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新宿御苑の芝生の広場(イギリス様式庭園)に、大きな樹が植えられている。 その巨木は、芝生の広場に行くと否が応でも目に飛び込んでくる。其れくらいの巨木で風格がある樹だ。 この高さが20M位の巨木、新宿御苑のシンボルツリーとも言えるユリノキだ。 そしてユリノキは、多くの公園、街路樹などに植えられていて、決して珍しい樹では無い。 この大きな樹に花が咲いているが、遠くからではその花は判らない ユリノキを調べて見ると、木蓮と同じ科に属している植物で、学名は Liriodendron Tulipifera ラテン語で『百合の樹木』と名前が付いていた。 しかし、原産国のアメリカではTulip tree 『チューリップの樹』と呼ばれている。 そして、ネイティブアメリカンは、この樹の幹でカヌーを作っていたようだ。 咲き始めのユリノキの花・・・まだ青い 薔薇園の薔薇を撮影した後、閉園のアナウンスが流され新宿門に帰る途中で、夕日がこのユリノキに沈むのを見て、何と無くこのユリノキの下を通った。 樹上を見上げてみると、一番下の枝にチューリップに似た花が、5月の風に揺れ、その花は夕日に照らされて黄色く輝いていた。 そして、樹上を見上げると、沢山の花を付けていた。 開花が進んだユリノキの花・・・一番奇麗な頃? 僕が良く行く善福寺緑地にもこのユリノキが何本か植えられているので、チューリップのようなユリノキ花は昨年確認していた。 昨年、その公園のユリノキの花を撮影しようと試みた。 下の方に枝が無くて、その樹高のあるユリノキの、梢の方に咲く花は僕が持っているレンズでは届かなかった。結局昨年は撮影を諦めた。 満開のユリノキの花・・・散る寸前? この日は風が有ったが、揺れるユリノキの花の撮影に何とか成功した。 もう1本ユリノキがあるのを知っていたので、閉園時間を気にしながらそちらのユリノキにも行ってみた。 そちらのユリノキにも見事に花が咲いていた。 風に揺れる梢からは、時たま、ボタっと大きな音を立てて、寿命が終えた花が落ちてくる。 その大きな音は、樹上にレンズを向けていた僕を驚かせた。 |
樹
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この前の記事、ラクウショウと川を挟んで対岸斜めの位置に植えられている。 メタセコイアは最近色んな場所で、その綺麗な樹形を見ることができる。 空に向って真っ直ぐ伸びた幹、バランスよく出た枝・・・本当に樹形が綺麗な樹だ。 調べてみるとメタセコイアは100万年位前に日本では絶滅しており、化石しか残っていなかった。 1940年代に生きている樹が、中国四川省で発見され、100万年前から進化していない事から、生きた化石と呼ばれており、そして化石の名前のメタセコイアが、そのまま名前となっている。 戦後、国と昭和天皇に贈られた苗木を、日本で繁殖させて今に至っているようだ。 東京、八王子市の淺川の河原に、メタセコイアの株の化石が沢山有るらしい。 一見するとラクウショウと区別がつかない。 この樹の下にメタセコイアとラクウショウの見分け方が書かれていた。 メタセコイアの葉は対向、ラクウショウは交互に葉が着いている。 木肌はかなり異なると思う。 メタセコイアはアメリカ西海岸に生えている、世界一の樹高を誇るセコイアの仲間、杉の仲間で和名をアケボノ杉とも呼ばれる。 建築資材としては?を調べて見たが、どのサイトにもその記載は無かった。 アメリカのセコイアは防腐効果が大で原住民のトーテムポールに使われていることからも、建築資材に向いているのでは? 落葉針葉樹のメタセコイアのこの散歩道も、四季折々にその姿を変え、路行く人を楽しませている。 特に僕は、葉をすっかり落としたメタセコイアの、冬の散歩道が好きだ。 メタセコイア: http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/gymnospermae/taxodiaceae/metasekoia/metasecoia.htm http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%82%BB%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%82%A2 |
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北米南部、メキシコ原産で、ラクウショウという樹木がある。 メタセコイアに良く似た樹木で、一見すると区別がつかない。 漢字では落羽松と書かれるが別名、沼杉と呼ばれている。 原産地では湿地に多く生えているようだ。 この公園では、ラクウショウの林があり、落葉針葉樹のラクウショウは冬にはその葉を落とす。 葉を落とした林は明るいが、この時期から新葉が出始め、そしてその新葉が綺麗だ。 後一ヶ月もすると、またその林は鬱蒼と茂り、遊歩道の上に覆い被さってくる。 僕は明るい冬のラクウショウの散歩道も、鬱蒼と茂った夏のラクウショウの散歩道も気に入っている。 このラクウショウは湿地に生えると、空気中の酸素を吸収するために『膝』と呼ばれる気根を出すようだ。この公園にはそれは見当たらないが。 しかし、建築用材料としては、余り良い素材にはならないようだ。 それにしても大きな樹だ。 |
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新宿御苑の薔薇の花を写したくて、午後から新宿御苑に行った。 先日御苑を訪れた時には満開だったが、次間が無くて撮影できなかった。 今日は風が強くて撮影は中々大変だったが、一応カメラのフレームには収まってくれた。 強風に葉裏を見せている朴の木 花は殆ど終わっていたが、地上から2M位のところにまだ2つ残っていた。 肉厚の花びらで10CM位の大きさの花だった。 朴の木は木蓮の仲間のようであるが、この花は余り木蓮に似ていない。 先日、都民の森の三頭山(みとうさん)に登った時に、山頂付近の山肌に朴の木の大きな葉が沢山落ちていた。 今度は山に咲く朴の木の花を見てみたい。 |
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撮影:4月20日 浅間尾根 樅の樹の近くで この前の記事の樅の樹を通り過ぎて、九十九折の山道を少し下ったところに少し明るい場所があった。 この樹が杉林の中に明るい空間を作っていた。 この樹も樅の樹に負けないくらいの迫力で、幹の周りはそれ以上の太さだった。 太い根は岩に張り付き、その岩を押し割ってしっかり大地に根を下ろしていた。 そして押し広げた大きな岩石を抱き込んで、立っているこの樹のパワー、迫力には言葉がなかった。 それと自然の生命力の力強さ、逞しさも教えてくれた。 山道はこの樹に敬意を払うように迂回して作られていた。 残念ながらこの樹の名前は判らない。
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