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満月と五重塔・高幡不動尊のもみじ祭り 撮影:2018年 11月23日 23日、昭和記念公園の花火大会を遠望してから、高幡不動尊のもみじ祭りへと急いだ。電車では一駅だが撮影場所は何時ものかたらいの路、電車に乗るより急いで歩くこと20分、7時40分に1枚目を写すことができた。 たかはたもみじ灯路と呼ばれ、駅前から参道を山門前まで灯路が作られている。満月は運良く灯路の上に居て、叢雲から見え隠れしていた。 この灯路は午後8時かっきりに撤収された。もみじ祭りと言われているが、境内に植えられた殆どのもみじはまだ青い。 子供の頃、満月になると月の表面の陰影を兎が餅付きをしている。と祖母に教えられた。しかし、どう見ても兎の餅つき姿は見つけられなかった。 昨今は望遠鏡も発達して、月の表面の陰影も詳細に判別できて、「晴れの海」「氷の海」「静かの海」などと名が付けられて兎の餅付きの話は聞かれなくなった。 月と兎は昔から縁が深く、野兎を飼っても満月の夜に必ず逃げると僕の田舎では言われていた。小学年の頃、当時飼っていた猟犬が、野うさぎの子供を傷を付けずに咥えて帰ってきた。 金網で作ったケージに容れて飼っていたが、満月の夜にその野兎が忽然と居なくなった。ケージは壊れてなかったので、僕は子供心に祖母が密かに逃したものだとばかり思っていた。 最近、山岳カメラマンで高山蝶の研究者でもある、故田淵行男のエッセイを読んでいると、同じような話が出てきた。彼は安曇野に住んでおり、家の二階の廊下で木製で金網を張ったケージで野うさぎを飼っていた。 黄葉したメタセコイア 同じように満月の夜、忽然と姿を消した。ケージは破られた形跡はなく、2階から脱出するには1階の玄関以外に出口は無く、家族の誰もその玄関を開けてはいなかった。 そして、安曇野地域でも昔から、野うさぎは飼っても満月の夜に居なくなると言われていたらしい。僕の実体験と同じ現象が安曇野でも起きていた。 満月にアドレナリンが出るのは狼男だけではなく、野うさぎにも出るのかもしれない。 それにしても不思議な話で、これは彼のエッセイ「黄色いテント」、山の怪談・奇談の項に「月と野兎」に収められている。
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