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花霞の富士と裏高尾のハナネコノメソウ 撮影:2018年 3月25日 黎明の富士山 am6:06分 この日は好天、朝から忙しい1日だった。未明に何時も夕日を写している「かたらいの路」まで登り日の出を待つ、春霞に霞む日の出の富士山を写した。 この日の東京の日の出時間は5時38分、20分前に現地に着いた。冬の季節なら富士山は薄暮の空にうっすらと見えているが、ソメイヨシノが咲く頃になるともう春霞に覆われて見えない。 日の出時間から遅れること20分、やっと富士山頂に陽が射した。しかし、日の出から20分も過ぎると、富士山は幾分ピンク色にも見えるが、冬場のような綺麗な紅富士にはならなかった。 一度帰宅、ザックに撮影機材を詰め込み高尾駅始発の小仏行きのバスに乗る。街中ではソメイヨシノが満開になっているが、春が少し遅い裏高尾・小下沢梅林の梅の花はやっと満開、見頃を迎えていた。 ここ小下沢での撮影目的は、渓流のスプリング・エフェメラル(春の妖精)と言われているハナネコノメソウ。前日には同じ春の妖精・カタクリを撮影している。 ハナネコノメソウの花は旬が短い。昨年はハナネコノメソウを写すために、3月18日と25日の二度訪れている。 何時もは途中で沢の両岸をハナネコノメソウを探しながら歩くが、昨日は時間がないので撮影の目的地まで急ぐ。僕が例年撮影しているポイントは小下沢の周辺でも一番開花が遅い地域だ。 そのポイントのハナネコノメソウも殆どの花は、見頃の旬は過ぎていた。まだ朝日が射し込まない沢の水辺で、開花したばかりのハナネコノメソウを探した。 ハナネコノメソウは沢の水辺や沢中の岩に生えている苔の中に咲いている。沢の水量は先週の降り続いた雨で例年より多い。 見頃を迎えたハナネコノメソウが少なかったので、撮影時間も一時間足らずで終了、脇目も振らずに林道をバス停まで引き返した。 林道は中央高速を潜る。中央高速下にJR中央本線が並行して走り、目の前でカーブに入る場所があり、遠くには圏央道のジャンクションが見える。その場所に多くのカメラマンが三脚を立てて待機していた。通称「撮り鉄」と言われている人達だ。 昨日はJR東日本が中央本線で30年前の特別イベント列車を走らせたらしい。 中にはカメラの前、線路との間に樹高1Mほどの満開の桜の植木鉢を4個並べて、桜越しに電車を写そうとしている強者もいる。満開のソメイヨシノだったので、「丁度いい具合に満開ですね」と言ったら、温度調節で開花を調整してこの日に備えたらしい。 撮り鉄さん達の中には、このように涙ぐましい努力をされている方もいる。 高尾駅裏のお寺の満開のエドヒガン桜を写してから、次の花見の目的地の杉並へと急いだ。
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