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陣馬山山頂からの初冬の富士山 撮影:11月25日 13:00頃 少しキレの悪い写真ですが。 朝は澄み切った青空だったが時間と共に気温が上がり、 陣馬山の西側の景色には靄が、富士山のバックには雲がかかってきた。 富士山は日本人にとって心拠り所・・・日本のシンボルと言っても過言では無い。 日本人の誰もが敬愛している山で、誰もがその綺麗な姿を見ると思わず溜息を漏らす。 其の山容を見ていると、僕は何故か穏やかな気分になれる。 又、新幹線、中央本線などの車窓から富士山が見えると、何と無く得をした気分にもなる。 もう随分昔だが、僕は富士山に過去3度登っている。 夏、秋、それと丁度今頃の時期・・・初冬に。 登山シーズン中は海抜2300Mの5合目まではスバルラインでバス、車などで入れるが、 冬山は夫々の登山口から歩いて登るしか方法は無い。 だからこの時期に富士山に登頂すると『富士山に登った』という気分に浸れる。 僕は富士吉田駅から夜間に歩いて登った。佐藤小屋に着く頃に白々と夜が明ける。 綺麗に雪化粧をした富士山は、下界から見る富士山とは異なりその気象条件は厳しい。 この時期、気温は6合目付近で零下20度位にはなっているはず。 また雪の表面は、昼間に解けた雪が夜間に凍り、ブルーアイスとなっていてその氷は硬くて アイゼンを力一杯蹴りこんでも、中々しっかりしたホールドを得られなかった記憶がある。 風が強いと立っている事も困難、また風に飛ばされた小石がうなり声を上げて耳元を掠める。 ヘルメットを被っていても常に恐怖感があった。 勿論、登山中はパートナーとはしっかりザイルで結ばれてはいるが。 冬の富士山は、気象条件が悪ければ、人間を寄せ付けない魔の山と化す。 しかし晴れて風が無い日は夏、秋などと比較出来ない位に綺麗な顔を見せてくれる。 それは全てを雪が覆い隠してくれているからである。 数年前に富士山は世界遺産への登録を却下されている。 その理由はゴミがが多くて汚いから。 最近はバイオ式のトイレが設置されているようだが、 以前はトイレットペーパーが夏でも残雪と間違うほど大量に白く流れ出していた。 山麓には、粗大ゴミが大量に投棄されていた。 アルピニストの野口健さん達が、有志が、地元の自治体がそれらの清掃作業を行っている。 最近はかなり綺麗になったようだが、やはり登山客のマナーを徹底させる必要があるし、 不法投棄を徹底的に取り締まる必要がある。 最近の新聞に再度の世界遺産登録申請に、地元の観光業者が反対していると言う記事が出ていた。 世界遺産に登録されると観光業にも規制条件が付く為らしい。 目先の利益ばかりを追求しているのは、どうも富士山の恩恵を一番受けてきた観光業者のようだ。 その規制の条件の詳細は知らないが、今こそ富士山に恩恵を受けてきた人達は、 本来の綺麗な富士山を取り戻し、その恩恵に報いる事では無いかと思っている。 また富士山に入山、登山する人達から少し高額の入山料をとり、 富士山の維持管理の費用にすればよいと思う。 若しくは入山、登山者数の規制をするとか? そうすれば入山、登山者の意識も少しは変わると思われるが? そこまでやらないと綺麗な富士山が維持出来ないのも恥かしいことだが?
でも富士山は日本の象徴なのだから・・・ |

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