|
3月に入り東京に春一番が吹いた。外出先から夕刻に帰宅したら、 花台に固定するのを忘れていたベランダのツツジと庭の万両の鉢植えが花台から落ち割れていた。 根を乾燥させるといけないので急いで替わりの鉢に植え替えたが、万両は少し元気がない。根が風にさらされ乾燥していたようだ。 そして、春一番のもう一つの被害は、ベランダで一月下旬から咲き始めていた二つの白梅の鉢植えの、強風にもぎ取られた花弁がベランダの隅に吹き溜まっていた。 この日は春二番?同じく風が強かったが、孫が遊びに来るというので、世田谷区にある羽根木公園で開催されている梅祭りに出掛けることにした。 羽根木公園の梅林は少し開花が遅れた早咲き種と中咲き種の梅がほぼ同時に満開、春二番の強風にも関わらず多くの人出で賑わっていた。 一昨年は歩き始めた孫と二人で観梅に来た。特産品販売所で試食した群馬県・川場村の林檎を買い、孫を抱いて片手には林檎を提げて、私鉄二駅とは云え重い思いをして帰宅した。その孫も四歳になったが、彼には二年前のその記憶は無い。 長男が小学校を卒業するまで、この羽根木公園に程近い場所に住んでいた。長男にとってこの公園の一画にあるプレイパークは、子供の頃の遊び場だった。 長男は梅祭りからの帰り、23年前まで住んでいたマンションがどうなっているのかが気になったらしく、車でその場所に向かった。 この一画は車で走るとやたらと一方通行が多くて、プロのタクシードライバーも嫌がる場所だ。一方通行に阻まれて中々その場所にたどり着けない。 僕には旧住所の正確な記憶は無かったが、長男が記憶していた住所をカーナビに入力、やっとの思いでその場所にたどり着いた。 昔住んでいた小さなマンションは跡形も無くなって、その跡地には数戸の住宅が建っていた。しかし、都会の閑静な住宅地のど真ん中に在った畑は、今尚キャベツが植えられて昔のまま残されていた。 長男も久々に懐かしい場所を訪ね、子供の頃の思い出に浸っていた。 3月1日、我が家の庭で早咲き種の桜「おかめ桜」の、緋色の小さな花が二輪咲いているのを見つけた。今日、その桜は3分咲きくらいになっていた。 朝はまだ冷え込んでいるが、春は確実にすぐそこ迄来ている。
|

- >
- 生活と文化
- >
- 祝日、記念日、年中行事
- >
- 花見


