|
秋色の花・昭和記念公園/2018 撮影:2018年 9月16日 先週の3連休に続き、今週の3連休も天候は思わしく無い。先週は昭和記念公園のコスモスを写しに行ったが、今週は写真を写しに行く気力もない。 しかし、花は待ってくれないので曇り空の下、今朝散歩がてら堤防に咲く彼岸花でも写そうと、近くの浅川堤防を訪れた。陽当たりの良い堤防の彼岸花は終わりに近く、シャッターを一度も押すことなく帰宅した。 彼岸が過ぎると一気に秋の気配も加速する。昭和記念公園もコスモス、彼岸花に加えて秋の花が満開になっている。黄葉が一番早い桂の木は少し黄ばみ、銀杏も心なしか色づいていた。 ケイトウが咲き、パンパスグラスやススキも穂を出している。秋の七草も滝のように垂れ下がって咲いた紅白の萩、オミナエシは満開になっていた。 花の丘に向かって歩いていると、覚えのある強くて甘い香りが漂ってきた。葛の花の香りだ。周りを探すと萩の近くの灌木に絡まった葛の蔓、垂れ下がった蔓に花が咲き芳香を漂わせていた。 葛の花は、公園の花の開花ガイドには掲載されていない。葛は多分、雑草の類とみなされているのだろう?。 しかし、この季節に咲く花で香りのある花は金木犀くらいなので、強い芳香を漂わせる葛の花は山野草としては存在感がある。 子供の頃、晩秋になると祖母がススキを刈って、植物の蔓で編んだ座敷箒を作っていた。海や渓流に遊びに行く時に履く藁草履も祖母の手製だった。 ススキの箒を編む蔓に使われていた植物は、何を使っていたのかの記憶が僕には無かった。昨年、姉の別荘のバラの手入れを手伝った時に姉に聞くと、あれは葛の蔓を使っていたと教えてくれた。 ススキの箒は畳表の藺草には優しいようで、穂先が禿びる迄使っていた記憶がある。 昨今、アケビの蔓や山葡萄の蔓で編んだ手製のバッグが高額で売られているが、大量に手に入る葛の蔓は、何故かそれらには使われていない。耐久性にでも問題があるのか?。 秋の野山を彩るこれらの花達もそのあとは、人々の暮らしの中の身近な道具の素材として使われてきた。自分の写した写真を見て、それらを思い出した。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2018年09月24日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]




