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薔薇園の風景・神代植物公園2017 撮影:2017年 5月24日 神代植物公園 このバラ園を訪れるのはもう何年ぶりだろう?と思い、最後に訪れたブログの記事を確かめて見た。もう9年前の2008年に訪れて、それ以来バラの咲く季節には来ていなかった。 その頃の数年間は、神代植物公園の年間パスを買って、四季を通じて神代植物公園には足繁く通っていた。特にバラの咲く季節には。おかげで、どの薔薇がどのエリアに植えられているかも分かっていた。 このバラ園も人気がありこの季節は薔薇の花の見頃、恒例の薔薇フェスティバルが開催されていたので、相変わらず多くの人が訪れていた。 久しぶりに雑踏の薔薇園に足を踏み入れると、植えられている薔薇の種類が以前とかなり変わっている。最近流行の薔薇が多く植えられて、昔ながらの薔薇と入れ替わっていた。 10年以上前からオールドローズやエングリッシュローズと呼ばれている薔薇が主流になりつつあり、この薔薇園の薔薇も流行に沿った品種に移行されている。 昔ながらのHT種の薔薇が少なくなって、それに変わって新しい薔薇が植えられているのをみると、少し寂しい気もするが時代の流れには逆らえない、また新しい薔薇も捨てたものではないなぁ・・・とも感じる。 しかし、自分で育ててやろうとは思えない何かが僕の心の中にはある。 僕と薔薇との付き合いは高校生の頃に遡り、列車通学で知り合いになった農業高校の先生に薔薇の苗を3種類貰った。貰った経緯は定かではないが、それを実家の庭に植えた。 僕が上京してからは、植物を育てるのが上手だった母親が薔薇の面倒をみていた。30年ほど前に実家を建て直す時に新しい花壇に移植して、昨年暮れに帰省した時にも、その内の1本が花を咲かしていた。 かれこれ53年が経とうとしているが、実家の弟夫婦はあまり薔薇には興味がなさそうなので、そのうちに枯らしてしまうだろう?。 30年ほど前からまた薔薇を育てるようになり3年前まで、一時期は30種類近くの薔薇を8号鉢で育てていた。一年に2、3鉢がコガネムシの幼虫に根を食べられて枯らしていた。 補充したり枯らしたりを繰り返して、引越しの時は15鉢ほどを弟の家と甥の家の庭に移した。僕が育てていた薔薇の多くは、ハイブリット・ティ種、通称HT種と言われている四季咲きの薔薇で、特に真紅の薔薇が好きだった。 3年前まで住んでいた我が家の前の家にもアンクル・ウォルターという真紅の蔓薔薇が植えられており、主人が亡くなってから放置されていた。見かねた僕がその薔薇の手入れをしていた。 8Mほどある塀一杯にその一本の蔓薔薇を誘引して、見事な真紅の薔薇の塀が出来ていた。冬、その薔薇の手入れをしていると通りかかった人が、毎年この薔薇が咲くのを楽しみにしています。 またある人は、通勤の時に遠回りをしてその薔薇を見に来ていると言ってくれる人もいた。そのような声を聞くと、他人の家の薔薇でも手入れのしがいがあった。 その後はどうなったか分からないが、教えた通りの手入れがされていれば、今、塀一面が真っ赤な大輪の薔薇に包まれているはずだ。 4月の上旬にこの公園に桜の花を写しに来た。その時にバラ園を覗いた。薔薇は新芽が伸びて、開花の準備段階に入っていた。そして、薔薇園では公園の職員たちが除草をしたりと薔薇の手入れに余念がない。 この季節に薔薇園を訪れると、新芽も大きく伸びていないので、プロの人達の薔薇の剪定方法や樹形の作り方の参考になる。 久々に薔薇園を訪れて、色とりどりの薔薇の花には魅せられたが、昔のような何が何でも薔薇の花というような感動が自分の中に無くなっているのに気づく。 それよりも余りにも多くの色の、多くの種類の薔薇の花に疲れを感じた。丁度、東京ドームで毎年開催されている世界蘭展を観た後のような疲労感だけが残った。
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