高尾・高楽寺の紅しだれ
撮影:2011年 4月6日
高楽寺は京王線、JR高尾駅南口から歩いて10分位の距離に在り、この紅しだれ桜は京王線の車窓からもよく見える。高楽寺は高尾山・薬王院の末寺の小さなお寺で、本堂はこの紅しだれ桜よりも小さいのではと思わせる程のお寺である。
お寺の周辺はマンションや民家が密集して立ち並んでいるが、この界隈は40年くらい前までは民家も少なかった。バブル経済の頃をピークにこの界隈の開発が進んだようだ。
僕の勤めていた会社の勤務先は芝浦に在ったが、僕の所属する部門は40年ほど前に高尾の事業所内に移転をした。当時の京王高尾駅、JR高尾駅南口の前から、僕の勤める会社の間には何もなくて荒地だった。
僕は移転後、3年ほど勤めてその会社を退職したが、その頃はまだこの桜の存在は知らなかった。
紅しだれ桜を一目見て一昨年に訪れた時より、一回り小さくなったような気がした。3枚目の写真を写した時に、真中の大きな枝の先端が無くなっているのに気が付いた。
それでも狭い境内一杯に枝を広げて、一部は塀の外の駐車場まで張り出している。広い場所に植わっていたら随分と見栄えのする紅しだれ桜だと思う。
狭い境内の庫裏の前には立ち入り禁止の看板が、裏手の墓地にも立ち入り禁止のカメラマン対策の看板が建てられていた。そして、此処もご多聞に漏れず「今年は節電の為、桜のライトアップは中止します」と張り紙がされていた。
石原都知事が自動販売機、パチンコ屋の節電を都条例で制定すると言い出した。個人的には良い事だと思っている。
夜の高尾山の誰も居ない山頂や、尾瀬の登山口に向かう山間部に夜間入ると民家の灯りは見えないのに、飲料の自販機の灯りだけが道端で煌々と輝いている。殆ど買う人が居ないのに馬鹿げた話だ。
飲料の自販機が2台で一般民家一軒分に相当する電力を消費しているとは知らなかったが、夜間に飲料を買いたいなら街中にはコンビニが至る処にある。
この際、多過ぎる飲料自販機に規制をかけ、時間制限だけではなくて少し設置台数も減らせば良いと思っている。
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