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コスモスも梅雨時に咲かれると、漢字で秋桜とは書けない。今日の東京は、爽やかな梅雨の合間の青空が広がっていたのでまだ許せるが、コスモスにもすっかり季節感がなくなった。 ビルの壁面の小さな花壇で、吹き抜ける初夏の風に揺れ、サツキと一緒に咲くコスモスを初めて写したが、コスモスが風に揺れている様だけは、秋の気配がしないでも無かった。 このコスモスは先月から咲き始めていた。品種改良が進んだ昨今のコスモスは、春先に種を撒けば5月には花が咲くようだが、季節感がないことこのうえない。 昨今はこのコスモスに限らず、野菜や果物、魚と食べ物にも季節感がなくなっている。キュウリやトマトは一年中スーパーや八百屋の店頭に並び一年中食べることができる。 魚も殆どの魚の養殖が可能になり、また世界中から輸入され、魚屋の店頭にも年中同じような魚が並んでいる。 旬の少し前に出荷すれば高値が付くので、昔は早生の野菜などが好んで生産されたが、今やそれが年中季節を問わず手に入るようになった。御陰で化石燃料の消費量も増えている。 温暖化が進んだとはいえ、まだ四季のメリハリがはっきりしている日本において、食べ物や花卉類に、旬のメリハリがなくなりつつある。今の子供たちに、その季節の旬の食べ物を知らない子供が増えているのでは?と懸念する。 花においてはバイオ技術の進歩で洋蘭などには元々季節はないが、地植えのポピュラーな花では残念ながらこのコスモスが一早く季節感をなくしてくれた。 |
花散歩
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過日、線路際のプランターに植えられた麦を紹介した。前回記事は熟れた麦穂、麦秋を写す前に刈り取られてしまった。数日後に今度は小麦が植えられたプランターが同じく線路際のフェンスに並べられた。 前回と同じく近くの小学校の生徒たちが育てた麦だった。新しく並べられたプランターの麦は、種を倹約したのか疎らに植えられていた。今度は麦秋に至った麦穂の撮影は出来たが、疎らに植えられた麦穂は間の抜けた寂しい麦秋の写真になった。 麦秋を写した次の日に、麦穂は綺麗に刈り取られていた。 少し離れた場所のフェンスのプランターには、1箇月程前から昼咲月見草が咲いていた。この昼咲月見草はプランターが置かれているフェンスの道路を挟んだ理髪店が育てている。 と言うよりも放置されているに等しく、虫取りナデシコなども混植しており野趣溢れるプランターだ。 写真を撮らせて貰おうと思っていたが、蕾が沢山あったので急がなかった。もうプランターの昼咲月見草も蕾は殆ど残っていない。花はほぼ最後、今年の昼咲月見草も終わりに近かった。 暦の上では麦秋に至ると直ぐに入梅になる。今年の関東の入梅は6月9日、ほぼ暦通りの入梅になった。
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今年もフェンス一杯に真紅の大輪の花を咲かせてくれたつるばらのアンクル・ウォルターも、連日道路に赤い花びらを舞い散らせて、花も終わりに近付いている。 薔薇の名前をアンクル・ウォルターとしているが、これは僕が名前を調べて、多分アンクル・ウォルターでは無いか?と思って命名したので、正確ではないかも知れない。 この塀の薔薇の手入れを担当するようになってから7,8年が経つ。僕が手入れを担当をする前は、塀の手前半分位で咲いていた。薔薇の樹に樹勢があったので塀一杯に咲かせてやろうと横へ横へと枝の誘引を始め、3年位前にやっと塀の先端まで枝先が辿り着いた。 この薔薇はこの白亜の建物の亡くなったご主人が植えたらしく樹齢は判らないが、4CM位の太さの3本の幹が根元から出て、それから枝分かれした太い枝が塀の角パイプを押し曲げて道路側に出ている。 