと枝垂れ桜で有名なお寺が幾つかあり、桜も見たかった。駅前のタクシー乗り場でタクシーに乗り、一番遠くで、今桜が綺麗なお寺に連れて行って欲しいと頼んだ。 一番遠くまでタクシーで行って、帰りは桃畑を散策しながら、塩山駅まで歩く予定だった。 僕は武田信玄公の菩提寺・恵林寺へ行きたくて、惠林寺の桜の開花状況を聞いた。恵林寺の桜の見頃はもう過ぎました。と教えてくれたそのタクシーの中に、枝垂れ桜の写真が2枚貼られていた。 境内から写す、少し若葉が出ている。 ドライバー氏が二日前に撮影した桜の写真で、その二つ桜の写真のお寺の距離は、歩いて5分とのことだった。 「もう花の旬は過ぎていますが、まだ綺麗に咲いていますよ。」と、左右に桃畑が広がる道路を走り、連れていかれたのはこの周林寺だった。 駐車場でタクシーを降りるときに、次の目的地・慈雲寺までの道順を親切に教えてくれた。 臨済宗・妙心寺派・天真山周林禅寺。室町時代に開山されたこざっぱりとしたお寺で、糸桜が山門に覆いかぶさるように咲き、山門の外から境内の地面に達する桜の枝先が見えた。 タクシードライバー氏は、「周林寺の桜は慈雲寺の桜と比べると、あまり有名ではありませんが、樹形が良くて枝は地面にまで達しており、自分はこのお寺の糸桜が一番好きです。」と言っていた。まさにその通りだった。 名前が慈雲寺ほど知られていないので、狭い境内にも人影は少ない。少し若葉が出ている枝もあったが、花いろもそれほど褪せてなく噂通りの綺麗な薄紅色が青空に映えていた。 この糸桜の名前は「雪洞(ぼんぼり)桜」樹齢は約120年。この雪洞桜を写した後、次の目的地の慈雲寺へ桃畑の中を歩いた。
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2017年04月16日
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