薔薇を植えた初期に計画的に塀に誘引をすれば、塀一杯にバランス良く花を咲かせる事が出来た筈。植えた人はそんなことは露知らずに育てていたのだろう?と、思いながら手入れをしている。 しかし、一株の薔薇がこれだけの塀の長さ一杯に咲かせることが出来る事を、僕はこの薔薇で初めて知った。 写真を写した頃は、丁度咲き始めたばかりだった。この直後、雨の重さで薔薇がネックから折れないようにと、細い枝の一輪一輪に針金で支柱を作り大輪の花を支えた。 このところは咲き終わった花柄を摘んだり、雨の予報の前日には消毒をしたりと、ほぼ毎日手入れを必要とする。 手入れをしていると、買い物帰りのオバサンが「今年もこの薔薇を楽しませて頂きました。ありがとうございました」。また別の人は「遠回りをしてこの薔薇を見に来ました。毎年楽しませて頂いていますが、今年も綺麗に咲きましたね」と、声をかけてくれる。 この紅い薔薇のフェンスは僕の所有物では無いが、通り掛かった人達に薔薇の花を楽しんで貰えると、自分の薔薇の事のように嬉しい。
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井の頭公園を源流にする神田川の上流域は、住宅地の中を流れている。そのコンクリートで固められた神田川の上流域の処々に黄菖蒲が植えられている。 先週は黄菖蒲の花の最盛期、無味乾燥した都会を流れる神田川の川床を黄色く染め、水の中には一時の黄菖蒲の花を楽しむかのように、大きな緋鯉や野鯉が泳いでいた。 外来種の黄菖蒲の繁殖力は旺盛で、黄菖蒲が植えられた周辺の在来種の植物を駆逐するようだが、コンクリートで固めた川床の黄菖蒲は、これ以上に繁殖のしようが無い。 繁殖を制限された黄菖蒲は、何となく檻に容れられた植物の感じがしなくも無いが・・・ この日は初夏の陽気、水辺とは云え周辺がコンクリートの中で咲く黄菖蒲はぐったりとしているように見えた。そろそろ、この流域の浅瀬では天然鮎の遡上が確認できるかも知れない。
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白やピンク色のハナミズキは清々しさを感じさせてくれるが、紅いハナミズキは、それらのハナミズキに比べると少し暑苦しさを感じる。 特にこのハナミズキを写した日の東京の気温は25度を越した初夏の陽気、且つ雨上がりで蒸し暑かった。 前回記事で僕はフィットネスクラブに再入会したことを書いたが、今回でフィットネスクラブは4回目の入会となる。最初は27歳の時に高田馬場の駅前のビルの中にあるフィットネスクラブが出来たときに一次会員として入会した。 その頃のフィットネスクラブは入会金が今と比べるとベラボーに高かったが独身だったのと、自営していたので仕事の途中での気分転換、運動不足の解消に利用をしていた。そのクラブは事務所を新宿に引っ越すまでの3年間通っていた。 それ以降の運動はゴルフ三昧だったが、ゴルフ筋肉を作ろうとして、47歳の時にまたフィットネスクラブに入った。そのクラブは10年ほど通ったがビルの経営が変わりフィットネスクラブは閉鎖された。 数箇月後に今回入ったクラブに入会、5年ほど通い3年前に事務所の移動とともに辞め、今回また再入会をした。今回で4回目のフィットネスクラブへの入会となった。 最近はフィットネスクラブも沢山出来ており、営業競争が激しくなった。特に3月はどこのクラブも新規会員募集のキャンペーンをやっている。 キャンペーン中なら入会金は零、最初の一箇月は無料等々色んな特典があり、フィットネスクラブもデフレ気味で入会し易くなった。 自宅からひと駅先にもフィットネスクラブがあるが、同じような条件なら以前通っていたクラブの方が慣れているので、僕は同じクラブを選んだ。クラブには以前から顔見知りの筋トレ仲間がまだ大勢残っていた。 |


